「ザダイバー」のネタバレあらすじ結末

ザ・ダイバーの紹介:2000年公開のアメリカ映画。伝説の海軍ダイバーであるカール・ブラシアの半生を、周囲の人達との友情と共に描いた感動作品。監督は「ノトーリアス・B.I.G.」のジョージ・ティルマン・ジュニア。音楽は「イン・ハー・シューズ」のマーク・アイシャム。主演は「レイジング・ブル」のロバート・デ・ニーロと「ザ・エージェント」のキューバ・グッディング・Jr。

予告動画

ザダイバーの主な出演者

ビリー・サンデー(ロバート・デ・ニーロ)、カール・ブラシア(キューバ・グッディング・Jr)、グウェン・サンデー(シャーリーズ・セロン)、ジョー・ブラシア(アーンジャニュー・エリス)、ミスター・パピー(ハル・ホルブルック)、スノーヒル(マイケル・ラパポート)、プルマン大佐(パワーズ・ブース)

ザダイバーのネタバレあらすじ

【起】- ザダイバーのあらすじ1

カールの父は小作農をしていました。毎日過酷な労働をしていても、給料は良いものではありませんでした。
父は自分のようになるなとカールに言います。カールは海軍に入って出世することを夢見ていました。
成長して海軍に入る事が出来ます。父は手作りのラジオを息子に渡します。そのラジオには「ASNF」と書かれていて、何のことかカールには分かりませんでした。
当時の海軍では、黒人はコックか雑用係にしかなれませんでした。ある日、白人達が船から海に飛び込んで泳いでいました。
黒人が泳ぐ日は決められていましたが、それが何だとばかりにカールは飛び込みます。止めに来た白人を泳ぎで負かしてやります。
罰を受ける覚悟をしたカールでしたが、プルマン大佐が甲板兵に昇進させてくれます。
船に郵便物を届けに来たヘリが、海に落ちてしまいます。特務曹長のサンデーが救助に向かって、船まで連れ戻します。
しかし、命を救うことはできませんでした。もう一人を救うために別の潜水士が潜ろうとすると、ロープを動かす機械が故障して落下します。
命令無視をしてでもサンデーは救いに行きます。結果、彼は二度と潜れない体になります。また、降格されてしまって教官の仕事に戻されます。

【承】- ザダイバーのあらすじ2

カールはプルマン大佐に推薦状を書いてもらいます。理由は潜水士になるために、訓練学校に行きたいからです。
訓練学校に到着しても、黒人であるがために入口を通してもらえません。何も飲まず、入口で待ち続けたカールを教官のサンデーが入れてやります。
訓練兵達はカールが黒人だからという理由で嫌います。カールが寝ていると、サンデーがたたき起こして水を浴びせます。
カールはそれでも潜水士になることを諦めません。しかし、中学校までしか行っていない彼は、学科の試験の成績が悪くて困ります。次の試験をクリアしなければ落第になります。
休日が訪れて、カールは図書館に向かって教えてもらおうと考えます。図書館にいた医者志望の黒人女性のジョーに、勉強を教えてもらえることになります。見事落第を免れることができます。
潜水の訓練中に事故が発生します。サンデーが助けに行こうとしますが、カールが行くと志願します。
カールは無事に訓練兵を救出をします。しかし、勲章をもらえたのは、途中で逃げ出した白人の訓練兵でした。
ある晩、カールは父が亡くなった事を聞いて悲しみます。そこにサンデーの妻のグウェンが現れます。
彼女から、サンデーが訓練学校から自分を追い出そうとしてる事を聞きます。黙ったままでいいのかと言われた後、白人達の集まる店に一緒に行くことにします。

【転】- ザダイバーのあらすじ3

サンデーとカールは、どちらが長く息を止めていられるか勝負をすることにします。カールが勝てば、友人を訓練に戻すことを約束し、負ければ辞めることを条件にします。
カールは4分以上も息を止めることに成功して勝利します。その様子を見に来ていたジョーが、試験に受かって会えなくなると言ってきます。
帰って行く彼女に、カールはプロポーズして二人は結ばれます。
学校を取り仕切っているミスター・パピーは、サンデーに絶対に黒人を卒業させないようにと忠告します。
サンデーは、カールに明日の卒業試験を休むように脅します。その後、彼のラジオを投げてぶっ壊します。カールの父親の写真と壊れたラジオの「ASNF」を見て、何かに気づくサンデーでした。
翌日の試験にカールはやってきます。潜水をして、部品を組み立てるのが内容です。工具は後から頭上から降ってきます。
カールがいくら合図しても、工具は降ってきませんでした。パピーが合図して工具袋は切り裂かれ、必要な部品や工具がバラバラに落ちて行きます。
他の訓練兵は続々とクリアしていきます。諦めきれないカールは、凍えながらも工具を探して組み立てます。
パピーは絶対に陸に上げるなと指示します。サンデーは限界と感じて、カールを陸にあげようとします。
すると、組み立てた部品が陸に上がってきます。完成させたカールが、陸に上がって震えながら顔を見せます。

【結】- ザダイバーのあらすじ4

陸に上げてしまったサンデーはクビにされます。カールのラジオを修理して置いて行きます。そこには「ASNF」の意味である「生涯忘れない息子」が書かれていました。
サンデーは、船で降格を言い渡したハンクス少佐をぶん殴ります。罰を受けて、更に降格されます。
カールは息子ができてジョーと結婚します。ある日、核弾頭がスペイン沖で落下する事故が起きます。
カールが潜ることになって捜索していると、ソ連の潜水艦がやってきます。危うく死にそうになりますが、功を奏して核弾頭を見つけることができます。
その引き上げ作業中に、カールは足をほぼ切断する事故にあいます。その頃、サンデーはヤケを起こしてアルコール依存症になっていました。
新聞でカールの事を知って、義足で兵役に戻った人物の雑誌を彼に送ります。それを見たカールは完全切断をして、義足で復帰を目指すことにします。
訓練を始めたカールでしたが、大佐となったハンクスは認めるつもりはない様子です。サンデーが現れて、一芝居うってくれます。
しばらくして聴聞会が開かれて、カールは復帰するための条件をその場で挑戦します。130キロにもなる潜水服を着て、12歩あるかなければなりません。
サンデーが先導して、義足が折れるもののカールは見事に歩きます。復帰が認められたカールは、アメリカ海軍史上初のアフリカ系黒人として「マスター・ダイバー」の称号を得ます。
その後、9年間務めたとテロップが流れてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、人種や差別に立ち向かう男の姿を色濃く描いています。夢、信念、名誉を掲げて突き進む、キューバ・グッディング・Jrが演じるカール・ブラシアの姿に感動すること間違いなしです。
実際に起きた事件や、実在の人物を基に制作されています。それが現実味を感じさせて、より一層感動することができます。
サンデーを演じるロバート・デ・ニーロの演技の凄さを拝見できる映画でもあります。サンデーは悪い教官に見えますが、人情の深い部分があってカールを後押しする姿には涙します。
見所はたくさんありますが、特に感動するのは聴聞会の場面だと思います。12歩あるいた場面や、復帰したいカールが思いを伝える場面は素晴らしいの一言です。
それらを引き立てているのは、マーク・アイシャムの音楽だと考えます。感動の場面で流れてくる音楽、エンディングの曲を聞いているとジーンとなってしまいます。
最後まで見終わって、友情や葛藤など人間模様が良く描けている作品です。とても良くできている映画なので、お勧めです。

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