「土竜の唄(潜入捜査官REIJI)」のネタバレあらすじ結末

土竜の唄 潜入捜査官REIJIの紹介:2014年公開の日本映画。監督は三池崇史、脚本は宮藤官九郎。暴力団の大物を逮捕するため、潜入捜査を命じられた交番勤務の警察官が、色んなトラブルに巻き込まれながらも奮闘する姿をコミカルに描く。

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予告動画

土竜の唄(潜入捜査官REIJI)の主な出演者

菊川玲二(生田斗真)、日浦匡也(堤真一)、若木純奈(仲里依紗)、月原旬(山田孝之)、猫沢一誠(岡村隆史)、黒河剣太(上地雄輔)、酒見路夫(吹越満)、赤桐一美(遠藤憲一)、館晶(斉木しげる)、福澄独歩(皆川猿時)、轟周宝(岩城滉一)、阿湖正義(大杉漣)

土竜の唄(潜入捜査官REIJI)のネタバレあらすじ

【起】- 土竜の唄(潜入捜査官REIJI)のあらすじ1

♪(も も も・ぐ・ら も も も・ぐ・ら)
土竜の掟を いまから言うよ
(押忍! 押忍! 押忍!)
土竜の掟を みんなで言うよ
(押忍! 押忍! 押忍!)
(ひとつ!)拷問されても 身分を明かすな!
(押忍!)
(ひとつ!)女のフェロモン ご用心!
(押忍!)
(ひとつ!)甘い言葉 それは罠!
(押忍!)
(ひとつ!)根性決めれば 怖くない!
(押忍!)
悪のデパート 数寄矢会 トップは轟周宝だ
挙げろ 潜れ 潜って 挙げろ
もぐら もぐら 土竜の唄だよ~
(2番はないよ)
(押忍!)
♪~土竜の唄~
…東京都・谷袋警察署交番勤務を5年つとめた巡査・菊川玲二は、正義感は人一倍強いものの、史上最低の成績で警察学校を卒業した、劣等生です。
ある日玲二は警察署長・酒見警視正に呼び出されて、クビを言い渡されました。善良な市民に銃を向けたことがきっかけです。
善良な市民とは「万引き少女を捕まえては変態行為を繰り返していたスーパーの店長」で、玲二に言わせると「人間腐敗罪」に当たります。
しかしその相手は市会議員の吉岡でした。
その場で懲戒免職を言い渡された玲二は、続いて「潜入捜査官」の任務を言い渡されます。「潜入捜査官」とは、犯罪組織に潜入してターゲットを摘発する仕事です。
見せ場は地上ではなく、地下に潜ることから、通称・土竜(モグラ)と呼ばれていました。
玲二のターゲットは殺人、シャブ、人身売買なんでもありの「数寄矢会」です。数寄矢会の組長・轟周宝を検挙するための「犯罪の決定的証拠を掴め」…そう玲二は言い渡され、やる気に燃えました。
まずは既に潜入している上司である「〝モッコリーナ〟のかずみに会え」と言われた玲二は、店に行って指名しますが、スタンガンを当てられて気絶します。
気がつくと、玲二はフルチンでグラサン男の車のボンネットに繋げられ、全裸で街中を暴走させられていました。フルチンですが、股間部分にはチラシが風圧で張り付いています。
グラサン男に「お前は警察の犬だろ」と詰問された玲二は、洗車コーナーに入れられながらも認めませんでした。
これは潜入捜査官としてのテストでした。グラサン男は上司で、玲二の訓練係・赤桐一美(かずみ)でした。
「合格」と告げた赤桐は、玲二を車のボンネットに繋げたまま「黒檜組」のビルに突入させます。玲二は黒檜組に捕らえられました。
「舎弟になりたくて」と言い訳した玲二は、組長から「警察の犬を殺せ」と銃を渡され、その場に男を連れて来られます。男は優秀な同期生の日高でした。 この映画を無料で観る

