「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」のネタバレあらすじ結末

コメディ映画

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式の紹介:2007年公開の日本映画。葬儀の日、母は死んでないと聞かされた娘が、母を迎えに17年前の日本へタイムスリップする。2年先に到来する日本の経済破綻を防ぐ使命も課された主人公が辿る運命は!?

バブルへGO!!タイムマシンはドラム式の主な出演者

下川路功(阿部寛)、田中真弓(広末涼子)、宮崎薫(吹石一恵)、高橋裕子(伊藤裕子)、田島圭一(劇団ひとり)、菅井拓朗(小木茂光)、玉枝(森口博子)、芹沢良道(伊武雅刀)、田中真理子(薬師丸ひろ子)、飯島直子(飯島直子・本人役)、飯島愛(飯島愛・本人役)、ラモス瑠偉(ラモス瑠偉・本人役)、八木亜希子(八木亜希子・本人役)

バブルへGO!!タイムマシンはドラム式のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①真弓は母・真理子の葬儀に現れた下川路に、母が1990年にタイムスリップしていると聞かされる。真理子は日本の経済破綻阻止のため1990年にワープしたのだ。母を追って真弓も過去に行く。 ②1990年はバブルだった。真弓は自分の父が下川路と知り、2人は協力して真理子を救い出す。未来へ戻った真弓と真理子は、バブリーな2007年に驚いた。

【起】- バブルへGO!!タイムマシンはドラム式のあらすじ1

1990年3月、大蔵省。
金融局長の芹沢が「3月30日をもって、不動産の投機を目的とした銀行への取引融資を規制する大改革を行なう」とマスコミに記者会見していました…。
〝バブルは、崩壊して初めてバブルとわかる アラン・グリーンスパン前FRB議長〟
…2007年3月、東京。
田中真理子の葬儀がしめやかに行なわれていました。喪主は真理子の娘・田中真弓です。真弓には父がなく、未婚の母の真理子に女手一つで育ててもらいました。父の素姓は全く知らないままです。
母・真理子は東京大学を卒業後、港区にある日立家電研究所で働いていました。真弓は母・真理子が仕事で多忙だったこともあり、幼少期からかまってもらえていません。
家を出てキャバレーのホステスをしているものの、同棲相手に借金を押しつけられて逃げられた真弓には、自分が作ったわけではない200万円の借金がありました。
そんな折、母・真理子が海で自殺したとかで、遺体もあがっていない状態での葬儀の喪主を務めていました。
葬儀会場にまで、平成クレジットの借金取り・田島が返済を迫って乗り込んできます。田島は真弓の事情を知っているので多少同情的ではあるものの、「200万はきっちり返してもらう」と言いました。
会場に見知らぬ男(下川路)が現れます。男は真弓を見て真理子に娘がいたのかと驚き、「計画をまだ終わらせるな」と、どこかに電話しました。
さて母・真理子の香典は全部で23万円しか集まりません。残り177万円をあと3日で払えと迫られた真弓は困ります。小銭すらない真弓は田島にハンバーガー代の500円を借りる始末でした。うち100円は「平成19年(2007年)」の刻印で、いいことあるかもと思った真弓はポケットにしまいます。
田島は「俺だってバブルの頃はチョー銀(一流の銀行)の銀行員だったんだぜ。潰れたけどな」と言いました。
葬儀の後、真理子の家に、古くからの友人という男が訪問します。真弓は恋人と同棲解消した後、実家に帰っていました。
男は「お前の母親は死んでいない」と言い出し、「財務省大臣官房経済政策課 下川路功(しもかわじ いさお)」と書かれた名刺を差し出します。
下川路はある新聞記事を見せました。それはつい1週間前に見た「コンタクトをやめて眼鏡にした」母が映っている桜開花の記事ですが、なんと日づけは1990年3月です。
真弓の母・真理子は日立家電研究所でタイムマシンを作りました。真理子はある計画のために1990年にタイムワープし、それから新聞記事の写真にさりげなく写り込むことで消息を知らせていたのですが、音信不通になったため、下川路らが自殺したと通報したのです。通報したのは、計画を終わらせるためについた嘘で、真理子が死んだわけではありませんでした。
下川路は財務省の審議官で、真弓を財務省内に案内します。地下の一角にある物々しい部屋には、同僚・菅井がいました。そこで下川路は真弓に、日本経済崩壊まであと「713日13時間」しかないと告げます。
経済が理解しにくい真弓のために、下川路が分かりやすく説明しました。日本の借金が814兆円以上あり、少子高齢化で返せるあてがないのです。
もし日本経済が破綻すると大手銀行は潰れ、連鎖的に倒産することは必至です。

