「なくもんか」のネタバレあらすじ結末

なくもんかの紹介:2009年公開の日本映画。脚本・宮藤官九郎&主演・阿部サダヲという「舞妓Haaaan!!!」チームによるホーム・コメディ。東京の下町を舞台に、生き別れた兄弟の突然の再会が巻き起こす騒動を描く。

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予告動画

なくもんかの主な出演者

下井草祐太(阿部サダヲ)、下井草祐介(瑛太)、山岸徹子(竹内結子)、金城大介(塚本高史)、トシちゃん(皆川猿時)、みどり(片桐はいり)、下井草祐子(鈴木砂羽)、山岸正徳(竹山隆範)、桜井(高橋ジョージ)、中やん(小倉一郎)、加々美昌弘(光石研)、山岸安江(いしだあゆみ)、桂谷壮一郎(陣内孝則)、ボーダーシャツの男(藤村俊二)、下井草健太(伊原剛志)

なくもんかのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①両親の離婚で生き別れた兄・祐太と弟・祐介。祐太は総菜屋を継いでハムカツ屋を経営。弟・祐介はお笑いの仲間・大介と共に「金城ブラザーズ」として嘘の兄弟として活躍していた。祐太の結婚で弟の存在を知った祐太は祐介に会いに行くが迷惑がられる。 ②父の激白で金城ブラザーズが兄弟でないことが発覚、マスコミにバッシングされる。復帰後のライブを手伝った祐太は、家族から父として認められ、祐介にも兄として認められた。

【起】- なくもんかのあらすじ1

「…なんで?」/「え?」/「なんでそんなに――」/「きめたんだ、こどものころに…」

東京都文京区にある善人通り商店街の一角に、ハムカツで有名なお店がありました。
その店の名は『デリカの山ちゃん』です。いつも行列ができるほど大人気のお店で、お笑いの金城ブラザーズ(後に説明)の祐介がお昼のワイドショーのテレビ取材をし、相方の大輔に報告しています。
店を経営しているのは『二代目山ちゃん』こと下井草祐太です。なぜ山という字がないのに山ちゃんなのか、これから説明します。

昔、あるところに下井草健太と下井草祐子という夫婦がいました。夫婦には祐太という男の子がいましたが、祐太が8歳の時に両親は離婚します。
離婚した時には母・祐子はお腹が大きく、祐太には年の離れた妹だか弟だかができる予定でした。離婚の理由は、健太がすぐ借金をすることや虚言癖があったことです。ほかにも食べる時にくちゃくちゃ音を立てること、体毛を燃やして匂いを猫にかがせること、屁を燃やす癖などあるのですが、この際省略しましょう…って、書いたけど。
両親の離婚後、祐太は父親の健太に引き取られました。母はお腹の子を育てる予定です。
父・健太は下町の小さな総菜屋『デリカの山ちゃん』の店主・山岸正徳のところで、住み込みで働かせてもらうことになりました。健太は喜びます。
ところがわずか7時間後(夜中)に、健太は店の売り上げを奪って店を出ました。息子・祐太をその家に置いて、です。
店主・山岸正徳と妻・安江は戸惑いましたが、なんとなくその子・祐太を預かり、なんとなく育てました。ですから初代店主・山ちゃんと祐太には、血の繋がりはありません。
なんとなく育てた祐太は、非常に働き者で愛想のよい子どもでした。必死で店の手伝いをする祐太を見て、店主の山岸は感心します。
山岸の家にはひとり娘・徹子がいました。祐太と同じ年ごろの少女です。この子は十代の頃、盛大に太っていました。
山岸は冗談めかして「デブじゃなければ、本当はうちの徹子と結婚して継いでほしいんだけどね」と言いながら、実子の徹子にではなく、祐太に跡目を継がせることにしました。
こうして祐太は店を継いで『二代目店主・山ちゃん』になりました。初代も8年前に他界し、一人娘の徹子は成人するとあっさり家を出て、以後は音信不通です。
山岸の妻・安江は認知症を患っており、祐太を山岸と間違えていますが、祐太は必死でその役目を果たしていました。
祐太は商店街はもちろん、その界隈に住むご老人など、人に頼まれて断ったことがないことから『究極の八方美人』と呼ばれていました。
こうしてデリカの山ちゃんは人気店となったのです。
どうして究極の八方美人となったかは…ある程度想像がつくのではないでしょうか。
父に棄てられ、血の繋がりのない店に置かれた祐太は、自分を育ててくれている人へのせめてもの恩返しに、必死で働いたのです。
それは店だけではありません。同じ商店街の人に対してもそうで「見知らぬ自分を受け入れてくれた商店街の人への、せめてもの恩返し」で、そういうことを繰り返した結果、究極の八方美人が地になってしまったのです。
見ようによっては哀しいその姿も、祐太自身はまったく不幸に感じていません。「好きでやってるんだから」と言う祐太は、本心からその言葉を吐いています。

