「めがね」のネタバレあらすじ結末

めがねの紹介:都会から南の島にやってきたタエコが出会ったのは、不思議な人々。奇妙とも言える触れ合いを通し、タエコは忘れかけていたものを取り戻していく。『かもめ食堂』の荻上直子監督の次作で、小林聡美やもたいまさこが再び出演しているほか、スタッフも多く引き継いでいる。ベルリン国際映画祭パノラマ部門マンフレートザルツゲーバー賞受賞作品。

予告動画

めがねの主な出演者

タエコ(小林聡美)、ハルナ(市川実日子)、ヨモギ(加瀬亮)、ユージ(光石研)、マリンパレス主人(薬師丸ひろ子)、サクラ(もたいまさこ)

めがねのネタバレあらすじ

【起】- めがねのあらすじ1

季節は春。とある南の島で小さな宿ハマダを営むユージと高校教師のハルナは、直感が働き浜辺で小屋の準備をします。毎年春になるとやってくるサクラの来島を予感し、その予感通りサクラは鞄一つで島に降り立ちました。
人生にひと休みしたくなったタエコが都会から島にやってきます。タエコはユージが描いた分かりづらい地図でも迷わずハマダに到着し、「ここにいる才能がある」とユージに褒められキョトンとしました。夕食の準備をしていたユージは、大切な人が来たのでみんなで外で食べるとタエコを誘いますが、彼女は一人で食事がしたいと断りました。
翌朝タエコが目覚めると、部屋には正座をしたサクラがタエコの起床を待っていました。寝起きのタエコは驚きます。
タエコが二度寝すると、浜から音楽が聞こえてきます。浜に行ってみるとサクラやユージ、島の子供たちがサクラオリジナルの“メルシー体操”という独特な運動をしていました。タエコはユージに誘われますが、輪の中に入ろうとはしませんでした。 この映画を無料で観る

【承】- めがねのあらすじ2

朝食にはサクラも同席しました。タエコはユージに島の観光地を尋ねますが、観光する場所は無くここに来た人は、たそがれるのだとの回答がきます。タエコにとってハマダは謎だらけでした。
浜辺ではサクラがかき氷を振舞っていますが他のメニューも無く、かき氷が苦手なタエコはまたしても断りました。
タエコは島の店でセール品の毛糸を買い、海を眺めながら編み物を始めました。夕飯時になりサクラが迎えに来ますが、一人でいたいタエコは迷惑に感じていました。
タエコがハマダに戻ると、ハルナも合流しバーベキューをしていました。タエコがたそがれる他に何かないのかと尋ねると毒舌のハルナは「たそがれないのに、ここに何をしに来たのか」と返します。
タエコは翌朝もサクラの存在で目を覚まします。毎日起こされなきゃいけないのかとタエコが強めに問うと、「いいえ」とサクラは静かに答えました。奇妙なハマダでの滞在は無理だと感じたタエコは、朝食も摂らずにユージの反対を押し切り、島にあるもう一つの宿に行くことにしました。

【転】- めがねのあらすじ3

マリンパレスという宿は遠く、ハルナが車で送ってくれました。タエコが到着すると宿の女性主人が迎えてくれましたが、畑仕事や勉強会をしながら宇宙に敬意を払うというコンセプトの宿で、タエコは即行マリンパレスを出ました。
タエコは空腹のまま荷物を引きながら、長い道のりを歩きました。やがて疲れ果てた頃、サクラが荷台付の自転車で迎えに来ます。タエコは自転車の後ろに乗り、重い荷物を手放しハマダへ戻りました。
ぐっすりと寝たタエコが朝目覚めても、部屋にサクラはいませんでした。朝食時、何故島に来たのかとハルナに聞かれたタエコは、携帯が繋がらなさそうな場所に来たかったと答えました。
しばらくしてタエコを先生と呼ぶ青年ヨモギが、彼女を追って島にやってきます。ヨモギはたそがれるのが得意だと言い島に馴染む様子を見て、タエコはたそがれるコツをユージに聞いてみるのでした。また、サクラのかき氷に出会っていなければ島にはいないというユージの言葉を聞き、タエコは苦手なかき氷を食べてみることにします。 この映画を無料で観る

【結】- めがねのあらすじ4

かき氷を食べた瞬間、タエコの中で何かが変わりました。一緒に食べたヨモギも人生で一番のかき氷だと絶賛します。かき氷は代金の代わりに気持ちを渡す仕組みになっていて、ユージとハルナはマンドリンの演奏で返していました。タエコは何で返すか悩みます。また、かき氷用の小豆を茹でていたサクラは、「大切なのは焦らないこと」とタエコに伝えました。
いつしかタエコは島や仲間に慣れ、体操にも参加するようになっていました。そしてヨモギは一足先に島を発ちます。タエコはかき氷のお礼に手編みのマフラーをサクラに渡しました。
ある日ユージとハルナは空を見て、また直感を働かせます。雨が降った朝、タエコが起きるとサクラはもう島を離れていました。やがてタエコも帰る日がやってきます。帰りの車中でタエコは眼鏡を落としますが、小さなことは気にならなくなっていました。
翌年の春。ユージとハルナが小屋の準備を始めました。そこにはタエコの姿もありました。そしてタエコから貰ったマフラーを風になびかせ、サクラが島にやってきます。後ろにはヨモギが続いていました。

みんなの感想

ライターの感想

他人に壁を作っていた女性が、ちょっと不思議だけどあたたかな人々や、穏やかな自然に囲まれて心を開いていく情景が伝わり、心地がよくなる作品でした。
海や空の水色、砂浜や大地のベージュ、雲や氷の白。
ナチュラルな色彩中心の映像に、ラストシーンの赤いマフラー。
とても印象的でした。

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