【承】- バブルへGO!!タイムマシンはドラム式のあらすじ2

真弓は昨晩借金取りの田島がぼやいていた「バブルの頃はチョー銀。潰れたけどな」という言葉を思い出しました。連鎖的に日本企業が倒産すると失業率が2000万人を超え、犯罪率が増加し政府は機能を失います。つまり日本自体が破滅に追いやられる…そう下川路は言います。
下川路と菅井はそこで真弓を黒い車に乗せ、日立家電研究所へ連れて行きました。真理子と下川路、菅井は東京大学時代の同期の仲でした。
真弓は真理子の研究室を初めて見ました。扇風機と掃除機が多いのですが、扇風機は嵐ほどの風を起こし、掃除機は人間も吸い込みそうなほど強力です。
そして…真理子が発明したタイムマシンは、ドラム式の洗濯機でした。その洗濯機に入って真理子は1990年3月にタイムワープし、日本が不景気に陥ったとされる根本の原因…バブルの崩壊を止めに行ったのです。それは大蔵省の芹沢金融局長が「3月30日の銀行取引融資規制法」にあたります。
真理子と連絡が取れなくなって、菅井も下川路もタイムマシンを試してみました。しかし泡まみれになって靴下が色落ちした程度で、ワープはできません。
研究した結果「最大長(身長)160cm以下、最大円周(バスト&ヒップ)80cm以下、体積50L以下のもの」だけが合致すると判明したのです。
下川路と菅井は「バブル崩壊を止めてほしい」と真弓に頼みました。バブル崩壊が止められれば借金もなくなっているだろう…そう囁かれ、真弓は引き受けます。
水着姿で私物は防水バッグに入れてもらい、真弓は1990年にワープしました。洗剤も「念のため」入れます。機械に入る直前、下川路に「17年前ってことは、いるよね?」と真弓が聞くと、下川路は「近寄るな。17年前の俺は、危険だ」と謎めいた言葉を吐きます。
10人ほどの研究員が見守る中、真弓はワープして1990年3月26日に行きました。
17年前の研究所員に追い出された真弓は、研究所前のレインボーブリッジがまだ建設途中なのを見て感激します。
真弓は大蔵省の芹沢に会いに行き、母・真理子が来なかったかと突撃しますが追い払われました。大蔵省内に下川路を見つけた真弓は話しかけますが、「17年前の俺は危険だ」と言った意味をすぐに悟ります。17年前の下川路は超がつくほどのプレイボーイだったのです。
下川路に夜の六本木のディスコに連れられた真弓は、「ところでGパンずり落ちて、へそ見えてるぞ」と言われ「ファッション!」と切り返しました
ディスコ(真弓にとってはクラブ)で飯島愛を見つけた真弓は「本書いたら売れる」と言い、ラモスには「JリーグのドーハでのW杯予選の時、対イラク戦のコーナーキックに気をつけて」と声をかけます。ラモスからティファニーのネックレスをもらいました。下川路は真弓を占い師と勘違いします。
下川路が真弓を口説くのを見たTVレポーター・宮崎薫が怒って下川路を殴り、下川路は「効くねえ」と言います。薫が真弓と話して目を離した隙に、下川路はもう別の女性・八木亜希子を口説いていました。
ディスコから出た真弓は、大学を卒業したばかりの田島(2007年では借金取りの)に会って反射的に逃げますが、この時代まだ借金がないことに気づきます。田島は真弓に4万円を握らせて、卒業パーティーに誘いました。手にした現金を見て初めて、真弓は「これがバブルなのか」と実感します。

