「サヨナラの代わりに」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

サヨナラの代わりにの紹介:筋委縮側索硬化症(ALS)を発症した女性と、彼女の介助人となった大学生。性格も暮らしぶりも正反対の二人が、限られた時間の中で友情を育んでいく。
アメリカでは2014年、日本では翌年に公開され主演のヒラリー・スワンクが来日し舞台挨拶を行った。監督はジョージ・C・ウルフで、原題は『YOU’RE NOT YOU』。

予告動画

サヨナラの代わりにの主な出演者

ケイト(ヒラリー・スワンク)、ベック(エミー・ロッサム)、エヴァン(ジョシュ・デュアメル)、マリリン(ロレッタ・デヴァイン)、ウィル(ジェイソン・リッター)、ベックの母(マーシャ・ゲイ・ハーデン)、ケイトの母(フランシス・フィッシャー)

サヨナラの代わりにのネタバレあらすじ

【起】- サヨナラの代わりにのあらすじ1

弁護士の夫と、人も羨む順風満帆な人生を送っているケイト。ピアニスト経験がある彼女は35歳の誕生日に友人に求められ演奏した際、手が痙攣していることに気付きます。やがてケイトはALSと診断されました。
発症から1年半もするとケイトは歩行器や車いすに頼る生活となります。夫エヴァンが家にいる間は、入浴やメイクなど献身的に介助していました。
ある時ケイトは自分を病人扱するヘルパーをエヴァンに無断で解雇し、大学生ベックの面接をします。彼女は教授と不倫しつつも、他の男性と一夜限りの関係を持つ日々を繰り返す奔放な性格で、スラングばかり使っては面接の日も寝坊するなど、ケイトとはかけ離れた生き方です。彼女の雰囲気に呆れるエヴァンに対し、ケイトは話を聞いてくれそうという理由でベックを仮採用しました。
ベックは高校時代に施設でボランティアの経験があるものの、本格的な介助は初めてで、更には料理もできず失態ばかりでした。彼女は採用は却下だろうと思っていました。

【承】- サヨナラの代わりにのあらすじ2

音楽活動をしているベックは、その夜バーのステージにあがりますが、客席から野次を飛ばされ全く歌えませんでした。彼女はいつも怖気づき歌うことができないのです。ベックはライブを見た青年ウィルに好かれ関係を持ちますが、彼女は恋人を作るつもりはありませんでした。
ベックに介助人として来てほしいとの連絡が来ます。ベックは遅刻を繰り返すも、ケイトは彼女を嗜めつつ受入れるのでした。
ケイトは友人を招き食事会を開きますが、友人の気休めだらけの言葉に疲れます。その夜ケイトはベックに頼み、エヴァンのメールを盗み見をすると、夫の浮気の動かぬ証拠がありました。
ベックが帰り、ケイトは自ら階段から落ちようとしますが失敗に終わります。ケイトから空メールが届きベックが心配で駆けつけると、失禁していたケイトに連れ出して欲しいと頼まれ、ベックは自宅に泊めることにします。ケイトはベックが音楽活動していることを知りました。
ケイトは施設への入所を考えますが「あなたを好きになってきた」というベックはそれを拒み、籠りがちなケイトを外へ誘い出します。

【転】- サヨナラの代わりにのあらすじ3

二人はエヴァンの会社へ行き、家から出ていくよう言い渡し、ケイトは浮気相手にも汚い言葉を投げかけました。ベックはケイトを案じ、住込みで介助をすることを決めます。
いずれ来る時のために荷物整理をしたケイトは、ベックに靴をあげました。ベックはケイトの気が進まぬことにも挑戦させ、彼女は活発になっていきます。
二人はリハビリ中にALS患者のマリリンと出会い、交流を深めていきます。またケイトをバーに連れて行ったベックはウィルと再会しました。帰り道でケイトはベックに紳士的なウィルを勧めます。更にケイトは、運命の人と出会ったがこの様で、なぜ自分を見てくれる人より見ない人を選ぶのかと嘆きました。ケイトはうわべの付き合いの友人よりも、一緒に泣いてくれ笑い合えるベックに信頼を置くようになります。
マリリンが入院し人工呼吸器をつけたと連絡が入ります。それはALSの終末期を意味するものでした。機械に繋がれて病院で死にたくないとケイトはベックに訴えます。

【結】- サヨナラの代わりにのあらすじ4

クリスマスパーティにベックの両親を招待します。ベックと母親の会話で、彼女が大学を辞めたことが判明します。ケイトは退学や教授との不倫を隠していたことを責め、私のせいで人生をダメにするなとベックを追い出します。決して本望ではありませんでした。
傷心のベックのもとにマリリンの訃報が届き、彼女の夫から預かった手紙をケイトに届けに行きます。ケイトは実家で再びエヴァンと暮らし始めていて、ベックは彼女には会えませんでした。まもなくしてケイトも呼吸困難になり病院へ運ばれます。
ケイトは医療判断をベックに委ねるという書類を作っており、ベックが呼ばれました。ベックは本人の意思を尊重し帰宅を決めます。
自宅に戻ったケイトは、今夜は部屋に入らないこと、あなたを見てる人に出会い”私に見せているあなた”を見せることをベックに約束させました。
深夜ケイトが呼吸に苦しむ音が聞こえ、ベックは約束を破って部屋に入り、彼女を抱きしめます。そしてケイトはベックの腕の中で息を引き取りました。

ベックはステージで歌えるようになりました。ケイトの靴を履き、彼女への想いを綴った曲を歌っています。そして彼女の傍にはウィルが寄り添っていました。

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みんなの感想

ライターの感想

病気を題材にしていますが、お涙頂戴という安易な内容ではありませんでした。
病気の進行具合や、精神的苦しみなどが細かな部分まで描かれ、月並な言葉ですがALSについて知ることができました。
ヒラリー・スワンクの演技が演技とは思えず、画面の中にいたのはヒラリーではなくケイトという人間だと感じました。

劇中で“運命の人”という表現がありましたが、
エヴァンでもウィルでもなく、
ケイトとベックの出会いがそれなのだと思います。
エンドロールでベックが逞しく歌っているという演出もグッときました。
余談ですが…
ヒラリーファンとしては彼女の黒髪姿は新鮮でした。

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