「DOPEドープ!!」のネタバレあらすじ結末

コメディ映画

DOPE/ドープ!!の紹介:2015年製作のアメリカ映画で、卒業間近に思わぬトラブルに巻き込まれる高校生たちが描いたコメディドラマ。タイトルの「ドープ」は、「ドラッグ」という意味ととも「すばらしい」という意味もある英単語。

予告動画

DOPEドープ!!の主な出演者

マルコム(シャメイク・ムーア)、ジブ(トニー・レヴォロリ)、ディギー(カーシー・クレモンズ)、ナキア(ゾーイ・クラヴィッツ)、リリー(シャネル・イマン)、声(フォレスト・ウィテカー)

DOPEドープ!!のネタバレあらすじ

【起】- DOPEドープ!!のあらすじ1

舞台はアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス郊外の街イングルウッド。住民の大半が黒人の「ボトムズ(どん底)」と呼ばれるこの街で、黒人の高校生マルコムはバス運転手の母親と二人で暮らしています。成績優秀なマルコムはハーバード大学に進学したいと考えていましたが、同じ黒人の教師からは黒人のくせに傲慢だと制止されていました。ハーバード大学に進学を希望するにしても、出願時の小作文では黒人としての不遇な境遇を強調するよう指導してくる始末です。

そんなある日、マルコムが親友で男勝りのレズビアンのディギーと黒人の血が14%入っているというジブとともに自転車で街を走っているときのこと。麻薬密売人のドムに目をつけられたマルコムは美女のナキアへの伝言係を頼まれます。しかし、それがきっかけでナキアの口添えで今夜行われるドムの誕生日パーティに参加することになったマルコムは有頂天に。ディギー、ジブとともに未成年ながら誕生日会場のクラブになんとか入ったマルコムは、ナキアとなんとか距離を縮めようとしますが、その矢先にギャング間の抗争で銃撃戦が勃発。マルコムは必死でナキアとともに逃げ出し、ナキアはこのマルコムの懸命な救出に心打たれます。

ナキアの車に逃げ込んだ二人はお互いの夢を語り始めました。ナキアは大学進学の夢を持っており、そのために今は高卒認定試験の勉強に励んでいるといいます。そして、過去にプロムのデートをすっぽかされたとナキアが明かすと、マルコムはある提案を持ち出しました。マルコムがナキアの勉強をサポートしその結果試験に合格できたら、一緒にプロムに行って欲しい…ナキアはこの申し出に考えておくと笑顔で答えるのでした。

【承】- DOPEドープ!!のあらすじ2

ナキアと急接近を果たし上機嫌のマルコムでしたが、その翌日自分のカバンの中に大量のドラッグが入っていることに気づき、ディギーとジブとともに大パニックに陥ります。昨夜の銃撃戦の最中、ドムがドラッグをどさくさに紛れてマルコムのカバンに入れていたのです。すると、ギャングと思しき男から電話が入り、マルコムは放課後ドラッグを引き渡すよう要求されてしまいました。

マルコムはその言葉通り、学校の前で待つギャングにドラッグを渡そうとしますが、その直前に留置所にいるドムから電話がかかってきました。ドラッグは目の前にいるギャングには渡さず、AJという人物に渡せというのです。マルコムはディギーとジブとともにギャングから逃走、なんとかAJという人物が暮らす豪邸にたどり着くことに成功します。当のAJは不在でしたが、その間マルコムたちはAJの息子のジャイールと1990年代のヒップホップ話で盛り上がり、邸内のスタジオで演奏することに。演奏を終えて小腹が空いたジャイールはディギーとジブを連れてバーガーを買いに行きましたが、その間留守番をしていたマルコムはジャイールのセクシーな妹のリリーから誘惑を受けてしまいます。

しかし、いざことに及ぼうとすると、リリーはマルコムのカバンを勝手に開け、ドラッグを吸い始めました。急いでドラッグをしまいAJの元へと向かおうとするマルコムでしたが、その道中もリリーは激しく興奮していました。車を降りてほぼ半裸状態で路上小便をするリリー。マルコムはそんなリリーを置いてAJの元へと急ぎますが、その途中で警察に追われるジャイールたちの車を目撃します。ジャイールたちはドラッグを追うギャングと一悶着起こし警察に追われていましたが、それに構っている余裕のないマルコムはAJのオフィスへと急ぐのでした。