【転】- バブルへGO!!タイムマシンはドラム式のあらすじ3

田島は4月からチョー銀への就職が決まっていました。「チョー銀潰れるよ」と言っても田島は信じません。誰もが、いつまでも好景気が続くと思っていました。
船上で開かれた卒業パーティーのビンゴで、真弓は200万円をたやすくゲットします。田島にダンスに誘われた真弓はヒップ・ホップを踊り、周囲の人たちは踊るのをやめて真弓に見入りました。
何もしていないのにひと晩で現金204万円とタクシー代チケット数枚、ティファニーのペンダントを手に入れた真弓は「バブルってサイコー!」と思います。
一夜明け(27日)船の甲板で目覚めた真弓は、母親探しを思い出しました。芹沢局長の部屋に潜入し、2007年の『週刊ダイヤモンド』を見つけて母・真理子が芹沢の元を訪れたと確信します。
警備員に見つかって大騒動になった真弓を見つけたのは、芹沢の秘書・高橋裕子に殴られて「効くねえ」と言っていた下川路でした。真弓は2007年から来たのだと下川路に訴えますが、下川路は全く信じません。
この時代まだ携帯電話はなく、ポケベルが鳴って電話しようとした下川路が真弓に小銭を借りました。真弓は渡した100円玉が平成19年の刻印だと思い出して公衆電話を切ると、戻ってきた100円玉の刻印を下川路に見せます。「作ったのか」と言われ「なら、なんで電話できるの?」と言い返します。
下川路は100円玉の成分分析のため試験鑑定課・菅井を訪れました。打刻ミス説が出ますが、下川路は真弓がただの人間ではないと思うようになります。
夜、下川路は下ごころ満々で真弓を自宅へ招きました。自宅は窓一面ガラス張りの超ゴージャスな、トレンディドラマに出てきそうなマンションの一室です。
真弓がシャワーを浴びる間、いそいそとベッドをチェックする下川路ですが、真弓は1990年のテレビ「スターどっきりマル秘報告」に激ハマりし、17年後の下川路を「暗い重い冷たい、17年の間に何があったんだろうね」「あなた出世してない。仕事場、地下」と言ってのけると、寝室に鍵をかけて寝ました。
寝室から追い出された下川路は、苦々しい思いでワインを飲みながら、真弓が持っていた『週刊ダイヤモンド』を読みます。雑誌には2007年の老けた真理子の写真が挟まれ、雑誌の中身はとても頭の悪そうな真弓が作ったとは思えない出来で、下川路はまさか…と思いました。
朝(28日)、秘書・裕子との約束を忘れた下川路はまた顔を殴られ、芹沢に不動産取引融資の最終確認を求められます。「ジャーナリストとして真弓に会わせてくれ」と薫に頼まれた下川路は、交換条件として母・真理子が警察に拘留されていないか調べるよう言いました。
テレビ局に行った真弓は、まだ売れていない飯島直子に「諦めないで頑張って。缶コーヒーのCM絶対来るから」と励まします。
薫と会った真弓は2007年のことを聞かれ「1999年(ノストラダムスの預言)は特になし」「一番変わったの、ケータイかな」と言って携帯を見せます。薫は真弓でテレビ番組を作る気になり、企画書で頭がいっぱいで、母親探しはあてになりません。
カフェに真弓を連れていった下川路を見て真理子が近づくと「娘は渡さない」と言い出しました。よく見ると、1990年当時の真理子です。

