「エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件」のネタバレあらすじ結末

アンダーテイカー 葬る男と4つの事件の紹介:2009年製作のアメリカ映画。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のエディ・レッドメインとジェシカ・ビール共演作品。植物状態の息子を抱えるストリッパーと、彼女の愛犬を保護した葬儀屋の青年との出会いが、さまざまな人間模様の中で描かれる。

予告動画

エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件の主な出演者

クワーティ・ドゥーリトル(エディ・レッドメイン)、ローズ・ジョニー(ジェシカ・ビール)、ジャック・ドーニー(レイ・リオッタ)、チャーリー(フォレスト・ウィテカー)、ベルベット・ラリー(パトリック・スウェイジ)、サリー(リサ・クドロー)、ランドール(クリス・クリストファーソン)、用心棒(ドン・スウェイジ)、レクサス(アレハンドロ・ロメロ)、ダイアナ(サーナ・ラサン)

エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①妻を亡くし自殺願望を持つチャーリーは殺しの依頼をするがみんなに断られる。レストランの女性・サリーと恋の予感。25年の刑期を終えたジャックは末期の胃がん。娘のローズに金を渡す代わりに医療費を払って他界。 ②ローズは植物状態の息子・ビリーの療養費のためにストリップをして働く。ビリー他界を嘆くが運命の出会いあり。葬儀屋のクワーティは女性と縁がなかったが、犬を通して出会ったローズと結ばれる。

【起】- エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件のあらすじ1

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。

・12月20日
〔チャーリー〕
初老の黒人男性・チャーリーは、妻のダイアナを交通事故で亡くしました。
生きている意味を見いだせないチャーリーは、全財産5万ドル(約555万円)を車のトランクに入れ、誰かに自殺の幇助を頼もうと思っています。
女性になりたいと思っている男性・レクサスに頼もうとしますが、レクサスはドッキリかと思いました。チャーリーが本気だと知ると、「自分でなんとかしろ」と断ります。

〔ローズ〕
ローズ・ジョニーは植物状態の息子・ビリーを持つ女性です。夫とは離婚し、ビリーを入院させています。
高額な療養費がかかるため、ローズは手あたり次第、デートを重ねました。
その日はデビッドという男とデートしますが、相手に脈はありません。
ローズはストリッパーをしていました。ストリップ・クラブ『ワイルド・ベルベット』では、スカーレットという名で働いています。
ローズはいつかフランスのパリに行くのが夢でした。しかしいっぽうで、植物状態のビリーを置いていけるわけがないと、分かっています。
帰宅したローズは、愛犬のルディが逃げ出したことを知りました。
息子だけでなく犬までいなくなるのは耐えがたいので、ローズは探します。

〔クワーティ〕
葬儀場で働く葬儀屋(アンダーテイカー)の若い男クワーティ・ドゥーリトルは、霊柩車で犬を轢いてしまいます。この犬が、ローズの愛犬・ルディなのですが、当然クワーティは知りません。
動物病院に駆け込もうとエンジンをかけましたが、霊柩車はエンジン不調でレッカー車で牽引されました。
幸い犬は軽傷で、自宅で手当てするだけでよさそうでした。
クワーティは犬にラッキーと名付け、可愛がります。

〔ジャック〕
初老の男性ジャック・ドヒニーはバスに乗り込み、初老の男ベルベット・ラリーに情報を金をもらいます。
ジャックはベルベットをかばい、25年間の刑務所暮らしに耐えていました。
ベルベットはジャックに大金を渡し、ジャックの妻のメアリーが死んだことと、娘のローズが自分のストリップ・クラブで働いていることを告げます。
ジャックは「時間がないんだ」と言いました(その理由は後述)。

・12月21日
〔クワーティ〕
クワーティは葬儀場で、死に化粧を施す仕事もしていました。
死体の顔を生前のように美しくすることに、誇りを持っています。

〔ローズ〕
ローズは犬探しのポスターを作り、街のいたるところに必死になって貼ります。

〔ジャック〕
『ワイルド・ベルベット』に行って、スカーレットと名乗っているローズを見たジャックは、なんとか接触する方法はないかと考えていました。
バスに乗ったジャックは、運転手に鼻血が出ていると指摘されます。
ジャックは胃がんで、余命いくばくもない命でした(「時間がない」理由)。

