「ゆめのかよいじ」のネタバレあらすじ結末

ゆめのかよいじの紹介:2013年公開の日本映画。父を亡くし、東京から田舎に引っ越してきた少女が、時を越えてさまよう少女との交流を通して再生していく姿を描いている。大野安之の漫画が原作。監督・脚本は五藤利弘が務め、石橋杏奈、竹富聖花のダブル主演で贈る作品。

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予告動画

ゆめのかよいじの主な出演者

宮沢真理(石橋杏奈)、岡部梨絵(竹富聖花)、中島たかお(白石隼也)

ゆめのかよいじのネタバレあらすじ

【起】- ゆめのかよいじのあらすじ1

夏休み明け、宮沢真里は東京から新潟の山間に引っ越してきます。父が亡くなったことで、母が心に風邪を引きそうだからと考えてくれました。
ここは母が育った場所で、叔父と叔母、祖父が温かく出迎えてくれます。写真を持った怪しげな少年、中島たかおを見かけて距離を保ちます。
川原に行くと、男の子が石積みをしていました。これは子供の霊を弔う行事で、昔から行われていました。男の子が説明してくれると消えてしまいます。
転校初日、真里はクラスで自己紹介をすると、元気よく男子が声援を送ってくれます。席の後ろのほうには、たかおの姿がありました。
真里と同じクラスのさつきは、子供じみた男子に苛立ちます。また、愛想のない真里にも苛立っています。
真里は校舎にある古い時計を見つけます。ガラス部分に少女の姿が映し出されて振り返ります。突然現れた彼女は歩いて去っていきます。
さつきは参考書の購入を手伝うように言われていました。真里に連絡先を聞きに行くと、彼女が携帯を持って無くて驚きます。4時に待ち合わせと言って、自分の連絡先と地図を渡しておきます。
真里は考え込んでしまって、さつきとの約束をすっぽかします。電気もつけずに、パソコンの前で考え込んでしまっています。
父がピアノを弾いてくれていたのを思い出していました。ドビュッシーの夢という曲です。
翌日、さつきが怒ってきます。真里は気分が悪くなって、パソコンで連絡したと話します。メールは6時に送られてきていて、さつきは別の人に頼むように言ってきます。 この映画を無料で観る

【承】- ゆめのかよいじのあらすじ2

たかおは、何かと真里に話しかけていきます。お構いなく、という真里でしたが、参考書を買いに行くのに手伝ってもらいます。
買い終えたので、お構いなくを通そうとします。たかおは、昔撮った一枚の写真を見せてきます。その写真には真里が写っていました。祖母が亡くなり、小2の時に町に来ていたものでした。
さつきは、男性教師が訪問して頭を下げている姿を見かけます。何か悪いことでもしたのかと聞くと、彼は木造校舎の建て替えを中止する署名活動をしていると答えます。
木造校舎は美しくて、貴重な財産でした。さつきは署名活動に協力することにします。
家や店を訪ね歩いていて、その姿を真里が見つけて追いかけます。すると、さつきのお婆ちゃんに出会います。彼女から、真里は集めた署名用紙を託されます。
翌日、真里は学校で、さつきに署名用紙を渡します。少し増えていて、真里が協力していました。さつきはお礼にプリンをあげて、二人は校舎裏で食べます。
それから真里とさつきは仲良くなります。たかおは女子って分からないと困惑します。
真里は、「弱いお父さんを許して」と書かれた楽譜を思い出します。一人ピアノの音色につられていくと、時計の中にいた少女が弾いていました。
彼女は長いこと会いたくて、もう行かないで欲しいと言ってきます。また、ずっと探していたと言ってキスをしてきます。