【結】- バブルへGO!!タイムマシンはドラム式のあらすじ4

1990年の真理子はこの数日急に男につきまとわれるようになり、それを「自分の娘を奪いに来ている」と勘違いしていました。「娘の名は…真弓?」と聞くと、1990年当時の真理子は「やっぱりあなたが仕組んだことね」と思い込みます。
下川路も真弓も、真理子のお相手であり真弓の父親が下川路だと初めて知り、2人ともショックを受けました(男につけられていなければ、真理子は下川路に明かすことはなかった)。
真弓が娘と知った下川路は途端に父性愛に目覚め、薫に「俺はあの子を守るって決めた」と宣言します。薫は「本命ができた」と勘違いしました。
薫が(2007年の)真理子の消息を調べました。首相の車を停めた嫌疑で真理子は麹町南警察署に拘留されていましたが、つい1時間前に釈放されていました。
下川路は芹沢秘書・裕子に電話し、芹沢が真理子と赤坂の豊川料亭で会うと知ります。真弓は芸者に紛れ、下川路は料亭の雑用係になりすましました。
芹沢は日本の未来を影で支えている人たちを集めており、真理子に話を要求します。芹沢は経済破綻を承知しており、むしろ経済を破綻させるつもりでいました。それを利用して株を買い、ひと儲けしようとたくらんでいたのです。
真弓は携帯で動画を撮りますが、見つかってお座敷が大騒ぎになります。携帯は水没し、真理子、真弓、下川路は取り押さえられました。
この一部始終を、隣室から薫が生放送していました(スターどっきりマル秘報告のパクリか?)。芹沢の悪事は露見し、通報されます。
問題は解決したかに思えましたが、下川路は1990年の真理子が「男につけられている」と言ったのを思い出しました。この時代の真理子を殺せば、2007年の真理子も亡きものにできる…つまり真理子を狙っていた男は芹沢の手先だったのです。
真弓と下川路が日立家電研究所へ行くと真理子が狙われており、真弓は人も吸い込みそうな勢いの掃除機を使いました。刺客の服はすべて脱げ、相手は失神します。
翌日の記者会見で、下川路は大蔵省の不動産総量規制は廃案と言いました。真弓は200万を1990年当時の母・真理子へのプレゼントにし、ティファニーも置いて2007年に戻ります。
…2007年3月に戻った真弓と真理子は、田島に出迎えられました。田島は公設秘書になっており、真弓を「お嬢様」、真理子を「奥様」呼ばわりします。
呆気にとられる真弓と真理子は、菅井が官房長官に、そして下川路が総理になっているのを驚きました。戻ってきた真弓と真理子に、下川路は「この17年何があったかは、夕食の時に話そう」と言います(真理子と下川路は結婚した)。
秘書・裕子に「家族は家族、愛人は愛人だからね」と耳打ちした下川路は、拳で殴られ「効くねえ」と洩らしました。
新たな2007年の世界では、渋滞解消としてレインボーブリッジが3本できていました。
(エンド後)〝この映画はフィクションです。2007年現在、ドラム式タイムマシンは発明されていません。
洗濯機の中に入ると、命にかかわるケガをする恐れがあり、大変危険ですので、絶対に真似をしないで下さい。(音声と文字での警告案内)〟

みんなの感想

ライターの感想

ホイチョイ・プロダクションの映画シリーズ第4弾。
ホイチョイはバブル描くの、ほんと上手!
そんな難しく考えて見る内容ではありません。むしろお気楽な感じで視聴すべき。
コメディ要素はふんだんにあります。悪役ははっきりしているし、勧善懲悪スタイルでばしっと決まってます。
バブル時代って、こんなだったんだ…と驚かされました。私、この時代を生きてましたが、田舎だったからか知らない!(驚愕)
但し「そういえばテレビで話題になってたような…」的な内容がけっこうあるので(私個人の話)、リアリティはあると思います。
でも今年2016年、この映画作られてもう10年近く経過するんだな。
  • 匿名さんの感想

    バブル景気を題材にした日本版バック・トゥ・ザ・フューチャーをやりたかったんでしょうが、
    私はバブル景気に美味しい思いしかしなかったスタッフの妄想、という印象しか持てませんでした。
    前半はそれなりに面白かったですが、このオチは流石にバブルを都合よく解釈しすぎているというか・・
    そもそも総量規制が全ての元凶という考えからして現実逃避が過ぎます。
    レインボーブリッジ3本で理想の未来を表現というのも税金の無駄遣いにしか見えず流石に時代錯誤でしょう。

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