「カポーティ」のネタバレあらすじ結末

カポーティの紹介:2005年製作のアメリカ映画。作家のトルーマン・カポーティが、代表作「冷血」を書き上げるまでの6年間を描いた伝記作品。日本公開は2006年。

カポーティの主な出演者

トルーマン・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)、ネル・ハーパー・リー(キャサリン・キーナー)、ペリー・スミス(クリフトン・コリンズ・Jr)、ディック・ヒコック(マーク・ペルグリノ)、アルヴィン・デューイ(クリス・クーパー)、ジャック・ダンフィ(ブルース・グリーンウッド)、ウィリアム・ショーン(ボブ・バラバン)

カポーティのネタバレあらすじ

【起】- カポーティのあらすじ1

「ティファニーで朝食を」で名価を高めた作家のトルーマン・カポーティは、ある日殺人事件を取り上げた小さな新聞記事を見つけます。1959年11月15日、カンザス州の田舎町で農家の一家4人が惨殺されます。静かな町で突然起きた残虐な殺人事件にカポーティは関心を示し、ノンフィクション小説という新しいジャンルを切り開く野望を抱きます。
カポーティは「ザ・ニューヨーカー誌」の編集者であるウィリアム・ショーンに執筆の許可を得て、幼なじみのネル・ハーパー・リーと共に現地に向かいます。地元民はカポーティの奇抜なルックスと独特の雰囲気を敬遠しますが、捜査部長のアルヴィン・デューイの妻が彼の小説のファンであったことから、捜査に関する情報を入手します。
やがてデューイの元に、容疑者のペリー・スミスとディック・ヒコックが逮捕されたという連絡が入ります。 この映画を無料で観る

【承】- カポーティのあらすじ2

カポーティは容疑者2人との接近を試みます。その1人であるペリー・スミスは、生い立ちに恵まれなかった感受性の強い男で、カポーティの創作意欲を刺激します。カポーティは実の親に育てられなかった自身の生い立ちや境遇などをペリーに打ち明け、彼との面会を重ねていきます。
あるときペリーはストレスから拒食症を引き起こします。ペリーはカポーティに離乳食を食べさせられたことで、次第に彼に心を開くようになります。一方、会話の94パ-セントを記憶していると自負するカポーティは、その驚異的な記憶力と鋭い洞察力を生かし、ペリーの人物像に深く斬り込んでいきます。
カポーティはペリーについて、「同じ家で生まれ、一方は裏口から、もう一方は表玄関から出た」と話します。

【転】- カポーティのあらすじ3

カポーティはペリーの死刑執行を引き伸ばすために、熱心に弁護士を探し回ります。
ところが雑誌に「冷血」を発表したことで裁判が長引き、カポーティは2人の刑が執行されなければ小説が完成しないことを悟ります。カポーティが苛立ちを募らせる一方で、ペリーは刑の執行が延期されることを喜び、カポーティを「友」と呼ぶようになります。
やがて2人には死刑判決が下され、あるときペリーはカポーティが自分の話を小説に書いていることを知り、心を閉ざします。執筆はますます停滞し、カポーティは日ごとに追い詰められていきます。
小説を完成させたい野心と、ペリーとの間に芽生えた友情の狭間で揺れるカポーティでしたが、ついに彼を裏切ります。カポーティは「冷血」のクライマックスとなる事件の詳細を聞き出します。
その後、カポーティは新しい弁護士を探そうとせず、面会を避け、ペリーからの電話も拒否します。 この映画を無料で観る

【結】- カポーティのあらすじ4

カポーティは2人の死刑執行にも、ペリーから電話で懇願されるまで立ち会おうとしませんでした。やがてペリーたちは、カポーティの目の前で絞首刑に処されます。
カポーティはネルに「彼らを救うために何もできなかった」と涙しますが、彼女は「死刑にしたかったのだ」と告げます。
その後カポーティは6年間を費やした「冷血」を完成させ、1965年「ザ・ニューヨーカー誌」に発表します。作品は一家4人惨殺事件をノンフィクションノベルとして、現代文学の傑作と賞賛され、カポーティは不動の地位を手に入れます。
しかし、ペリーたちとの交流で心に大きな痛手を負ったカポーティは、それ以降作品を完成させられなくなります。カポーティの生涯が静かに語られる場面で、物語は幕を閉じます。

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