【転】- ゆめのかよいじのあらすじ3

困惑した真里は、彼女の制服が少し違うことに気づきます。さつきのお婆ちゃんに聞きに行くと、60年前の話しをしてくれます。
その時、真里は明かりを見てしまいます。さつきのお婆ちゃんは、ヒダマじゃないかと言います。ヒダマとは人魂のことであり、丁度今頃は見た人が多いのです。
この辺りには静御前などの伝説が存在していて、毎年8月7日には河原で子供たちが石積みをします。親より早くに死んだ子供が休むため、霊が極楽浄土にいけるのを願って、生きてる者が代わりに積んであげるのです。
さつきのお婆ちゃんは、60年前に仲の良い女学生が二人いたと話します。当時は女学校で、二人は二級上で綺麗な人でした。
一人が病気で亡くなり、もう一人も後を追うように亡くなったそうです。他にも思い出そうとすると、お婆ちゃんは寝てしまいます。
真里とさつきは、お婆ちゃんの古いアルバムを探します。その写真には、真里そっくりな人と、真里が学校で見た岡部梨絵が写っていました。
真里は梨絵に会いに行きます。彼女は違う世界の人であり、一緒に逝こうと誘ってきます。会いたい人がいるでしょと言われますが、真里は逝けないと答えます。
二人は野原に走り出し、草でかぎ引きの遊びをします。かぎ引きは気持ちが繋がっていれば、切れないと言われています。草は切れてしまいます。たかおが現れて、一人で何してたのと声をかけてきます。
さつきのお婆ちゃんは、座敷わらしか子供の霊が入れ替わったのではと推測します。彼らは成仏する時、一緒に誰か連れて行きます。60年前の女学生の一人も連れて行かれたと噂されました。
真里が時計の前にいても、梨絵が出てこなくなります。必死に探した真里は熱を出してしまいます。校舎の建て替えが中止になり、さつきが喜んでいます。

【結】- ゆめのかよいじのあらすじ4

真里が寂しく時計を見つめていると、梨絵が出てきます。梨絵はここにはもういられないと言います。校舎は残るのに、理由が分からない真里でした。
逝かなくてはならなくなり、それは仕方がないことだと梨絵は話します。すると真里は、一緒に逝ってもよいと言います。もう一人で逝かせたり、残されるのは嫌だったのです。たかおが現れて、逝っては駄目だと引き止めます。
突然、大きな揺れが起こります。携帯はつながらなくなり、校舎は倒壊していました。時計も壊れてしまいます。
町では消防車や救急車のサイレンが鳴り響いていました。たかおが真里を家に送ります。
翌朝、家や学校は倒壊していて、道路も壊れていました。野原で真里と梨絵は再会して、梨絵が語り始めます。こんなことになるとは分からなかった。これで本当の別れとなり、いつまでも思い続けて欲しいと。
そうすれば姿を現せなくても、一緒にいることができるのです。自分と町をどうか忘れないでと真里に言います。風が吹くと梨絵は消えていました。
真里はまたいつか、巡り会えることを祈ります。叔母は十分手伝ってくれたと、東京に戻ることを真里に勧めます。
さつきに別れを告げて、真里はベンチにたかおと座っています。たかおは一つのアルバムを渡してくれます。そこには町の風景や、真里の写真がありました。
たかおは卒業したら東京に行くと言います。真里は、いつかこの町に帰ってくると言います。一緒に帰ってこようと、たかおが言うと、真里はお構いなくと笑顔になります。

みんなの感想

ライターの感想

この映画では、緑豊かな自然など日本の良き風景が映し出されます。美しい小川が流れたり、田園風景など見ていて心癒されます。また、さつきや真里の家など、日本の古き良き家を見ることも出来ます。そして、主な舞台となっている木造校舎の雰囲気も独特で見入ってしまいます。
ストーリーは、ゆっくりとしていて落ち着いて見ることが出来ます。梨絵の存在がファンタジー感をもたらしていて、良いアクセントになっています。また、石積みなど昔から伝わる事柄を取り入れているのが特徴的な作品です。最後まで見終わって、特に良いのが音楽でした。劇中のピアノの曲が素晴らしく、主題歌の笹川美和さんのプリズムが絶妙です。

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