【承】- 土竜の唄(潜入捜査官REIJI)のあらすじ2

「殺せたら組員に、殺せなかったら口封じにお前を殺す」と言われた玲二は、組長を人質に取って日高と逃げようとしました。「合格」と言われます。これもテストでした。
組長役の男は厚生労働省・麻薬取締役(通称・麻取 まとり)の福澄課長でした。
日高は玲二に自分の義眼を見せて「見破られれば拷問が待っている」と警告します。そして…冒頭の『土竜の唄』大合唱でした。
…さて、晴れてモグラに任命された玲二は、ド派手なスーツをプレゼントされ、潜入捜査に入ります。
数寄矢会と接触するために、阿湖義(あこぎ)会が経営する裏カジノに行ってみた玲二は、ルーレットの玉が落ちてからそこに賭けるというイカサマをして、「指を詰めろ」と蛇嶋に言われました。
血のりでごまかしたつもりがバレて、玲二は自慢の石頭で蛇嶋に応戦します。まだ玲二はこれも「テスト」だと思っています。
助け舟が入ったのはその時でした。数寄矢会傘下の阿湖義組の若頭〝クレイジーパピヨン〟こと日浦が現れ、石頭で鼻血が出た蛇嶋に「鼻が上向いたらどうなる?」と問います。日浦は蝶が好きで、蝶柄のスーツを着ていました。
蛇嶋は「困ります」と答えますが、これは日浦の意にそいません。日浦は「面白くなければヤクザじゃない」というポリシー(?)を持っていました。
日浦は解答例として「お鼻にお花が挿せるだろ」と答えます。2輪挿しで、蝶も寄ってきます。
では…と腹部を怪我した玲二は対抗し「あんたの知らない蝶を見せてやる」と言い「腸を蝶々結びにして、ホルモン蝶を見せてやる」と息巻きました。
日浦は玲二をいたく気に入り、玲二と日浦は義兄弟の契りを交わします。
歌舞伎町の〝トゥルーラブ〟という店に移動した玲二は早速、日浦にMDMA(合成麻薬)の話をしますが、日浦は麻薬を嫌っていました。「クスリをやったら、極道が外道になる」と言う日浦を、玲二は信じます。
その日浦と玲二の元に、関西を拠点とする暴力団組織・蜂乃巣会・血引(ちびき)一家の若頭補佐・猫沢がやってきて、喧嘩をふっかけました。関東に進出する足掛かりとして、火種を撒いてこいと言われたのです。猫沢は金歯の男でした。
玲二は機転を利かせて店内の照明を落とし、金歯で場所を見抜いて猫沢を倒します。
日浦に連れられた玲二は、阿湖義会の組長・阿湖正義と、若頭補佐・月原旬に会いました。MDMAを落として反応を見た玲二は、月原がクロだと見抜きます。
月原とはロシアンルーレットで契りを交わしました。月原は「表向きは日浦が嫌うのでクスリは御法度で、組長の阿湖と月原の2人だけの秘密のシノギ(収入手段)だ」と言いました。

【転】- 土竜の唄(潜入捜査官REIJI)のあらすじ3

その頃、猫沢は金歯を削って「山切りカットでリニューアル」させながら、報復の機会を狙っていました。
玲二は猫沢の子分に捕まって拷問を受けそうになりますが、猫沢の上司・愛光から電話がかかってきて助かります。玲二はまだ盃を受けていないので、一般人だというのが理由です。
日浦には全身にヒョウ柄の入れ墨を入れた男・黒河剣太(通称・クロケン)が、立ち向かいます。クロケンを倒した日浦に対し、死を覚悟したクロケンは「地獄でたこやき焼いて待っとるで」と面白いことを言ったので、日浦は見逃します。
玲二が親子盃をもらったら最後、数寄矢組と蜂乃巣会の抗争が始まりそうな気配だったので、警察と麻取からは「捜査は終了」という指令が下りました。中途半端な状態での捜査終了に、玲二は悩みます。
日浦と借金の取り立てに同行した玲二は、日浦がクスリで駄目になった組員の両親に金を渡すのを見て、感激しました。この上は、盃を受けてどっぷりと裏社会に浸かり、クスリで轟を挙げる…そう決意します。
こうして阿湖組長(親)と菊川玲二(子)の親子盃の儀式が、日浦の取持、月原の立会、轟の特別検分によって執り行われました。
盃を「懐深くおさめろ」と言われた玲二は盃を食べます。活きの良い男が入ったと轟は認め、玲二は組員として認められました。「バッチ来い~~!」と叫びます。
数寄矢会と蜂乃巣会の抗争が始まりました。車の下に隠れて銃を撃つ男から日浦が玲二をかばい、膝下を銃で乱射され、手榴弾に倒れて意識不明の重態になります。入院した日浦はその夜、クロケンに拉致されました。
ロシアのマフィアから100万錠のMDMAを買わないかと月原が打診され、阿湖組長に話をします。それは本来、関西のヤクザ・蜂乃巣会の手に渡るものでしたが、蜂乃巣会が1錠800円で買い叩こうとしたため、話が回ってきたのです。
蜂乃巣会に一矢報い、儲けもでかい「一石二鳥だ」と阿湖は言いました。同時に重態の日浦に代わり、月原を若頭に任命します。これを聞いた玲二は怒りまくり、命を賭けても阻止すると決意しました。
その夜、玲二は思いを寄せる女性・純奈の部屋に忍び込みます。童貞のまま死にたくないからです。
決意を胸に秘めた玲二の気持ちを汲み、純奈は身体を許しました。そして翌朝「愛のプレゼント(お手製の防弾チョッキ)」を玲二に渡します。
月原に取引の方法を教わった玲二は、上司に伝えました。月原の知人が横浜でドッグフードの輸入業をしているので、ドッグフードの缶の中にMDMAを入れて運ぶと月原は言います。