【承】- エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件のあらすじ2

・12月22日
〔クワーティ&チャーリー〕
父の借金のせいでローンの審査が通らず、下手をすると月末に物件が差し押さえに遭うと知ったクワーティは、来月に支払うと言った葬儀の客に電話をかけます。
年内に支払いは無理だろうかと打診してみますが、気が弱いので駄目でした。
閉店間際の店に、棺桶が欲しいという男がやってきました。チャーリーです。
チャーリーは5万ドルで棺を買うから、自分を殺してくれとクワーティに頼みました。
金が入り用なのも知っていると言いますが、クワーティは断ります。

〔チャーリー〕
クワーティに断られた後、馴染みの飲食レストランでうたたねしていたチャーリーは、ウエイトレスをする金髪中年女性・サリーに起こされました。
サリーは13年の結婚生活に終止符を打ち、1年前に離婚してロサンゼルスに移り住んでいます。
家まで送ったチャーリーは、サリーに家へ寄っていくかと聞かれますが、断りました。

〔ジャック&ローズ〕
ジャックはまたローズを見に店に来ていました。ローズはオーナーのベルベットに、クリスマス・イヴも出勤してくれと頼まれます。
ストリップ・クラブでは、1000ドル(約11万円)で指名すれば個室でサービスも受けられます。
ジャックはローズを指名しました。おしゃべりをしようと言いますが、ローズはサービスしようと必死です。
それを制して、ジャックはチークダンスをしました。性的なことを要求しないので、ローズは奇妙な客だと思います。

・12月23日
〔クワーティ〕
犬のラッキーを散歩していたクワーティは、貼り紙に気付きました。飼い主に返さねばと思います。
クワーティはその後、出会い系のパーティーに参加しました。そこで喘息発作を起こしてばったりと倒れます。

〔チャーリー〕
レストランに行ったチャーリーは、思い切ってサリーを誘います。
ところが元夫から電話があり、サリーは仕事のあとで会う予定を入れていました。
元夫の車に乗ってサリーが去るのを、落胆しながらチャーリーは見送ります。
その後、洗車場で車を洗っていたチャーリーは、少しの間、目を離した隙に車を盗まれました。洗車場に残ったスパンコール(きらきら光るラメ)を見て、車を盗んだのが女性になりたい男・レクサスだと気付きます。
下町でレクサスの行方を聞いたチャーリーは、レクサスが過去に2回も手首を切って自殺未遂をしたと知りました。女性になりたいと思いつつ、なれないでいるレクサスの心の闇に気付きます。
レクサスは芸者ダンジョンにいるだろうと、チャーリーは教わりました。

〔ジャック&ローズ〕
その日もジャックはローズを指名していました。ローズに両親のことを聞きます。
ローズは、父は自分が生まれる前に船の事故で死に、母のメアリーは最近死んだと言いました。ジャックは、自分が死んだと聞かされていたのだと知ります。

【転】- エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件のあらすじ3

ローズがパリに行きたいと前日話していたのを聞き、ジャックはパリ行きの航空機チケットを用意していました。
ジャックが自分の父だと気付いたローズは、激昂します。
出ていけと言い、ジャックは店の男たちに殴られました。
その足でローズは息子のビリーに会いに、病院へ行きます。
意識のない息子・ビリーの手をにぎり、必死で話しかけました。
まばたきしたのを見て、意識が回復したのかと思いますが、主治医は「植物状態の人間にはありうることなのだ」と説明します。
ビリーはもはや、絶望的な状態でした。しかしローズは受け入れたくないのです。
尾行してビリーの存在を知ったジャックは、ひそかに病院代を支払います。

〔クワーティ&ローズ〕
前日パーティー会場で昏倒したので、クワーティの左ほほには傷があります。
ローズに電話をしたクワーティは、犬を返しました。報酬を出すというローズに、金はいらないと断ります。
クワーティとローズは、互いに惹かれるものを感じました。
クワーティはうぶで、女性経験は全くないのですが、ローズの希望でハグをします。
離れがたく感じたローズは、クワーティの勧めで泊まって行くことにしました。とはいっても、清い関係です。

・クリスマス・イヴ(12月24日)
〔クワーティ&ローズ〕
ローズのために花束を買って帰ったクワーティは、ローズが何も告げずに去っているのを知り、ショックを受けました。
貼り紙の連絡先を確かめ、『ワイルド・ベルベット』に行きます。
クワーティは、ローズがスカーレットという名でストリップをしていると知りましたが、愛情に変わりはありませんでした。
ローズは知られたくなかったようで、観客の中にクワーティがいると知ると、胸を隠して泣きます。
クワーティはローズを追いかけて、自分はそれでも好きだと告白しました。
クワーティの部屋を訪問したローズは、自分は子持ちのシングルマザーで、ストリッパーでドジだから取り柄がないと言います。
それに対し、クワーティは「それなら僕なんか趣味はパペットで、女の人と付き合ったことがない」と返しました。
クワーティとローズは、そのまま部屋で結ばれます。

