「刑務所の中」のネタバレあらすじ結末

コメディ映画

刑務所の中の紹介:懲役3年の刑を受刑することになった漫画家のハナワと、囚人仲間たちの刑務所内での生活をコミカルに描く。
実際に服役した経験を漫画にした花輪和一の同名原作を、2002年に崔洋一監督が映画化。極力原作を忠実に再現しているが、劇中では多少の変更点もある。

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刑務所の中の主な出演者

ハナワ(山﨑努)、伊笠(香川照之)、田辺(田口トモロヲ)、小屋(松重豊)、竹伏(村松利史)、ティッシュマン高橋(大杉蓮)、掃夫友田(伊藤洋三郎)、大内(木下ほうか)、岸田(長江秀和)、中井(戸田昌宏)、原山(森下能幸)、浜村(窪塚洋介)、看守(斎藤歩)、医官(椎名桔平)
ミリタリー中田(遠藤憲一)、ミリタリー佐藤(浅見小四郎)、ミリタリー田村(粟田茂)、ミリタリー木下(恩田括)、ミリタリー佐伯(小木茂光)

刑務所の中のネタバレあらすじ

【起】- 刑務所の中のあらすじ1

ガンマニアの漫画家ハナワは、銃砲刀剣類等不法所持及び火薬類取締法違反の罪により懲役3年と処され、北海道日高刑務所で服役しています。

五匹の生活
ハナワの303号室では、金持ちの息子で潔癖症の井笠〈婦女暴行罪、未成年買春〉、部屋で唯一の二級受刑者の田辺〈殺人罪〉、腕に自ら“仁議”(仁義の間違い)と刺青を掘った小屋〈窃盗罪〉、薬物に未練のある竹伏〈覚せい剤取締法違反〉が収監されていました。
5人は落ちている陰毛の犯人捜しをしたり、電気カミソリの電池の持ち比べをしたり、下らない会話を毎日繰返しています。所内ではそれなりの食事が用意され、悪事を働いたのにこんなにいい生活をしていいものかとハナワは感じていました。
受刑者は細かく部屋の整理・掃除をし、平日は木彫品の製作などをしています。作業場に行くのには、受刑者揃って行進をせねばならず、指先が曲がっていても看守に厳しく注意されます。作業中は勝手な離席は許されず、落とした物を拾うのにも用便の際にも挙手し、看守の許可が必要です。ハナワはこれが実に苦手でした。
入浴は二日に一回あり、風呂のない日はバケツで手足を洗います。
規則違反をすると、懲罰房(独房)に入れられます。ある時303号室の向かいの部屋の受刑者が、クロスワードパズルをノートに写さず直接書いたことで、懲罰房行きとなりました。 この映画を無料で観る

【承】- 刑務所の中のあらすじ2

うれしいお正月
刑務所でも年末・正月はおせち料理が出ます。羊羹やあべかわもち、栗きんとんなどの甘い食べ物が出るほか、エビフライや牛丼などいつもより豪勢な料理が出されます。普段は麦ごはんが主食ですが、正月は白米に変わりこの時期に体重が4キロも増える者もいました。今年もまもなく年末を迎える頃になりました。

檻火花
週に2回は医務の日です。医官が来ますが、あくまで雑な診断しかしてくれません。
田辺は掃除係の友田を毛嫌いしていました。看守を“先生”と呼び、可愛がられようと媚を売っているからです。友田は高橋という受刑者の陰部にティッシュが付いていたことまで、看守に報告していました。受刑者たちは、誰の陰部が大きいやら乳首が小さいやら、そんな話題で盛り上がるのでした。
部屋では夜間にテレビの視聴が可能です。しかし井笠が小屋にちょっかいを出し騒いだことで、303号室は1カ月間視聴禁止となりました。

【転】- 刑務所の中のあらすじ3

パンの日
パン食は毎月6回、昼に支給されます。その日はなかでも楽しみな、小倉やマーガリンやフルーツが出る日で、みんなそれぞれの食べ方で満喫しました。ハナワは幼い頃に食べた美味しいものよりも、このパン食が何千倍もうまいと感じていました。

免業日
土日祝日は工場作業が無くなり、起床も1時間遅くなります。定期的に行う映画集会は、三級受刑者は隔月に参加できますが、二級受刑者は月1回のペースでした。二級の田辺はハナワ達に対して、自慢げでした。集会に向かう時は足踏み行進しなくてもいいうえに、お菓子も支給されるのです。
免業日は午後に昼寝もできます。しかしこの時間帯は、雑談、囲碁、将棋は禁止となり、書き物をする場合は、布団を敷いてはいけないという規則がありました。免業日は運動がないので檻の中から出られません。外の様子も見られず、心にしこりが出来そうでハナワはいくらでも眠ることができました。

【結】- 刑務所の中のあらすじ4

それじゃさま懲罰房
303号室の5人は、出所後に会おうとこっそり連絡先を交換したことが見つかり、全員が懲罰房行きとなりました。罪名は不正連絡です。
懲罰房では薬の袋作りが課せられましたが、ハナワは無性にやりがいを感じ、自らノルマまで立てて作業し、そのため便意を我慢することも…。ハナワは人に会わず、入浴も1人という独房が快適で、懲罰房生活が囚人としての一番の思い出になると感じていました。
薬袋を回収に来る受刑者がいつも「それじゃぁ」と声を掛けるので、“それじゃさま”と呼ばれていました。

ムショの草
受刑者の運動として、屋外で野球が行われています。ハナワはプレイには参加せず、見学・おしゃべり専門です。ある日のハナワは、ご飯に醤油をかけて食べるとうまいのだと、同じ嗜好の受刑者と語り合っていました。井笠はいつも外野フライの球を落球しています。冬が終わり、芝生にタンポポが咲き始めていました。

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みんなの感想

ライターの感想

受刑者のドキュメンタリーならば笑えないと思うのですが、同じような光景を見ているはずなのに、ものすごく笑ってしまいました。演者さんたちの表情や、細かい体の動きが笑いを誘うのだと思います。名優揃いです。
特に山﨑努さんの不気味な笑顔や、心の声のナレーションが滑稽でたまりません。

実際の刑務所での生活とはこんな感じなのだろうと、妙に実感させられるようでした。もちろん、服役したことはありませんけど(笑)

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