【結】- 土竜の唄(潜入捜査官REIJI)のあらすじ4

警察と麻取は喜びます。月原は轟の隠し子でした。月原を逮捕すれば、轟にダメージを与えられると思います。
しかしこれは月原の嘘でした。玲二が警察の犬ではないかと疑った月原が、嘘の情報を流したのです。警察と麻取は混乱します。
さらにそこに蜂乃巣会も乱入しました。蜂乃巣会は警察が待ちうけていることに驚き、港は大わらわになります。
本当の密輸方法を考えた玲二は、大きな救命胴衣をつけた犬が船に乗っていたことに気づき、ジェスチャーで伝えます。玲二の言うとおり、多数の犬が船から放たれて陸までMDMAを運んでいました。
警察と麻取と蜂乃巣会が乱闘する場所へ、日浦も登場しました。恩義を感じたクロケンは、日浦を病院から奪うと、「日本語の通じない闇医者に、すんげえ義足を作って」もらい、日浦に装着させたのです。
日浦は完全復活を果たしました。日浦とクロケンは戦い、玲二は月原を追います。猫沢は、クロケンが撃ったロケットランチャーで倒壊したクレーンの下敷きになりました。
月原は玲二を撃つと、泣いて命乞いをしろと言います。しかし玲二にダメージはありません。純奈からの愛のプレゼント(防弾チョッキ)が玲二を救いました。
殴り合いで月原に勝利した玲二は「生きて罪を償え」と言います。月原は逮捕されますが、親をかばうのが子の役目とヤクザの世界では決まっており、氷山の一角を崩しただけでした。
しかし取引の失敗で8億6400万円の被害を数寄矢会に出させ、さらに蜂乃巣会との抗争にピリオドを打った玲二の功績は認められ、晴れて捜査は終了となります。
晴れ晴れとした気持ちの玲二でしたが、玲二を日浦とクロケンが迎えに来ました。
(エンドロール)阿湖に盃を返して「日浦組を作る」宣言をするクレイジーパピヨン・日浦。
日浦組の若頭に、玲二は抜擢されます。クロケンも仲間になります。
「まず蜂乃巣会を潰して関西を席巻し、西でのしあがった後に轟を倒す」「めざせ日本一」と宣言する日浦に対し、玲二は「面白いじゃねえか」と言い、より深くもぐる決意をしました。
(続編の可能性が非常に高し)(追記:2016年1月現在、続編が正式に決定される)

みんなの感想

ライターの感想

生田斗真が文字通り「体当たりで」演技してる。なにせいきなり全裸。つかみはOK。
あとは…クレイジーパピヨンこと日浦くらいか。
日浦はかっこいいんだよね。
「いい種も悪い種も、てめえがまいたものを刈り取るのが人生だ。いい花咲かせろよ、兄弟」
くーっ、なんというシブい科白。これは立派に、人生哲学だよなあ。
終始ハイテンションな映画ではあるものの、若干スベりかけてるところもある。
原作未読なので、この先の展開が楽しみではある。
但し、ムダに風呂敷を広げ過ぎず、いい感じにおさめてほしい。
あと…ラスボス的な立場の轟役が岩城滉一なのは、ちょっと意外な配役。
むしろ岩城滉一と大杉漣を逆に据えるか、あるいはもっとシブーい人(山崎努あたり希望)がラスボスだったらいいのに…と思った。

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