【転】- DOPEドープ!!のあらすじ3

AJは青年育成計画という事業を行う実業家でしたが、マルコムが事情を話すと、AJは回りくどい話し方でドラッグを現金に換えるようマルコムに指示してきました。もしそれができたらハーバード大学への進学を手助けすると言われたものの、マルコムは連続するトラブルに疲れ切ってしまうのでした。

その後、リリーの路上失禁事件、ジャイールたちの発砲事件は大々的に報道されます。その映像を眺めながら、マルコムたちはドラッグを売りさばく方法を思いつきます。ドラッグを売る闇サイトを立ち上げ、仮想通貨ビットコインを使って取引しようというのです。足がつかないようマルコムたちは黒人に強い憧れを抱く白人ハッカーのウィリアムを頼り、サイトの暗号化に成功します。さらに、サイエンス・フェアに出るためと嘘をつき、化学室で堂々とドラッグの梱包作業を行うマルコムたち。そして、ライブ会場で売りさばいたことが効果的な宣伝となり、闇サイトは順調に受注を伸ばし、在庫はみるみる減っていくのでした。

そんなある日、ナキアが勉強を教えて欲しいとマルコムを訪ねてきました。一通り勉強が終わると、ナキアが何気なくドムについて話題をふってきました。マルコムはドラッグの元の持ち主であるドムの話題に敏感になるあまり、ナキアをドムのスパイと決めつけるような言葉を口にします。しかし、当のナキアにはそんなつもりはなく、マルコムの態度急変に失望し怒ってその場を後にしてしまいました。マルコムは深い後悔の念に襲われるのでした。

【結】- DOPEドープ!!のあらすじ4

その後もなんとかマルコムたちはドラッグの販売を続け、ついにすべてを売り払い、非合法な方法ながらもビットコインの換金にも成功します。しかし、大金の入ったカバンを持って移動している最中、マルコムたちは学校の不良グループにからまれてしまいました。いつもなら言われるままに従うマルコムでしたが、このときは思わず持っていた拳銃で不良グループを威嚇。不良グループは退散して行きましたが、その後しばらく拳銃を持ったマルコムの腕は震えていました。

後日、マルコムは換金した現金を持って再びAJの元を訪れ、ドラッグをすべて売りさばき、さらにウィリアムのハッキングによりすでにAJの口座に入金したことを報告しました。そして、自らのセキュリティが簡単に突破されたことに危機感を覚えるAJに、マルコムはハーバード大学入学の協力の約束を取り付けるのでした。

その後、マルコムは早速ハーバード大学の出願の手続きに取り掛かりますが、そこでマルコムは本当の自分と社会の黒人に対する思い込みの間で生きてきたことを書き連ねました。そして、最後に「なぜハーバード志望か?僕が白人でも同じ質問を?」という言葉で小作文を締めくくりました。

出願登録を終えたマルコムはナキアに「試験頑張って」というメッセージとプロムの招待状を送りました。そしてプロム当日、マルコムの前にナキアが現れました。マルコムが素直に謝罪すると、ナキアはマルコムの性格の複雑さを受け入れ笑顔を見せました。そして、ナキアは高卒認定試験の合格をマルコムに報告し、遊園地のチケットをマルコムに渡しました。ナキアはプロムよりも遊園地に行くことを望んでおり、明朝車で迎えに来るとだけ伝えてマルコムの前から去って行きました。マルコムはナキアとのロマンスの予感に一人満面の笑顔を浮かべるのでした。

その後、マルコムが家に帰ると、ハーバード大学から合否通知が届いていました。中身を開け、内容を熟読するマルコム。そして、一通り読み終えると、マルコムはカメラ目線の笑顔を浮かべていました。

みんなの感想

ライターの感想

トラブル続きでコメディな印象が先行しますが、観ていくにつれてアメリカにおける黒人の一つの姿を描いた社会派映画であることがわかってきます。社会が抱く黒人像から脱却したいと望んでいる主人公が裏社会に生きる黒人のようにドラッグを売りさばくのは皮肉な展開だと思いましたが、最後は幸せそうな雰囲気で終わったのでほっとしました。

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