「エコール」のネタバレあらすじ結末

エコールの紹介:2004年制作。森の中にある閉鎖的な学校を舞台に、純粋な少女たちの生活と、外の世界を憧れる様を描いた衝撃作。19世紀の作家、フランク・ヴェデキントの小説「ミネハハ」が原作。女流監督ルシール・アザリロヴィックが監督・脚本を務め、マリオン・コティヤール、エレーヌ・ド・フジュロルが出演。

エコールの主な出演者

イリス(ゾエ・オークレール)、ビアンカ(ベランジェール・オーブルージュ)、アリス(リア・ブライダロリ)、エヴァ(マリオン・コティヤール)、エディット(エレーヌ・ド・フジュロル)

エコールのネタバレあらすじ

【起】- エコールのあらすじ1

6名の少女が部屋にある棺を開けます。中にはイリスという少女がいて、彼女は少女たちの名前を聞きます。ナディア、ローズ、ヴェラ、アリス、セルマ、ビアンカの6名です。
イリスは弟がいないことや、ここがどこなのか不思議に思います。ここには女性しかいませんでした。
森の中には5つの寮があり、他にも少女たちが住んでいました。イリスの寮には、マドレーヌという大人の使用人がいて、少女たちに逆らえば罰せられるとされていました。
家に帰りたいイリスでしたが、ここが家だとビアンカに言われます。うたた寝したイリスは、ビアンカが一人どこかに行くのを見かけます。抱きついて呼び止めるイリスでしたが、ビアンカは明日の朝には戻ってくると、どこかへ行きます。
最年長の子は9時に出かけるのです。他の子たちは10時に就寝し、7時起床、8時に朝食をとり、9時から勉強と決まっていました。
翌朝、イリスはビアンカに今日は一緒にいたいと言います。ビアンカは常に街灯を通るようにと、他の建物へとイリスを連れていきます。そして一人去っていくビアンカでした。
イリスら少女たちは、エディットという大人の女性に挨拶されます。エディットは森の動物について勉強しようと、彼女たちに教えていきます。
イリスはずっとここで暮らすのと質問をします。誰も訪ねてくる人がいないのかと聞くと、年に一度校長先生が来ると聞きます。
校長先生は青いリボンをつけている子を審査しに来るのです。少女たちは、それぞれリボンをつけていて、それで区別されていました。また、イリスはビアンカから、外出禁止であることも聞かされます。

【承】- エコールのあらすじ2

今日はエヴァ先生によるバレエのクラスにやってきます。イリスたちは選ばれた人だと説明を受けます。
イリスは夜にビアンカが、どこに行っているのか気になります。夜遅く、イリスは彼女についていって、ある建物に行きます。
一室を見た後、怖くなって飛び出したイリスを少女らが探しに来てくれます。もしも外に出てしまうと、罰として死ぬまでここの人に仕えることになるのです。
外に出れないのは、変な人がいるからだとイリスは聞きます。知りたがりのイリスは転んでしまって怪我をします。
授業でエヴァに呼び止められて、イリスはビアンカと仲が良いことを説明します。エヴァはビアンカになら服従するのねとイリスに問いかけ、服従こそが幸せにつながる道だと説明します。
イリスは壁を越えて外に出たいと思うようになります。同じクラスのローラもそう思っていて、川辺のボートに乗り込みます。
イリスは規則違反だからと乗らず、ロープを外してあげます。彼女はオールを漕いで行きます。しかし、ボートに水が浸水してきてしまいます。雨が降ってきて、ボートの上に彼女の姿はありませんでした。
エディット先生は、子供の頃に外に出ようとして足を折られました。それは怖がらせるための作り話だと少女らは話します。
いつものように、夜に寮に帰ってきたビアンカはイリスがいないことに気づきます。一人閉じこもってるイリスを見つけて、ビアンカは彼女から、秘密にしているローラのことを聞きます。
イリスが自分も罰を受けるのかと聞くと、ビアンカは受けないと答えてくれます。翌日、イリスは誰かが棺に入っていて、使用人たちが近くにいるのを見ます。
イリスらはエヴァ先生から、ローラが戻らぬ人になったと説明されます。お別れ式を開くことにします。棺が火葬されることになります。

