「自虐の詩」のネタバレあらすじ結末

自虐の詩の紹介:2007年公開の日本映画。幼い頃から不幸にばかり見舞われてきた女性の半生を描いた作品。業田良家の漫画が原作。監督は「天空の蜂」の堤幸彦。主題歌は安藤裕子の「海原の月」。主演は「嫌われ松子の一生」の中谷美紀と「テルマエ・ロマエ」の阿部寛。

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自虐の詩の主な出演者

森田幸江(中谷美紀)、葉山イサオ(阿部寛)、森田家康(西田敏行)、あさひ屋マスター(遠藤憲一)、熊本さん(アジャ・コング)、熊本さんの夫(Dante)、森田秋子(佐田真由美)、組長(竜雷太)、福本小春(カルーセル麻紀)、小春の夫/訪問販売の男(斉木しげる)、難波警部(ミスターちん)、船場巡査(金児憲史)、喫茶店主(Mr.オクレ)、中学時代の担任(半海一晃)、ポン引き(島田洋八)

自虐の詩のネタバレあらすじ

【起】- 自虐の詩のあらすじ1

幼い頃から不幸ばかりに見舞われてきた幸江は、現在はカタギのイサオと貧乏生活を送っています。
ある日の事、イサオがヤクザ相手にカツアゲをして警察に運ばれます。死んだと思ってたら、生きていました。
幸江は、あさひ屋でアルバイトをしています。イサオはというとパチンコをしたりと定職につかずに、仲間とふらふらしています。
あさひ屋のマスターは幸江に惚れています。中々思いが告げられずに、幸江と同じ名前がいると聞いて風俗に入ってしまいます。
幸江が働いていると、いちゃもんをつけてくる客が脅してきます。そこにイサオが現れて叩きのめしてくれます。
しかし、ギャンブルに負けていて店の金を持って行ってしまいます。
イサオがたむろしていた店に、幸江が出前を持ってきます。冷めてしまって店主が怒ってきますが、イサオが叩きのめします。
幸江の働く姿を見たせいか、イサオは明日から交通整理の仕事に行くことにします。幸江は喜んで弁当を作って、仕事に精を出します。
しかし、昔のヤクザの知り合いに幸江の事を批判されたイサオは、仕事中にぶちのめしてしまいます。 この映画を無料で観る

【承】- 自虐の詩のあらすじ2

警察に連れて行かれたイサオを、幸江は引き取りに行きます。少し注意をしてしまって、イサオは小銭だけ持ってどこかに行ってしまいます。
イサオはヤクザの組長に呼ばれて、働かないかと誘われます。返事はせずに帰ることにします。
マスターは幸江にプロポーズをします。幸江は指輪を突き返して逃げ帰ります。
泥酔したマスターは風俗に再度行きます。そこで幸江を指名していた家康と口論になります。
翌朝、マスターは家康と店にいて何があったのか記憶にありません。幸江が出勤してきて、家康を見て驚きます。
出前の配達をしていた幸江は、づわりで吐いてしまいます。病院に行くと妊娠3か月だと言われます。
まったくパチンコで勝てなかったイサオが、60連勝して大儲けします。あさひ屋に行って、全品を注文します。
そこで家康と初めて会うイサオでした。そして幸江が妊娠した事を発表して、イサオは何も言わずに帰ってしまいます。
自宅で幸江は、何か言ってくれないと別れるとイサオに言います。イサオは出て行けと言って、どこかに行ってしまいます。

【転】- 自虐の詩のあらすじ3

出前を配達していた幸江は、自転車に乗った多数の小学生と出くわします。歩道橋の手すりにたって回避しようとします。
しかし、下に落ちてしまって意識不明の重体に陥ります。救急車で運ばれます。
アパートの住人から、イサオは病院に運ばれた事を聞きます。急いで病院に駆け付けます。
意識の無い幸江は、夢の中で昔の事を思い出します。貧乏で皆から苛められていた幸江には、唯一の友達の熊本さんがいました。
ある日、家康が再婚相手に美和子を連れてきます。美和子はハネムーンはハワイに行きたい事や、結婚指輪は高価なものでないと嫌だと言います。
幸江は学校で、美人でお金持ちの藤沢さんのグループに入ります。熊本さんは独りぼっちになって裏切られたと思います。
家康は、お金を作るために銀行強盗をします。捕まってしまって、幸江は学校で誰も近寄らなくなります。
熊本さんに謝りますが、ぶたれてしまいます。熊本さんも気が済んだから、ぶってこいと言ってきます。
二人はどんなに離れていても友達でいることを誓います。幸江は東京に行くことになり、熊本さんが弁当と餞別をくれます。

【結】- 自虐の詩のあらすじ4

それから幸江は、シャブ中になって身を売って生活をしていました。そんな時、イサオと出会います。イサオは幸江の事を愛してると言って、彼女を見守り続けます。
ある日、幸江は幻覚を見て首を剃刀で切ってしまいます。イサオが救い出して、更生施設に入ります。
迎えに来たイサオは、指を切り落としてカタギになっていました。それから二人は海に行きます。
また海に行こうとイサオが提案します。それが現在の二人になるまでの過程でした。
夢の中で、幸江は母と出会います。それはとても幸せな事で、意識を取り戻します。赤ちゃんも無事でした。
イサオが3人で海に行こうと言います。幸江は子供を産んでいいのだと思って安心します。
イサオは組長にヤクザになることを断ります。幸江の代わりに家康があさひ屋で働き始めます。勝手に建築工事を始めだして、マスターは乗っ取られると落ち込みます。
熊本さんから連絡が来て、仕事着を着たイサオがお守りの5円玉を渡してくれます。幸江は、熊本さんから餞別でもらった大量の5円玉と弁当箱を持っていきます。
熊本さんと空港で再会して、二人は抱き合って涙を流します。最後に幸江とイサオ、赤ちゃんの3人で海に行ってエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、笑いあり感動ありの傑作です。前半はコメディ感たっぷりで爆笑の連続です。しかし、後半は感動できる内容で涙が零れ落ちてしまいます。
前半の場面で面白かったのは、イサオのちゃぶ台返しの場面です。あとは警官とのやり取りも面白くて、コントの連続のようでした。
面白さを引き立てている要因は、出演者にあると思います。Mr.オクレやミスターちんも出ていたり、阿部寛や遠藤憲一、西田敏行の演技も面白かったです。びんぼうくせぇ!の言い方が特に面白かったです。
あとは、中谷美紀が妊娠した事を発表する場面は、面白さと驚きがありました。温厚な役柄なのに、急に巻き舌のようになるので驚きました。
後半の部分で感動できたのは、熊本さんとの友情が語られる場面です。他にもイサオと幸江の出会いや、一緒になるまでの過程には感動しました。
エンドロールの後に、幸江とイサオ、子供の3人で海に来ます。その場面がとても幸せそうで、心が温まりました。幸も不幸も意味があるとナレーションがされていて、人生の深みみたいなものも感じ取れました。
主題歌の安藤裕子の「海原の月」が映画に合っていて、エンドロールも聞き入ってしまいました。劇中で登場する可愛い小さなクラゲも一緒に出て来ていて、素晴らしいエンドロールでした。
最後まで見終わって、最初から最後まで目が離せなくなる作品でした。これほど引き付けられた映画は中々ありません。傑作映画を見たい時はこの作品で決まりです。

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