「ショーガール」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

ショーガールの紹介:1995年に公開されたアメリカ映画。監督は『氷の微笑』『トータルリコール』『ロボコップ』などのポール・バーホーベン。ラスベガスのショービジネスを過激な性表現をまじえて赤裸々かつ露悪的に描き、数多くの観客に反発されて同年の最低映画を決めるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)では最悪作品賞・最悪監督賞・最悪主演女優賞など、6部門を受賞した。ところがバーホーベン監督自ら授賞式の会場に足を運び、賞を受けとったことから大きな話題となった。ラジー賞の歴史の中でも初の快挙であり、会場ではバーホーベン監督の心意気に賞賛の拍手が送られた(もっともこの賞自体が半ばジョークによるものという性格があり、作品のクオリティとは必ずしも一致していない)。全編を彩るダンスショーの場面は、本場ラスベガスの有名プロデューサーによるもので、それ自体大きな見せ場としても成立していて、評価するファンも少なからず存在する。

予告動画

ショーガールの主な出演者

ノエミ・マローン(エリザベス・バークレー)、ザック・キャリー(カイル・マクラクラン)、クリスタル・コナーズ(ジーナ・ガーション)、アル・トーレス(ロバート・デヴィ)ジェームズ・スミス(グレン・プラマー)、トニー・モス(アラン・レイキンズ)、モリー・エイブラムス(ジーナ・ラヴェラ)、ヘンリエッタ・バズーム(リン・トゥッチ)、フィル・ニューカーク(グレッグ・トラヴィス)

ショーガールのネタバレあらすじ

【起】- ショーガールのあらすじ1

流れもののダンサーの女性ノエミは、ヒッチハイクでラスベガスにやってきました。しかし彼女を乗せたトラックの運転手は仕事を紹介するといって彼女を騙し、全財産を入れたトランクを盗んでしまいます。
絶望して歩道に飛び出したノエミは、ショーの舞台裏で衣装の仕事をしているデザイナーのモリーに助けられ、一人暮らしをしている彼女の家に同居することになりました。
2か月後、ダンサーの仕事についていたノエミは、モリーに誘われて彼女の働くショーの舞台を訪れます。ラスベガスでも指折りの一流トップレス・ショーである『女神』、そのメインを勤めるクリスタル・コナーズの踊りに、ノエミは魅せられていきました。
ショーが終わり、モリーに誘われてクリスタルの楽屋を訪れたノエミでしたが、自分が働いているトップレスバーのことを揶揄されてキレてしまいます。クリスタルはそんなノエミを余裕の微笑みで見守っていました。
楽屋を出たモリーは、苛立つノエミをさそって馴染みのクラブに向かいます。そこで踊るノエミに、クラブの用心棒をしている黒人ダンサーのジェームズが話しかけてきました。世界でも有数のダンス・スクールで学んだ彼は、ノエミの素質を見抜いて一緒に踊ろうともちかけますが、ノエミが彼の股間を蹴ったことでたちまち乱闘騒ぎになってしまいました。
逮捕されたノエミは翌朝保釈されましたが、保釈金を払ったのはジェームズでした。彼は仕事をクビになったと言い、せめてコーヒーでもおごってくれとノエミに話しかけますが、ノエミは相手にせず、迎えに来たモリーとともに立ち去ってしまいます。 この映画を無料で観る

【承】- ショーガールのあらすじ2

ノエミは「チーター」というトップレスクラブでダンサーとして働いていましたが、そこにクリスタルがやってきます。彼女は『女神』の興行部長でハンサムな青年ザックと一緒でした。ノエミのダンスを気に入ったクリスタルは、彼女にプライベートダンスをもちかけます。最初は嫌がったノエミですが、500ドルという値段を提示され、店のオーナーの指示で引きうけることになりました。店の奥に場所を移し、クリスタルの見ている前でザックを相手に、ノエミは挑発的なダンスを踊ります。その激しさに、ザックは腰砕けになりました。
その後、『女神』のディレクターを名乗る男がチーターに現れ、ノエミをオーディションに誘います。クリスタルの差し金かと訝ったノエミでしたが、憧れの『女神』に出演するチャンスを見逃すことはできませんでした。
さっそくオーディションを訪れたノエミは、ライバルたちが次々と脱落していく中、最後まで審査に残ります。しかしプロデューサーのトニー・モスに氷を使って乳首を立たせろと言われたことに反発し、オーデション会場から出ていってしまいます。
傷心のノエミに再びジェームズが声をかけ、自宅にと誘われます。ジェームズは曲をかけ、自作のダンスの振り付けをノエミに教えました。曲の高鳴りとともに、二人は体を絡め合わせていきます。しかし最後の一線を越えられず、ノエミはジェームズの家を後にしました。
モリーの家に戻ったノエミは、自分が『女神』のオーディションに合格していると告げられます。
ノエミはチーターを訪れ、店を辞めることを告げました。ヘンリエッタをはじめとする店のダンサーたちは彼女を応援してくれましたが、オーナーはお前に『女神』が務まるわけがない、戻ってきても二度と雇わないと罵倒します。
次にノエミはジェームズの家を訪れます。ジェームズは別の女を連れ込んでいました。ダンスを女をくどくための手段としていたことに、ノエミは失望してジェームズのもとを立ち去ります。

