「イーグルジャンプ」のネタバレあらすじ結末

イーグル・ジャンプの紹介:2016年製作のアメリカ・イギリス合作のスポーツ感動ドラマ。「鷲のエディ」の愛称で知られるイギリスのスキージャンプ選手エディ・エドワーズの実話に基づいた物語で、タロン・エガートン、ヒュー・ジャックマン、クリストファー・ウォーケンら豪華俳優が出演している。

予告動画

イーグルジャンプの主な出演者

マイケル・“エディ”・エドワーズ(タロン・エガートン)、ブロンソン・ピアリー(ヒュー・ジャックマン)、ウォーレン・シャープ(クリストファー・ウォーケン)、ペトラ(イリス・ベルベン)、テリー(キース・アレン)、ジャネット(ジョー・ハートリー)

イーグルジャンプのネタバレあらすじ

【起】- イーグルジャンプのあらすじ1

舞台は1980年代のイギリス。青年エディは少年の頃からある夢を抱いていました。それは、オリンピックに出場すること。毎日練習に励み様々な競技に挑戦しますが、運動音痴のエディはなかなか結果を出すことができません。母ジャネットはエディの夢を応援していましたが、現実主義者の父テリーは息子に夢を諦めさせ、自分と同じように左官の仕事に就いてもらいたいと考えていました。

そんなある日、エディは冬季競技にオリンピック出場の可能性を見出します。スキー滑降競技では思うような結果を出せなかったものの、その後エディはスキージャンプに強い関心を抱きます。エディが特に惹かれたのは、「鳥人」という愛称を持つフィンランドのマッチ・ニッカネンのジャンプでした。多くのトップ選手が着地に失敗する中、見事なジャンプを見せたニッカネンの姿にエディは憧れ、スキージャンプへの挑戦を決意します。目指すのは、1988年に行われるカルガリーオリンピック。幸運なことにイギリスにはスキージャンプ選手はおらず、エディにライバルはいませんでした。エディは父テリーの反対を押し切り、トップ選手たちが練習を行うドイツのガルミッシュ合宿所へ向かいました。

エディは合宿所のレストランを経営するペトラという親切な女性と知り合い、レストランで働きながらジャンプの練習に励む日々を送ります。独自の方法で練習せざるをえないエディは、とりあえず40m級のジャンプ台で練習を行いますが、着地に毎回失敗しアザが増えていくばかり。そんなエディに圧雪係の中年男が「死体の始末はゴメンだ」と無謀な挑戦をやめるよう話しかけてきました。エディはその中年男に不快感を覚えますが、その後ペトラからその男がかつて偉大なスキージャンプ選手だったことを知らされます。男の名前はブロンソン・ピアリー。名コーチ、ウォーレン・シャープから指導を受けたアメリカ代表のエースでした。しかし、酒と女に堕落してしまったことが原因でピアリーは競技界から追放されていました。ペトラから貰い受けたウォーレン・シャープの自伝には、今とは似ても似つかない爽やかな笑顔を見せる若かりし日のピアリーの写真が載っていました。

ピアリーの経歴を知るやいなや、エディはすぐにピアリーの家に押しかけコーチ就任を懇願します。ピアリーはその申し出を断りますが、諦めの悪いエディはレストランでくつろぐピアリーにも接近し、自らの熱意を伝えようとするのでした。

【承】- イーグルジャンプのあらすじ2

最初はエディを相手にしないピアリーでしたが、ノルウェーの代表選手がエディとピアリーを小馬鹿にしてきたことをきっかけにピアリーは奮起、はエディのコーチ就任を決意し、早速エディにスキージャンプの基礎をレクチャーします。そして、ジャンプ台の説明をしていると突然ピアリーは神妙な面持ちとなり、「90mは女神だ」と語り出しました。「階段を上る前から葬式を覚悟しなきゃならない」。そう語り終えると、ピアリーはエディを実際のジャンプ台の前に連れ出し、ラフな格好のまま90m級のジャンプ台に上がって行きました。エディ含め合宿所の人々が心配そうに見守る中、ピアリーは余裕の表情でジャンプを成功させます。ピアリーの見事なジャンプにエディは唖然としてしまいました。

その後、ピアリーの指導を受けたエディは徐々に実力をつけ、40m級のジャンプの着地成功率を上げていきました。手応えを覚えたエディは70m級のジャンプ台での練習に移ろうとしますが、ピアリーはエディの無茶な練習を制止します。しかし、オリンピック出場を本格的に見据え始めていたエディはピアリーの言葉を聞かず、十分な練習を行わないまま70m級に挑戦してしまいます。ジャンプ台から見える景色の違いに動揺したエディは誤って踏切台から転落、そのまま体勢を立て直すこともできず着地に失敗し、大怪我を負ってしまいました。

見舞いに訪れたとき、ピアリーは眠るエディの横にかつての恩師ウォーレン・シャープの自伝があるのを見つけました。自伝には、ウォーレンがピアリーにいかに失望されたかが記されていました。ピアリーはその言葉に触発され、エディをカルガリーオリンピックに必ず出場させるべく気持ちを新たにします。

エディが順調に回復し始めた頃、ピアリーが吉報を伝えに病室を訪れました。来月ガルミッシュで行われる大会で一本でも着地することができれば、イギリス唯一のスキージャンプ選手としてオリンピック出場権を獲得できる…このまたとないチャンスの到来にエディは胸を踊らせます。そして、競技会で結果を出すべくピアリーは新たなイメージトレーニング方法を伝授します。それはジャンプの踏み切りをセックスと同じように考えるもので、エディはピアリーに指導されるがまま好きな女優と愛し合う場面をイメージしながら踏み切り練習に励みました。その結果、競技会では見事着地に成功、34mのイギリス記録樹立に成功します。しかし、喜んだのも束の間、イギリスオリンピック委員会は不人気な競技への予算を渋り、61mを越えることを追加条件としてエディに提示してきたのです。