【転】- エコールのあらすじ3

アリスは青リボンをつけていて、今年選ばれることを望んでいました。それが外に出る近道だと考えているからです。
熱心にレッスンを頑張るアリスに、エディット先生は選ばれないと言います。彼女が去った後、アリスは欲求不満のくせにと陰口を言います。
校長先生がやってきて、ついに披露する日が来ます。一人ひとり演技がしていく中、アリスはもう一人の少女と比べられます。惜しくも選ばれず、アリスは校長先生に直談判しに行きます。
呼び止めるエヴァに、アリスは選ばれると言ったのにと言います。行った覚えはないとエヴァが言うと、アリスは倒れてしまいます。それからアリスはベッドの上で寝込み続けます。
しばらくして、アリスは寮を飛び出し、壁を登って乗り越えます。そして林の中を進んでいきます。エディットはアリスが過ちを犯したため、皆に会えないことを伝え、話題にすることを禁じます。
今日からナディアがビアンカと共に、夜に出ていくことになります。そこには羽の衣装があり、ビアンカとナディアたちはそれをつけて舞台に上がります。
ナディアは幕を開けようとして止められます。観客がいることを聞かされて、ナディアが帰ろうとすると、使用人に止められます。
エヴァから観客からは見えないと説明され、ビアンカたちと舞台の上で踊ることにします。幕が開いて、彼女たちは観客がいる中で踊り続けます。
観客は暗くてよく見えない状態で、ナディアは何度か失敗して転んでしまいます。エヴァから戻るように言われて、踊り続けます。終わった後、ナディアはもう行きたくないと言います。ビアンカはそれは許されないと言います。

【結】- エコールのあらすじ4

レッスンが終わって、ビアンカはエヴァに呼ばれます。周りの子達は、今度は彼女の番だと笑っています。エヴァはビアンカに、出血があればナプキンを使うようにと説明します。そしてビアンカは、今日が最後の舞台であると伝えられます。
ビアンカは舞台でブラボーと言われて、投げられた花を衣装につけます。舞台が終わって、ナディアとビアンカは幕を開けて観客席へと向います。
観客は去った後で、ビアンカは手袋を拾います。出口を進んでいると、使用人が現れて、舞台のお金で学校が成り立ってることを聞きます。また、使用人は。ビアンカの足が外でも金になると言い出します。ビアンカは外に出たくないと言います。
自室に戻ったビアンカは、拾った手袋をつけて、自分の足を撫でていきます。翌朝、ビアンカは花と手袋を川へと投げ入れます。
うずくまるビアンカにイリスが駆け寄ります。ビアンカが出ていくと聞いて、イリスは一緒でないと嫌だと言います。
ビアンカはブランコに乗って、後ろ向きに落ちて倒れます。皆が心配して駆け寄る中、ビアンカは起き上がって、イリスと手を繋いで川へと行きます。
しばらくして、ビアンカは出ていくことになります。皆とハグして、イリスは忘れないか聞きます。ビアンカは外で会えると約束し、走り去っていきます。
ビアンカは同じリボンの色をつけた子と一緒に、リボンを外していきます。エディットやエヴァに連れられて、時計の下にあるドアへと入っていきます。
舞台を通って、出口へと入っていきます。地下道を通って進んでいきます。ビアンカたちは地下鉄に乗るように指示されます。
電車が発進して、ビアンカは自分たちがどうなるのかエヴァに聞きます。エヴァはすぐに自分たちのことを忘れると話します。残されたイリスたちは、新たな棺の中にいる子と出会います。
ビアンカたちは到着し、建物の中に入っていきます。大人の女性に連れられていき、エヴァとエディットは見送ります。
ビアンカたちは案内されていき、外の世界にある噴水が珍しくて、靴を脱いでバタ足をします。ビアンカは上着を抜いで、噴水の中央に近寄ります。ボールが飛んできて、男の子が取りに来ます。
男の子とビアンカは水を掛け合います。噴水の中の荒れ狂う流れが映し出されてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は幻想的な森と、水の流れの描写が印象的です。純粋な子供たちの笑顔や遊ぶ姿、バレエをする姿、外へと行きたい想いなど見ていて癒やされます。
今作は、何かはっきりとしたものではなく、少女たちが学校の中で感じることを描いている映画です。映像を見て少女の感情を感じることができる作品であり、言葉では言い表せない凄さがあります。
これほどミステリアスな雰囲気で、芸術的な映画は中々お目にかかれないでしょう。

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