【転】- ショーガールのあらすじ3

『女神』の劇場を訪れたノエミはさっそくダンサーの一員としてショーに出演することになりました。
見事なダンスでショーを成功させたノエミはザックに認められ、クリスタルに個人レッスンを受けることになります。最初は大人しく従っていたノエミですが、クリスタルから「私たちは娼婦と同じ」と言われ、反発してしまいます。それでもダンスが始まると息はピッタリで、いつしか二人はキスを交わしていました。
ある日、ノエミは劇場スタッフのフィルから臨時のアルバイトを持ちかけられます。破格の報酬に釣られて引きうけたノエミでしたが、それは売春の仕事でした。
ノエミがそのことをザックに抗議すると、彼はフィルを呼び出し厳しく叱責してノエミに謝らせました。しかしノエミが立ち去ると、ザックは再びフィルに電話し、さっきのことを取り消すのでした。
そんな中、ダンサー同士のトラブルによる足の引っ張り合いから事故が発生します。一流ダンサーの世界には、醜い女の戦いが渦巻いているのです。
ノエミがそんな世界で消耗していた時、チーターのオーナーと古株ダンサーのヘンリエッタが訪ねてきて彼女を激励します。懐かしい人々の訪問に、ノエミは癒される思いでした。
その後、ノエミはザックに誘われ、彼の家で激しく愛し合います。翌朝、ザックはノエミにクリスタルの代役のオーディションを受けるよう勧めました。
オーディションは難航しましたが、ザックはノエミをクリスタルの代役に押します。しかし、同時に彼はノエミの過去について調査をさせていました。
クリスタルは自分の地位を脅かしはじめたノエミに対して、苛立ちを募らせます。
一方、ノエミはジェームズが出演するショーに誘われます。ノエミはジェームズのダンスを楽しみましたが、他の観客たちは罵声を浴びせていました。舞台を降りたジェームズはガールフレンドを妊娠させたことで、ショーピジネスの世界を引退して雑貨屋で働くと告げました。 この映画を無料で観る

【結】- ショーガールのあらすじ4

『女神』の楽屋にもどったノエミは、自分がクリスタルの代役を降ろされたことを知らされます。それはクリスタルの意向によるもので、ザックも逆らえませんでした。
激怒したノエミは、その日の舞台の後、階段からクリスタルを突き落としてしまいます。クリスタルは負傷して搬送され、後ろにいたノエミが疑われましたが、ダンサーの一人ジュリーが彼女を庇いました。
クリスタルの怪我は重傷で、しばらくステージに立てないことがわかり、ノエミが代役として起用されることになりました。クリスタルに代わり、『女王』のメインステージを勤めたノエミは見事に大役をこなし、華々しい賞賛を浴びました。しかしモリーはノエミを疑い、彼女に素っ気ない態度を取っていました。
数多くの芸能人を集めたパーティが開かれ、ノエミが主賓として招待されます。最初は渋っていたモリーも、大ファンである歌手アンドリュー・カーヴァーが来るということで考えを変えてパーティにやってきました。パーティの最中、ジュリーがノエミに近づき、あなたの代役になりたいと言います。ノエミは笑顔で頷くのでした。
ところがモリーを紹介されたアンドリュー・カーヴァーが、彼女を自分の部屋に連れ込み、仲間たちとともにレイプしてしまいます。傷だらけになって病院に担ぎ込まれたモリーの姿に、ノエミは呆然としました。そしてノエミはカーヴァーを通報しようとしましたが、ザックがそれを止めます。ザックは調べさせていたノエミの過去の犯罪歴を突きつけました。カーヴァーのことも訴えず、モリーのことは金で解決すると言います。すべてを金で考えているザックにとって、ノエミも高級な娼婦にすぎませんでした。
ノエミはカーヴァーに近づくと、セックスに応じるフリをして彼を徹底的に叩きのめしました。そしてモリーに別れを告げ、入院しているクリスタルの病室を訪れます。
ノエミはクリスタルに謝りましたが、クリスタルはすべてを知っていて、それでも沈黙を守っていました。彼女は自分もノエミと同じ事をしたと言い、そしてこの世界で生きることに限界を感じ、引退するつもりだったと告げます。ノエミは彼女の求めに応じてキスすると、カウボーイハットを渡され、別れを告げました。
ラスベガス郊外でヒッチハイクをしたノエミは、来た時と同じ男の車に拾われましたて。彼女は男にナイフをつきつけて脅しました。
ラスベガスから出て行くその車を、『女神』のスターとなったノエミの看板が見送るのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

伝説的な最低映画として名高いこの映画ですが、実際に観てみるとそんなに酷くはないと思えます。というか、むしろ普通に面白い部類。なんだかんだいってショーの場面は音楽といいダンスといい見応えがありますし、主人公の華やかなサクセスストーリーや、夢を見失っていくジェームズのストーリーの対比など、青春映画としても成立しています。
とはいえ、その全編が露骨な裸のオンパレード、当たり前のように露出されるおっぱいの数々で、次第にありがたみがなくなってくることは請け合いです。そういうところがまた嫌われる理由のひとつではあるのでしょうか。
個人的にはその辺まで含めて、エログロバイオレンスの人であるバーホーベン監督らしいなと嬉しくなりましたが。

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