「恋妻家宮本」のネタバレあらすじ結末

恋妻家宮本の紹介:子供が巣立ち、初めて二人きりでの生活を迎える宮本夫妻。ところが夫は妻が隠していた離婚届を発見してしまう…。
数々のドラマ脚本を手掛けてきた遊川和彦の映画初監督作品。重松清の原作小説『ファミレス』に脚色を加え、遊川自身が脚本を執筆。コミカルに綴られた夫婦の物語。2016年モントリオール世界映画祭First Films World Competition部門出品作品。

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予告動画

恋妻家宮本の主な出演者

宮本陽平(阿部寛)、宮本美代子(天海祐希)、五十嵐真珠(菅野美穂)、門倉すみれ(相武紗季)、大学時代の陽平(工藤阿須加)、大学時代の美代子(早見あかり)、井上尚美(奥貫薫)、五十嵐幸次(佐藤二朗)、菊地原明美(紺野彩夏)、井上克也(浦上晟周)、井上礼子(富司純子)

恋妻家宮本のネタバレあらすじ

【起】- 恋妻家宮本のあらすじ1

50歳の中学教師宮本陽平は、ファミレスのメニューも決められない優柔不断な性格で、人生何が正しい選択か迷ってきました。一方、妻美代子はしっかり者。
二人は大学時代に美代子の妊娠により結婚。27年前に生まれた息子正は予想より早く結婚し、被災地の取材がしたいと福島で就職しました。宮本夫妻は結婚以来、初めて二人きりの生活を迎えます。
妙に気まずい二人は、趣味で料理教室に通う陽平の料理をつまみにお酒を飲み、美代子は今後は互いに名前で呼び合おうと提案します。酔った美代子は居間で寝てしまい、その時陽平は古い本に挟まった美代子の署名入りの離婚届を発見します。
それから陽平は悶々とする日々が続きますが、優柔不断で問い出すことができません。

陽平が担任するクラスの生徒克也の母は不倫中に事故に遭い、入院しています。克也はそれをネタし、周りから笑いを取っていました。彼を案じた同級生明美は、このままでいいのかと逃げ腰の陽平に忠告してきます。克也の家では、異様に厳しく克也の母を嫌う祖母も問題でした。
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【承】- 恋妻家宮本のあらすじ2

料理教室で陽平は毒舌の主婦五十嵐や、結婚が決まり花嫁修業中の門倉と同じグループです。陽平は五十嵐が離婚検討中と聞き、
美代子の離婚届について相談しました。五十嵐が妻の不倫だと言い切るので、陽平は美代子の浮気を疑い始めますが、どうもその様子はありません。

祖母と喧嘩してからご飯を食べていない克也が倒れます。陽平は彼が母に相談するどころか、見舞いにも行ってないと知ります。陽平は簡単なレシピを克也に教えますが、本当の問題を先送りにしていて教師に向いていないと明美に言い放たれます。

正の妻が風邪を引き、美代子が福島へ向かうと、陽平は離婚届が無くなっていることに気付きます。すると夫婦仲を心配した正から電話が来ます。妻の風邪は大丈夫だし、陽平が料理教室に通い出してから母に元気がなくなったと言うのです。

門倉が婚約解消し、教室も辞めると報告します。その帰り陽平は五十嵐と飲みに行くと、夫の不満はセックスが問題だと思うので、本当なのか確かめたいと彼女に乞われました。

【転】- 恋妻家宮本のあらすじ3

浮気経験も無い陽平が戸惑っていると、五十嵐の夫が倒れたと連絡が入り二人は病院へ向かいました。幸い五十嵐の夫は軽症で、喧嘩しながらも互いを心配する夫妻を見た陽平は、言い合える二人が羨ましく感じます。
陽平が帰宅すると美代子が戻っていました。美代子はこの頃気付けば歌っているという吉田拓郎の曲を掛けますが、五十嵐夫妻に影響された陽平はCDを止め離婚届の件を切り出します。美代子は離婚届の理由は簡単に説明できないと言い、陽平も思い切って不満をぶつけます。しかし美代子に「あなたは結婚に向いてない」と言い返された陽平は、勢いで離婚届に署名し突き出しました。受取った美代子は再び福島へ行ってしまいます。

陽平は克也に入院中の母に弁当を作ろうと声をかけ、祖母の留守中を狙い料理を教えますが、祖母が帰宅してしまいます。激怒する祖母に陽平は、大切なのは正しさよりも優しさではないかと穏やかに主張しました。
克也の母に無事弁当を届けると、ずっと見守ってきた明美が「教師向いているかも」と前言撤回しました。

【結】- 恋妻家宮本のあらすじ4

思い立った陽平は美代子に弁当を作り福島へ向かいます。正の家を訪れますが、美代子は既に家へ戻ったと言うのです。離婚届を提出するのではと焦った陽平は、最終電車を目指しますが転んで乗り遅れます。
奇遇にも忘れ物を取りに来た美代子が反対側のホームに現れます。美代子は、陽平が料理を習ったことで妻が要らないのかと不安を感じていたが、離婚を言い出されたらきっぱり別れようと離婚届を切り札にしていたと話しました。陽平は自分の想いを伝えようとしますが突然駅が停電します。
小さな駅の待合室で、美代子は彼女の好きな物ばかりが詰まった陽平の弁当を食べます。陽平は「お前の作った味噌汁が食べたい」と気持ちを伝えます。それはプロポーズと同じ言葉でした。二人は27年前の自分達の判断が間違っていなかったと分かち合いました。

仲直りした二人はファミレスで門倉に会います。一生結婚しないという彼女に陽平は、自分は結婚して幸せだと断言します。そして美代子は二人で分ければいいと、夫が悩んだメニューを2つ頼みました。

みんなの感想

ライターの感想

観終わった後、劇中歌の『今日までそして明日から』が頭の中でヘビロテしています。宮本夫妻が築いてきた関係に見事にはまっていました。
恵まれたルックスの阿部さんですが、今作然り是枝作品然り、情けない男の演じ方があっぱれです。

遊川監督が脚本を書いた『十年愛』や『禁断の果実』など奇抜なドラマが好きでした。今作は映画だけにドラマよりも濃厚な内容を期待しましたが、王道な展開でストーリーが読めました。たくさん笑い涙も零れましたが、物足りなさを感じたのが正直な感想です。
ただ鑑賞者レビューの評価も高いので、ベテラン夫婦や子育てが終わった方が観ると、感慨深いものがあるのだと思います。

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