「名探偵登場」のネタバレあらすじ結末

コメディ映画

名探偵登場の紹介:1976年製作のアメリカのミステリーコメディ作品。世界で高い名声を得ている名探偵たちが大富豪の出す難問の解決に挑戦する。小説やドラマで有名な警部や探偵のパロディキャラクターを、ピーター・セラーズ、ピーター・フォークら豪華キャストが熱演している。

予告動画

名探偵登場の主な出演者

シドニー・ワン(ピーター・セラーズ)、サム・ダイアモンド(ピーター・フォーク)、ディック・チャールストン(デヴィッド・ニーヴン)、ジェシカ・マーブルズ(エルザ・ランチェスター)、ミロ・ペリエ(ジェームズ・ココ)、ライオネル・トウェイン(トルーマン・カポーティ)

名探偵登場のネタバレあらすじ

【起】- 名探偵登場のあらすじ1

世界で活躍する5人の名探偵が、あるパーティーに招待されました。主催したのはトウェインという名の富豪で、パーティーは晩餐と殺人をテーマにしたものだといいます。名探偵たちはそれぞれパートナーを連れていました。カタリナ警察のワン警部は息子を、ニューヨークの探偵チャールストンは妻を、ブリュッセルの探偵ペリエは運転手を、サンフランシスコの探偵ダイアモンドは助手で愛人の女性を、イングランドの女性探偵マーブルズは年老いた看護婦を、それぞれ連れてきていました。

霧深い道を越え、たどり着いたトウェイン邸は不気味な雰囲気が漂っていました。玄関では訪問者を目がけて石像が落下し、屋敷では盲目の執事に出迎えられ、壁には気味の悪い絵画やはく製でいっぱいでした。そして、外ではひどい嵐が起きていましたが、それも特殊効果によるものだといいます。トウェイン氏は名探偵を迎えるために、オカルト的な雰囲気を演出していたのです。そして、屋敷の中では怪しげな人影が潜んでおり、名探偵たちを狙っていました。

【承】- 名探偵登場のあらすじ2

屋敷には今日のために雇われた中年の女性コックが訪ねてきますが、その女性は口と耳が不自由で英語も使えません。執事の指示は伝わらず、目が見えない執事はその状況に気づくことすらできませんでした。コックは厨房で休憩し続け、料理は一皿も完成しないままディナーの時間を迎えてしまいます。しかし、料理の不備は大きな問題にはなりませんでした。パーティーの席についた名探偵たちを次々と危機が襲ってきたのです。

毒入りワイン、鋭い剣の落下、そして停電…明かりがつくと、主催者席にはトウェインが座っていました。トウェインは不気味な表情を浮かべながら、名探偵たちに謎解きを持ち掛けます。名探偵が挑むのは、これから起きる「この家の誰かが惨殺される」事件。謎解きに成功した名探偵が手にするのは、現金100万ドルとこの謎解きに関わる本や映画化の権利。しかし、もし失敗すれば、名探偵たちはこれまでの輝かしい名声を失ってしまいます。

名探偵たちがこの状況に困惑しているうちに、トウェインは逃げられないよう屋敷に鍵をかけ姿を消してしまうのでした。事件が起きると予告されたのは深夜12時。残された時間は、一時間しかありませんでした。

【転】- 名探偵登場のあらすじ3

名探偵たちはその場から離れまいとしますが、11時30分頃、口と耳が不自由な女性コックが取り乱した様子で「執事が死んでいる」というメモを名探偵たちに渡してきました。ワン警部、ペリエ、マーブルズが厨房に向かうと、椅子に座り机に倒れ込む執事がいました。執事には外傷がありませんでしたが、確かに死んでおり、厨房からはナイフが盗まれていました。さらに執事の手に握られた請求書を確認すると、そこには執事、コック、いすなど、今回のパーティーに関わるものが列挙されていました。執事は今回のパーティーのためだけに雇われていたのです。

ペリエたちをさらに奇妙な出来事が襲います。厨房を再び訪れると、執事の体は消え、服だけがそのままの形に残っていたのです。そして、食堂に戻ろうとしますが、何度ドアを開けても誰もいない食堂につながってしまいます。そこで突然、はく製の陰に隠れたトウェインがペリエたちにヒントを与えてきました。その指示通りにすると、ドアは再び名探偵たちが待つ食堂につながりました。

ペリエたちが食堂に戻ると、厨房から銃声が聞こえてきました。今度は、チャールストンとダイアモンドが厨房に向かいます。厨房では、裸の執事が先程と同じ姿勢をとって死んでいました。

【結】- 名探偵登場のあらすじ4

先ほどと同様の現象がダイアモンドの身にも起こります。なぜかドアが無人の食堂につながってしまうのです。名探偵たちは推理しますが、不可思議な屋敷の謎は解けそうにありません。そうしているうちに、問題の12時が近づいてきました。席に座り手を取り合う名探偵たち。12時は何事もなく過ぎましたが、それから間もなく食堂には背中をナイフで刺され死体となったトウェインが現れました。そして、部屋の近くからはあの女性コックそっくりのロボットが発見されます。

推理をしていく中で、ここにいる名探偵全員がトウェイン氏と因縁があることが判明します。名探偵たちは全員、トウェイン氏を殺す動機があったのです。名探偵たちはここで謎解きを一時休止し部屋に戻りますが、新たな危険に遭遇します。毒蛇、サソリ、毒ガス、爆弾、部屋を押しつぶす天井…名探偵たちは部屋に仕掛けられた危険を乗り越え、真犯人の元にたどり着きます。死んだはずの執事が生きていたのです。名探偵たちは執事を追いつめ、それぞれ推理を披露しますが誰も謎を解くことはできません。呆れかえった執事はフェイスマスクをはがし、正体を明らかにします。それはトウェインでした。トウェインは名探偵たちを「慢心している」と非難し、高額な滞在費用を名探偵たちに請求します。

名探偵たちが帰るのを窓から見送ると、トウェインはさらにフェイスマスクをはがし始めました。そして露わになったのは、あの女性コックの顔でした。コックは満足そうな表情を浮かべ、不気味な高笑いを上げるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

一つ一つのトリックに頭を悩まされる作品です。物語の謎も多いですが、それ以上に笑えるポイントが盛りだくさんです。コミュニケーションが成立しない執事とコック、カタコト英語のピーター・セラーズ、オカルトを追求しすぎた屋敷などなど、非日常的な切り口で笑いを提供してくれます。謎解きをしようと思って観るのではなく、一つのコメディ作品として観るのがお薦めです。

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