「エルスール」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

エル・スールの紹介:1983年製作のスペイン映画。脚本・監督は「ミツバチのささやき」などで知られるビクトル・エリセ。当初本作品の上映時間は3時間の予定だったが、プロデューサーの意向で95分の映画となった。日本公開は1985年。

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エルスールの主な出演者

アグスティン・アレーナス(オメロ・アントヌッティ)、8歳のエストレーリャ(ソンソーレス・アラングレン)、15歳のエストレーリャ(イシアル・ボリャイン)、フリア(ローラ・カルドナ)、ミラグロス(ラファエラ・アパリシオ)、イレーネ・リオス(オーロール・クレマン)、カシルダ(マリア・カーロ)

エルスールのネタバレあらすじ

【起】- エルスールのあらすじ1

スペイン北部の城壁のある街に引っ越してきた少女エストレーリャは、「かもめの家」と呼ばれる郊外の一軒家に住むことになりました。
エストレーリャの父・アグスティンは医師の職を得ており、時折振り子を使ってダウジングを行っていました。その不思議な能力に魅了されたエストレーリャは、ダウジングの方法をアグスティンから教わり、村人から尊敬される父を慕っていました。
母・フリアはかつて教師をしていましたが、内戦後に教職を追われ、家で娘の読み書きを教えています。ある雪の日、エストレーリャはフリアから南では雪が降らないという話を聞かされます。さらにアグスティンの故郷は南で、祖父との折り合いが悪く北に逃げてきたことを知ります。
それ以来エストレーリャは、絵葉書を眺めてはまだ見ぬ南に惹かれていきます。 この映画を無料で観る

【承】- エルスールのあらすじ2

エストレーリャの初聖体拝領の日がやってきます。南からアグスティンの母親・ドナと、乳母・ミラグロスが祝いに駆けつけます。ミラグロスはエストレーリャの部屋に泊まり、アグスティンと祖父との確執をありのまま話し聞かせてくれます。
翌朝、エストレーリャが真っ白な衣装を着ていると、アグスティンが外で猟銃を撃つ銃声が聞こえてきます。エストレーリャは一度も教会に足を運んだことがない父が来てくれるのか不安に思っていました。
初聖体拝領が無事に終わると、教会の入り口にアグスティンが立っていました。式の後、アコーディオンで奏でる南の曲「エン・エル・ムンド」に乗せて、エストレーリャとアグスティンが踊ります。
その日、ドナとミラグロスは南に帰っていきます。

【転】- エルスールのあらすじ3

ある日、エストレーリャはアグスティンの机から「イレーネ・リオス」という名が繰り返し書かれた封筒を発見します。フリアにそれとなく尋ねてみるも覚えがなく、エストレーリャは父の秘密を初めて知ります。
数ヶ月後、エストレーリャは映画館の前でアグスティンのバイクを見つけます。映画のポスターに書かれた主演女優の名はイレーネ・リオスで、その頃アグスティンはイレーネ主演作「日かげの花」を食い入るように観ていました。イレーネは彼が内戦の頃に別れたかつての恋人で、その後アグスティンは喫茶店に入り、彼女宛の手紙を書きます。
イレーネから届いた手紙には、彼女はすでに女優を辞めており、今さら手紙を送られても辛いと書かれていました。その後アグスティンは家出をします。
家出からすぐに帰って来たアグスティンでしたが、それからというもの家庭の空気が重くなり、エストレーリャは自室のベッドの下に隠れて抗議するも、父は無言を貫きます。

【結】- エルスールのあらすじ4

15歳になったエストレーリャは、カシルダという名のボーイフレンドに家の塀に落書きをされることが気がかりでした。
ある日、アグスティンが珍しく昼休みに学校を訪ね、エストレーリャをホテルの昼食に誘います。そこで彼女は「イレーネ・リオス」の名を出すも、アグスティンは似た人は知っていると曖昧な返事をします。ホテルでは結婚式が開かれており、「エン・エル・ムンド」のメロディーが流れていました。
翌朝、郊外の水辺でエストレーリャの自転車が乗り捨てられ、その近くに自ら頭を撃ち抜いたアグスティンが倒れていました。アグスティンは出かけるときに、ポケットの所持品全て置いて行っていました。
その後、エストレーリャは病気になります。ミラグロスから手紙が届き、南で療養するように勧められます。エストレーリャは出発の準備をし、アグスティンが南のどこかにかけたらしい長距離電話の領収書をトランクに詰める場面で、物語は幕を閉じます。

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