さて、もう1人の兄弟の話をしましょう。
離婚時にまだ母・祐子のお腹にいた子はというと。
離婚してさよならをしたその直後、祐子は産気づきました。すぐ病院に運ばれ、弟・祐介が生まれます。
祐介は母と2人暮らしですくすく育ちましたが、家は貧乏でした。ここでもし母が病弱だったりなんかすれば同情の対象となったのでしょうが、そういうことはありませんでした。母・祐子は元気そのものでした。
そして祐子は元気そのものなまま、ある日原付バイクを運転している最中に、赤と白のボーダーシャツの男を「楳図かずお!?」と振り返って見ていて、前方不注意でトラックにはねられて死にました。ボーダーシャツの男は、一般の男性でした。
母・祐子は元気に若死にし、その後の祐介は親戚をたらい回しになります。
祐介はその身の上から、いじめられないよう処世術を身につけました。それは『みんなを笑わせて、「こいつ面白い」と思わせること』でした。
こうして祐介はクラスなどでいじめられることはありませんでした。
中学卒業後、お笑いの道へ進みますが、ピン(1人でお笑いをすること)では全く売れませんでした。デパートの屋上などでステージに立っても、観客はまばらで受けることもありません。 この映画を無料で観る

【承】- なくもんかのあらすじ2

お笑いから足を洗おうとした時に、引き留めた者が金城(きんじょう)大介です。
祐介は金城大介と兄弟設定で、大介が兄、祐介が弟という設定でコンビを組み、『金城ブラザーズ』として漫才を始めました。たちまち売れ始め、エンタの神様に出るほど全国区で有名になりレギュラー番組を11本抱える身となります。
大ブレイクしたことで、金城大介と祐介が兄弟ではないことは、知れてはならないことになりました。

デリカの山ちゃん宅にある日ひょっこり、ひとり娘の徹子が戻ってきました。
太かった筈の徹子は痩せてすらりとして、しかも綺麗になっています。
認知症の母・安江も徹子は認識できました。感激した祐太は、神社でこっそり泣きます。店は「自分の家」ではないので、昔から祐太は泣く時に神社の境内の隅っこに行く習慣を、徹子はよく知っていました。
祐太があまりにお人よしで、店そっちのけでご老人や商店街の他の店の手伝いをしているのを見た徹子は、あきれて文句を言います。しかし親切は祐太にとっては当たり前のことなのでした。
祐太は、ひとり娘の徹子が戻って来るのを待っていました。まさか痩せて綺麗になって戻ってくるとは思わず、デブ待ちというか、とにかく山岸家の正当な跡取りであろうはずの徹子が戻ってくることを、祐太は待ち望んでいたのです。
その時、先代の山岸が「デブじゃなければ、本当はうちの徹子と結婚して継いでほしいんだけどね」と言っていたことを思い出し、プロポーズをしました。
それに対し徹子は、小学3年生の娘・静花と幼稚園生の息子・徹平を見せ、成人して出て行ってからの自らの人生や男性遍歴を文書形式にまとめた(注:後に発覚するのだが、徹子は大臣の秘書だったので、公式文書を作成するのが得意だった)ものを祐太に披瀝します。
徹子は「犬の散歩とか電球取り替える延長で、結婚を考えているのか」と心配し、祐太をたじろがせようと思ったわけですが、祐太は徹子との結婚を真剣に考えて、しかも大真面目に受け止めるつもりでした。
改めて祐太は徹子にプロポーズし、2人は結婚します。
2人の結婚式は派手に行なわれ、2人を乗せた人力車が商店街を練り歩くほどです。
しかし義理の娘の静花には、父親になる予定の祐太の『顔』が見えていませんでした。八方美人で真の顔が分からない祐太の顔を、へのへのもへじで描きます。
結婚するにあたり戸籍謄本を取り寄せた祐太は、そこで初めて母・祐子が既に他界していることと、自分に弟・祐介ができているのを知りました。それまでは、探さなかったのです。明らかになるのが怖かったのでしょう。
祐介があの金城ブラザーズで大ブレイク中の祐介と知り、祐太は喜びました…。