【転】- イーグルジャンプのあらすじ3

エディはこの条件を達成すべく、欧州サーキットへの参戦を決意します。父テリーからは猛反対されたものの、母ジャネットからの金銭的支援を受けエディはテリーの車を無断借用して再びイギリスを旅立ちました。参戦を前にして、エディはピアリーと語らう時間を持ち、オリンピック出場にこだわる理由を明かしました。幼い頃に読んだ1972年の五輪の写真集「栄光の瞬間」に魅せられ、体の弱い自分にもできることを証明したいと思ったことが挑戦の始まりだったといいます。エディのオリンピックへの思いを知ったピアリーは「栄光の瞬間をつかませてやるよ」とオリンピック出場を約束する言葉を口にしました。

ピアリーの猛特訓により、欧州サーキットでエディは着実に飛距離を伸ばしていきます。そして最終戦、エディは本番前の練習でついに61mに到達します。踏み切り、フォームもピアリーを納得させる素晴らしいものでした。あとは本番で同等の成果を残すだけとなりましたが、エディは本番のジャンプで着地に失敗、無効となってしまいます。エディは最後のチャンスが消えてしまったことに絶望し、帰郷を決意します。

ところが、帰郷の直前にエディの元に一通の手紙が届きました。それは、ガルミッシュ競技会からの手紙で、練習での61mの記録を有効にするというものでした。エディはオリンピック出場が決まったことに歓喜し、すぐにピアリーの元へ向かいました。しかし、ピアリーは実力を向上させることに集中するために今大会出場を見送り、次回大会に優勝候補として出場すべきと主張してきました。自分と同じ過ちをエディに踏ませたくないという思いから「自分を安売りしたら意味がない」とエディを説得しようとするピアリー。しかし夢を諦められないエディはピアリーと訣別し、コーチなしでカルガリーに乗り込むことを決意します。

そして迎えたカルガリーオリンピック、スキージャンプ70m級の試合当日。マッチ・ニッカネンが100mを軽々越えるジャンプを決める中、エディは60.5mを記録します。飛距離としては決して素晴らしい成績とは言えないものの、イギリス史上最高記録というアナウンスにエディは大興奮します。その無邪気な様子が観客に愛され、エディは「鷲のエディ」という愛称で親しまれるようになり、エディ自身も連日のメディア取材に有頂天になっていきました。エディは誇らしげにピアリーに報告の電話を入れますが、返ってきたのは「お前はただの見世物だ」という冷たい言葉でした。

【結】- イーグルジャンプのあらすじ4

エディはピアリーが自分にかけてきた言葉を思い出し、ある決断を下します。エディは記者会見を開き、90m級に出場することを報告しました。注目され調子に乗ってしまったことを反省し、「自分を安売りしたら意味がない」というピアリーの言葉を行動に移そうと考えたのです。

その後間もなくピアリーがカルガリー入りし、エディと再会を果たしました。アメリカ代表時代の上着を着ながら、栄光の瞬間を諦めるなとエディに励ましの言葉をかけるピアリー。エディは再びピアリーと二人三脚で試合に臨むこととなりました。

そして90m級の試合当日、テレビで解説を務めていたのはピアリーの元コーチ、ウォーレンでした。ウォーレンは選手時代のピアリーの愚行を取り上げ厳しい言葉を口にしますが、当のピアリーはむしろ気楽に行けるとポジティブに受けとめていました。

ピアリーに送り出された後、エディはエレベーターでフィンランドの「鳥人」マッチ・ニッカネンと一緒になりました。ニッカネンは「最高のジャンプならビリでも嬉しい」と正直な気持ちを話し、エディは自分と同じ思いを世界王者が持っていることを知ります。そして、「世界中が見てる中でベストを出さなきゃ俺たちの魂が死ぬ、永遠に」と微笑みを浮かべながらエディに激励の言葉をかけ、マッチはジャンプ台へと先に向かっていきました。マッチは70m級に続き素晴らしいジャンプを決め、大歓声が響き渡りました。

そしてエディの順番が回ってきましたが、エディはジャンプ直前になってこれまで多くの人々が語ったエディを否定する言葉を思い出していました。エディはその言葉を振り切るようにスタートを切ります。最後の着地の体勢の乱れもなんとかこらえきり、スピードに乗った見事なジャンプを決めるエディ。記録は71.5m、自己ベストでありイギリスのオリンピック新記録を達成しました。エディとピアリーは大声で喜び、観客も実況席も「鷲は舞い降りた」と大興奮。エディの実家ではテリーとジャネットも歓喜に沸いていました。そしてその後、選手控え室にウォーレンが現れました。エディとピアリーの成し遂げた偉業に心を動かされ、ウォーレンはピアリーと和解の抱擁をするのでした。

オリンピック閉会後、帰国したエディは空港で多くのイギリス人に出迎えられました。その中には、テリーとジャネットの姿もありました。テリーは息子を抱きしめ、父親として誇らしく思っていることを伝えました。

「オリンピックは勝つことより参加することに意義がある。勝利より努力だ」。エディの競技人生は、近代オリンピックの父、ピエール・ド・クーベルタンが残した言葉そのものでした。

みんなの感想

ライターの感想

無邪気な青年がオリンピアンまでに成長する主人公の変化をタロン・エガートンが豊かな演技力で生き生きと表現していました。また、コーチ役のヒュー・ジャックマンは数々のアクション映画を経験しているだけあって、動きがしなやかで惚れ惚れする姿を披露しています。オリンピックの理念とスポーツの素晴らしさをストレートに伝えてくれる作品です。

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