〔チャーリー〕
金を積んだ車を盗んだレクサスを訪ね、芸者ダンジョンに行ったチャーリーは、銃で脅して個室に連れていきます。
レクサスは「今ならばあなたが殺してくれと言った理由が分かる」と言いました。
車の中をあさったレクサスは、チャーリーが愛する妻・ダイアナを亡くしたことを知ったのです。
自殺を手伝うとレクサスは言うと銃を取り上げますが、「昔、私もある男を愛したが、彼は女を選んだ」と言うと、自分の胸に向けて銃の引き金をひきました。
レクサスは自殺し、チャーリーは事情聴取を受けます。

【結】- エディレッドメインアンダーテイカー葬る男と4つの事件のあらすじ4

〔ジャック〕
自分の孫・ビリーのいる病院に付き添ったジャックは、ビリーの容態の変化に気付きました。
ビリーは肺出血で容態が悪化し、看護師は母であるローズに連絡しようとします。
ところがローズは留守で、連絡がつきませんでした。この時ローズはクワーティの部屋で結ばれています。
ジャックは、自分にできないことがないかと考え、必死で街をさまよいローズを探します。
ストリッパー・クラブの横で、座ってローズを待ち続けました。
少年・ビリーはそのまま亡くなってしまいます。

・12月25日
〔チャーリー〕
チャーリーは夢を見ました。ダイアナと会う夢です。
ダイアナは「雨が降らなかったわね」と言うと「まだ(あなたがあの世に来る)時間じゃない」と告げました。
シスターに起こされたチャーリーは、まだ自分が生きていることに落胆します。
そう、実はチャーリーは牧師なのです。だから自殺ができないのです。
(注:なんと予告で盛大にネタバレしているが、映画ではこのときまで、明らかにしない。
チャーリーが詰め襟に似たカラーがついた神父の服を着ていることも、顔のアップにしてずっと隠し続けているくらい。
カトリック教では自殺を罪にしており、自殺を禁じている。)
教会の外に出たチャーリーは、雪が降っていることに気付きました。

〔ジャック〕
ジャックはストリップ・クラブの横の道路で、雪に埋もれて死んでいます。
(凍死かもしれないし、胃がんによって死んだのかもしれない)
しかしジャックは不幸ではありませんでした。
あの世で孫のビリーと、ジャックは一緒に海辺で遊んでいます。

〔ローズ〕
ビリーの死を知ったローズは、病院へ駆け込みました。嘆きます。
携帯の電源を切っていたのは、よくなることを信じたかったからでした。
「入院費はすべて支払い済み」と言われたローズは、看護師から言付かったパリ行きのチケットを見て、自分の父親の名乗りをあげたジャックが払ってくれたのだと知ります。

〔チャーリー〕
レストランのサリーが、チャーリーに話しかけます。
サリーは前の夜、元夫と話し合いを持ちましたが、やはりうまくいかないという結論に達していました。
それを告げたうえで、サリーはチャーリーを自宅に招きます。
チャーリーはその誘いを受けました。
(チャーリーはサリーと新たな恋の予感)

〔クワーティ&ローズ〕
クワーティはローズの職場のストリップ・クラブに電話をかけますが、もういないと言われます。
失恋したと思ったクワーティは、チャリティでパペットを使い、人形劇をしました。
(手を入れて使うぬいぐるみのほうではなく、上から糸を使って操作するほうだった)
ローズがやって来ると、クワーティにパリ行きを誘います。
(クワーティとローズも恋の予感)

みんなの感想

ライターの感想

アマゾンで官能ミステリーといってますが、全く違います!!!!
予告もへんなふうに編集してますが、全く違います!!!!(怒) なんでこんな売り方するかなあ…。
ほんとは、どっちかというと「しみじみな、いい話」。
主要な登場人物がそれぞれ孤独を抱え、それでもよいほうへ向かおうと努力する話。
特にこのチャーリー神父ネタを、予告の段階でばらしているのは、ひどい!
ジャックも、切ないけれどあの世で孫のトビーと幸福そうに遊んでいるし、
ローズとクワーティが惹かれあうのは、よかった。
群像劇なのだが、安っぽい仕上がりではなく、現実にありそうな重さを持っていて、地味だけどもいい話。

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