その頃、金城ブラザーズの方には変化が起きていました。
ブレイクしてから役者の仕事が入る弟・祐介に対し、兄の大介の方には声がかかりません。
ピンでやっていける方法を考えた大介は、自伝小説『コプ太と赤い車』を出版しました。売れている間に稼ごうと思ったのです。
本当は兄弟ではありませんから、大介と祐介の話はまるきりのフィクションです。
しかし本は売れに売れました。実写映画化の話も決まります。

その頃、祐介が弟だと知った祐太が、会いに行きました。証拠の写真…といっても別れた母親からもらった胎内エコー写真を持ちより、「兄ちゃんを許してくれ」と土下座します。
しかしマネージャーの加々美と祐介は困惑しました。
祐介たちがブレイクしてから遠い親戚とかいった輩がたくさん湧いてきたことから、最初は祐介も祐太のことを「自称・兄」だと思っていました。しかし捨てた筈の「下井草」という苗字を出され、戸惑います。
祐太を生き別れた兄と認めたものの、このタイミングで兄弟の名乗りをあげられても困るのです。
特に相方、兄役の大介の本が出版された矢先なので、その日はとりあえず祐太を帰し、大介と祐介は話し合いました。大介はドライに考えており「ばれたらばれたで、謝罪会見でいいんじゃね?」と鷹揚に構えていました。
しかしそうもいかなくなります。映画が大ヒットし、100万人動員、日本中が大号泣した…などと話題になると、今更「あれは嘘でした」と言えない雰囲気になります。

【転】- なくもんかのあらすじ3

考えた祐介は、ある日祐太の店を訪問しました。弟の訪問に、祐太は狂喜乱舞します。
一所懸命、新たにできた家族を紹介し、店のことなども説明します。義理の娘や息子にも、祐太は父親として認められようと、必死で明るく楽しく接していました。はたで見ている徹子が「いたましい」と感じるほど、よい父親として愛情を注ごうとしていました。
そんな祐太に、祐介は「俺には(相方の)大介兄さんしかいない」と言い放ちます。
母親が死んでから中学を出るまで、親戚中たらい回しされ、あげく児童養護施設などで育った祐介にとっては、「本当は笑われるのが嫌だけど、笑われるしか生きる術がない」と思ってお笑いの道に進んだものの、頓挫しかけた矢先に拾ってくれた大介こそが恩人だと言います。
聞いていてムカムカしたのは、祐太ではなく徹子の方でした。祐太は言葉に出しませんが、祐太だってずっと苦労してきたのです。祐太なりに生きて行く術として『究極の八方美人』を極めたわけですから。
「不幸な人なら人を傷つけてもいいのか」と言った徹子は、悔しかったら自分たちを笑わせてみろと言います。祐介がギャグを放ちますがすべり、徹子は「うすら寒っ!」と断言します。
そして自分の作ったハムカツを食べさせろと、祐太に告げました。その頃高くつく光熱費をカットしてエコ節電や、余分な脂質をラードで得ないようにと自然食への動きを店では見せていたのですが、そんなの度外視して本気で勝負してやれと言います。
ハムカツを揚げ、祐介に食べさせる段になり、先代から40年続いた『秘伝のソース』が義理の息子・徹平によって捨てられたのを知り、祐太はショックを受けます。
しかし徹平にも言い分がありました。そのソースの匂いが身体にしみつき、学校で友だちに「くさい」と言われていたのです。
静花にも「腐ってた」と言われ、給食の業務用のソースを投げつけられた祐太は、「秘伝のソースより業務用の方がうまい」と気づきました。40年の伝統が、学校給食に負けた瞬間でした…(注:秘伝のソースはかなり変なものをごちゃまぜにしてたので仕方ないかなと)。
こうして山ちゃんのハムカツは、秘伝のソースから『ふつうのソース』で売り出すことにしました。祐介もハムカツを食べておいしいと言いますが、兄弟論争はソース捨てた騒動があり、中途半端なまま終わりました。

