「田沼旅館の奇跡」のネタバレあらすじ結末

田沼旅館の奇跡の紹介:資金難で苦しむさびれた田沼旅館に来た宿泊客たちは、それぞれの最後を迎えようとしていた。客の長時間にわたる卓球ラリーが、突然旅館の運命を背負う重大な出来事になる。TBSのバラエティ番組を手掛けてきた井手比左士の映画処女作。『キングオブコント』の歴代王者が一堂に出演した2015年の公開作。

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予告動画

田沼旅館の奇跡の主な出演者

西川奈緒(夏菜)、田沼加恵(遠藤久美子)、岡野達彦(バッファロー吾郎A)、岡野陸(鈴木知憲)、田沼茂樹(角田晃広)、ミラクル太一(今野浩喜)、栗林倫太郎(秋山竜次)、バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)、秦祐次(岩崎う大)、野毛(槙尾ユウスケ)、小倉五郎(じろう)、松平仁(長谷川忍)、秦佐和(四元奈生美)、静香(小久保結)、田沼紋吉(坂本あきら)

田沼旅館の奇跡のネタバレあらすじ

【起】- 田沼旅館の奇跡のあらすじ1

山梨の古びた温泉街に佇む田沼旅館。創業百年を迎え館主茂樹と妻加恵が奮闘するものの、厳しい経営状態です。G.Wに破格で部屋を提供すると、7年ぶりに6部屋中の5部屋が埋まります。
宿泊したのは、旅行誌のライターで田沼旅館を以前取材し、この仕事が最後だという奈緒、犯した事件の時効まであと一日という小倉、経営する動画配信会社が倒産寸前で自殺しに来た松平、旅行を最後に離婚予定の祐次と佐和の秦夫妻、元妻の再婚が決まり、息子陸と最後の交流をしている達彦です。皆それぞれの“最後”を抱えていました。
1部屋空いているのには訳があります。10年前先代紋吉が若い歌うたいに無料宿泊させ餞別を渡すと、BIGになって帰って来るという約束をしたのです。以来この日は毎年部屋を空けていました。
奈緒は田沼旅館に思い入れがありました。取材先でお礼の手紙をくれたのは茂樹だけだったのです。彼女は何か“売り”があれば客足が伸びるのではと張り切りますが、今日限りで閉館する事実を耳にします。 この映画を無料で観る

【承】- 田沼旅館の奇跡のあらすじ2

宿お抱えのミラクル太一のマジックショーが開かれますが、しけた芸に陸は呆れ顔です。才能のない太一もまた、今日で辞めるつもりでした。
宴会場を出た陸は、秦夫妻の卓球ラリーに見入ります。4時間以上ラリーが続いていると聞いた奈緒は、世界記録を出せば旅館が有名になると思いつきました。構想に乗った松平は、ラリーのネット配信を始めます。それを聞いた小倉は焦りました。
世界記録は8時間45分。達成できれば人生のラリーを続けようと祐次が佐和に伝えます。尿意を催す祐次に男性陣が紙おむつをはかせ、二人は球を打ち続けました。小倉はカメラに背を向けた先のUFOキャッチャーに覆面を発見します。獲得を狙いますが、違う景品ばかり獲れました。
松平が頼んでいたコンパニオン静香が来てしまいます。彼女は元キャバ嬢で奇遇にも指名されていたのが祐次でした。怒った佐和は強く返球し、ラリーが乱れ始めます。
皆が団結するなか茂樹は現実を諦め、銀行員野毛との契約書類に押印しようと印鑑を探していました。その時座敷童の衣装を見つけます。

【転】- 田沼旅館の奇跡のあらすじ3

旅館では座敷童が出現した映像が過去に話題になったのですが、客寄せのために加恵が仮装したのだったと茂樹は知ります。彼は生中継のカメラに向かい、お嬢様で高学歴なのにしがない旅館に嫁いだ“座敷童”に会いに来てと閲覧者に熱いメッセージを送り、ラリーを応援し始めました。また他の宿泊者たちも自分なりに旅館のために動き出します。
怒りが収まらない佐和に静香は、祐次は無理矢理キャバクラに連れられて来ていたのだと話すと、佐和は返球を穏やかにしました。そして中継の閲覧数もどんどん増えていきます。その中に有名演歌歌手の栗林倫太郎もいました。彼こそ10年前に宿泊したあの青年なのです。
記録まで1時間を切った頃、エッジボールが入りラリーが途切れそうになります。その瞬間、幼児期に超能力が使えた太一のパワーが蘇り、その力でラリーを復活させました。
栗林が旅館を訪れます。記録まで残り2秒という時、注目を浴びようとした栗林が球を掴み、ラリーは途絶えました。

【結】- 田沼旅館の奇跡のあらすじ4

栗林を長年待っていた紋吉も思わず「何しに来た!」と怒鳴ります。紋吉は彼の金を当てにしていましたが、自己破産した栗林はむしろ金を借りに来たのでした。
待たされていた野毛は、世界記録が出たら追加融資をしたと気休めを言いました。実は中継の閲覧者からの指摘で、小倉がUFOキャッチャーの無失敗連続キャッチの”世界記録”を達成していたことが判明します。野毛の発言も生中継されていたので、茂樹は書類を破り捨てました。そこへ警察が来ます。連行された小倉は「何て日だ!」と叫びました。
中継を見ていた売れないコンビ芸人バイきんぐは解散を考え、挑戦最後の『キングオブコント』にかけていました。二人は“なんて日だ!”というギャグをコントに入れることにします。
宿泊者は前向きになり各々の家路へ戻りました。加恵が仕事を辞める奈緒を気遣うと、彼女は昇進につき現場取材が“最後”なのだと笑います。夫妻は深々と礼をし奈緒を見送りました。
5カ月後。2012年のキングオブコントにてバイきんぐが王者に輝きました。「なんて日だ!」と。

みんなの感想

ライターの感想

あり得ないような展開が続き、映画というよりも長編のコントを見ている感覚でした。笑いながら気楽に鑑賞させていただきました。
10代の頃の元気なイメージの強い遠藤久美子さんが、かわいらしさを残しつつも艶っぽくて素敵でした。

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