祐太が親切にしているご老人のお宅に、空き巣が入る事件が続発しました。預金通帳と印鑑、現金が盗み出され、現場に指紋は祐太のものしかありません。
合い鍵も所持している祐太は、疑われました。父親が山ちゃんの店から現金を盗んで、トンズラした泥棒だということも影響します。
そんな時、誰も祐太を信用してくれませんでした。あれだけ『究極の八方美人』を通してきたのに、みんな白い目で祐太を見ます。
後日、真犯人が見つかり、表面上は落ち着いたかにみえましたが、祐太の気持ちは晴れないままでした。「やはりまだ自分はこの商店街に受け入れられていない」そう思ったのでしょう。
妻の徹子はその頃、祐太がいつも日曜の夜にどこかへ行き、翌月曜にリセットされたかのように元気になって朝帰りすることに気づきました。
愛人でも作っているのか、どこかで息抜きしているのか…あるいは、祐太は実は携帯電話のようなもので作られていて、充電器があるのではないか…そんなことまで考えます。
義理の娘の静花も、祐太のそんな変化に気づいていました。
祐太の店に、ひょっこりと父親・健太が顔を出します。祐太は弟の祐介も呼び、みんなですきやきを囲みますが、やはりなんか「うすら寒い空気」が漂います。
自分が芸能人だとばれるのを警戒して、祐介はサングラスをかけてきました。それを見た徹子の母・安江が「タモリ!」と言います。
自分たちの人生を台無しにし、のこのこと罪悪感など微塵も持たず出てきた父・健太に対し、祐太は「(父は)死んだと思ってた。あんたも死ねよ」と怒鳴りますが、徹子の母・安江にお盆でパコンと叩かれます。
「親に向かってなんてこと言うのよ」と安江は怒り、その日を境にして安江の認知症は快方に向かいます。

【結】- なくもんかのあらすじ4

なんとなくそのまま、時が流れていくかと思われた時、大変なことが起きました。
父・健太が週刊誌に激白し、金を貰ってトンズラしたのです。
大介と祐介の金城ブラザーズが兄弟ではなかったと知れ、マスコミに叩かれました。金城ブラザーズは1か月の活動自粛を余儀なくされます。
相方の大介は、祐介には怒っていませんが、父には怒っていました。ついでに兄貴の祐太にも怒りの矛先を向けようとしましたが、祐介は祐太のことをかばいます。
その頃には、祐介も兄・祐太のことが分かってきていました。「あの人はみんなに笑っているけれど、でも本当は笑ってないんだ。素顔をさらせない。仮面の笑顔がへばりついている」と言った祐介は、祐太を心の底から笑わせたいと考えるようになっていました。

『デリカの山ちゃん』でも変化が起きていました。義理の娘・静花が疑問に思い始めていたのです。
義理の父・祐太はなぜいつもあんなに笑顔でいられるのだろうと不思議に思った静花は、日曜の夜に祐太を尾行し、秘密を握ってしまいます。
祐太にはもう1つの顔がありました。雑居ビルのオカマバーで女装して「ゆうこママ」として働いていました。
奇天烈な格好をして下ネタの話題で客を笑わせることで、祐太はストレスを解消していたのです。
女装姿の祐太を見て、静花は逃げました。慌てて女装を解き、近くのデパートで服を一式そろえた祐太は、静花を見つけて口止めを頼みます。
静花が出した条件は、「沖縄に家族旅行へ行くこと」でした。祐太は喜んでそれを受け入れます。

なぜ静花が沖縄への家族旅行を望んだか、それはすぐに発覚しました。
沖縄ではエコロジーのイベントが行なわれており、桂谷壮一郎大臣が来ていました。この桂谷が、静花と徹平の父でした。
桂谷は既婚者なので不倫にあたりますが、子どもたちの認知はしています。
本当の父親の出現に、祐太は戸惑いました。
同じ頃、祐介も困っていました。金城ブラザーズの復帰の舞台の大事な時に、大介が失踪したのです。
困った祐介は初めて兄・祐太に甘えました。何をしてもらうわけでもないのですが、電話をかけて声を聞き、不安を訴えます。
その電話を受けている最中に、義理の息子・徹平がいなくなりました。祐太は一度電話を切り、慌てて徹平を探します。
お互い知らなかったのですが、祐介も沖縄に来ていました。エコロジーイベントが復帰の舞台です。
大介はイベントのマスコットキャラクターの着ぐるみに入って逃げていました。
徹平は見つかったものの、体調を崩していました。心配する祐太は医者に診せたいと言いますが、徹子は大丈夫と答えます。ところが桂谷が医者に見せろと言うと、それはすんなり通りました。祐太は、静花と徹平の父親ではないのだと痛感させられます。
しかし静花と徹平は違うことを考えていました。この沖縄旅行で実の父親と再会したものの、ずっと一緒にはいられないのだということを実感した静花と徹平は、実の父・桂谷との訣別を決めていました。そう桂谷に告げます。
そのうえで、祐太を初めて「お父さん」と呼びました。祐太は感激します。
祐太は、家族も大事でしたが弟・祐介も大事だと思いました。ひとりで舞台に立つのを不安がる祐介のピンチを助けようと、自分も一緒に舞台に立とうと考えます。ちなみに、祐介はそんなこと、露ほども望んでいません。
大介が見つからず、祐介はひとりで舞台に立ちます。ひとりでしゃべり始めますが、ことごとく場はしらけました。祐介は焦ります。
大介の着ぐるみを手に入れた祐太は、女装して着ぐるみに入りました。そして舞台に出ていきます。
着ぐるみの出現に観客は驚きますが、祐介も驚きました。着ぐるみをとると女装の祐太が現れ「実の兄、もとい姉のゆうこで~す」と告白し、場は笑いに包まれます。
祐太はオカマバーで鍛えた下ネタの話芸で場を湧かせ、祐介も姉という設定で合わせて即興の漫才が始まります。
途中から漫才は、祐太と祐介の兄弟が生き別れてどのような生活を送っていたかという話になりました。観客は真摯に耳を傾けます。
それを見ていた静花たちは、義理の父はまるで太陽のようだと思いました。

「なんでそんな、笑ってられんの?」(冒頭の問いに関連)
それに対し、祐太は答えます。「好きでやってんだよ」。
(エンドロール)ハムカツを揚げている祐太。いつもの商店街の光景。
金城ブラザーズはピンチを乗り越え、なんとか活躍している様子。

みんなの感想

ライターの感想

序盤はずっとコメディ調。もちろん全編を通してコメディタッチではあるのだが、途中からは人情ものに変化。
いかにも「クドカンワールド」な仕上がり。
のれる人はのれるし、のれない人はのれない…というふうに好悪が別れるところ。
なぜこの主人公はここまで徹底して『究極の八方美人』なんだろうと理解できない人は、できない。
一定程度の不幸を知らないと理解できないワールドなのかも。
ごちゃまぜ感もある。が、それを含めて下町の風景なども描かれており、悪くないと思った。
完璧、阿部サダヲだけが奮闘している映画ともいえるかも。

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