「ジェーン(2016年)」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

ジェーン(2016年)の紹介:2016年製作のアメリカ映画。ナタリー・ポートマンが製作・主演を務めたスペクタクル・ロマン。南北戦争後の荒野を舞台に、夫と娘を守り、平穏な日常を取り戻すために戦う決意を固めるヒロインの物語がつづられる。ユアン・マクレガーがヒロインの前に立ちはだかる悪党・ビショップを演じる。

予告動画

ジェーン(2016年)の主な出演者

ジェーン・ハモンド(ナタリー・ポートマン)、ダン・フロスト(ジョエル・エドガートン)、ビル・ハモンド〔ハム〕(ノア・エメリッヒ)、フィッチャム(ロドリゴ・サントロ)、ビック・ビショップ(ボイド・ホルブルック)、ジョン・ビショップ(ユアン・マクレガー)

ジェーン(2016年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ジェーンの夫・ハムが負傷して帰宅、ビショップ一派が追ってくると言う。ジェーンは元婚約者のダンに用心棒になってくれと頼む。ダンは引き受けた。 ②ジェーンとダンの間に不幸なすれ違いがあったことを、互いに何年も経過してから知る。ビショップ一派を倒した2人は、子どもたちを連れて去る。

【起】- ジェーン(2016年)のあらすじ1

1871年、アメリカ・ニューメキシコ準州。
ジェーン・ハモンドは荒野の果てに一軒家を建て、そこに5歳の娘・ケイティと暮らしていました。夫のビル・ハモンド、通称:ハムを待っています。
ジェーンの暮らす家は背後を崖で固め、前方は見通しのよい一本道にしていました。誰かが近づいてもすぐ分かるようにしています。
夫のハムが戻ってきましたが、背中に弾を浴びていました。ジェーンは家に引き込むと手早く血止めの処置をしますが、最後の1つの弾だけが取れません。
「ビショップたちが追ってくる。許してくれ。すまない」
ジェーンは夫・ハムのその言葉を聞くと、ハムのために銃を枕元に置くと、娘のケイティを近所の友人に預け、元恋人の男ダン・フロストのところへ行きました。用心棒を頼みます。
ところがダンは「夫を保安官のところへ連れていって賞金を貰え」と言うばかりで、引き受けてくれませんでした。
村へ行ったジェーンは弾薬を購入します…。

(以降、過去と1871年の現在とが交互に出てくるので、少し整理してお届け)

…7年前の1864年、ミズーリ州。
かつてジェーンはダンと結婚の約束をしていました。ところが南北戦争に行ったきりダンはぷっつりと消息を絶ち、1年が経過します。
ダンとの子ども・メアリーを出産したジェーンは、西へ行くという幌馬車に乗せてもらおうとしました。その当時、西の方が安全と聞いていたのと、生前のダンと「西の果て、太平洋をいつか見に行こう」と約束していたからです。
その幌馬車は、ジョン・ビショップと呼ばれる男性のものでした。そしてビショップたちは、乗せた女性たちを連れて町を作り、売春宿を作るのが目的でした。
ハムはその一味に雇われた用心棒でした。
最初、ハムはビショップたちの計画を全く知らされていませんでした。
ビショップたちの目的を知ってからは、ハムは女性たちの味方になろうとします。
ビショップは予定どおり、女たちを連れて新たな場所に移動し、そこへ町を作りました。売春宿も開業間近です。
ある日、ジェーンの娘・メアリーが、ビショップの補佐役でもある弟・ビックに連れて行かれたと知ったハムが行くと、川にメアリーの靴が落ちていました。
メアリーが殺されたと知ったハムは、ジェーンを奪回に行き、そのまま2人で逃げます。

【承】- ジェーン(2016年)のあらすじ2

こうして、ハムは懸賞金2000ドルのおたずね者となりました。
ジョン・ビショップは懸賞金5000ドルです。

2年後の1866年、ニューメキシコ準州。
帰って来たダンは、婚約者のジェーンの写真を持ち歩いては、その行方を探していました。
ビショップがそれを見て、ハムが連れて行ったと言います。
教えられてダンが見たものは、ジェーンとハムが結婚し、ケイティという赤ん坊を抱いている姿でした。
婚約者のジェーンが別の男との赤ん坊を抱いている姿を見たダンは、ショックを受けます。
この時、ジェーンもダンの姿を認め、生きていたと知りました。しかしハムと家庭を築いているので、もう何も言えません。

こうして互いの気持ちの行き違いを伝えられないまま、いたずらにさらに5年の年月が経過しました…。
5年後の1871年に夫のハムが負傷したことで、ジェーンは元恋人のダンのところへ駆け込んだのです(それが冒頭)。

ハムはビショップ一味のところから逃げ出したことで、ビショップから執拗に追われていました。今回ハムが負傷したのも、ビショップたちに狙われたからです。
弾薬を買いに行ったジェーンは、村でビショップの仲間に絡まれました。
それを、追ってきたダンに助けられます。
ダンはジェーンを家まで送りました。ジェーンは待つように言うと家に戻り、金の束を持ってダンに渡します。
金を受け取ったダンは、ジェーンの用心棒になることにしました。
ジェーンはダンを家に入れます。

ハムももちろん、ダンとジェーンの関係を知っていました。ジェーンはダンを雇ったことを告げます。
家の中を見て回ったダンは、いずれビショップたちがこの家を狙ってやってくるだろうと予測します。
ジェーンは猟銃ならばある程度使えるのですが、拳銃はからきし苦手でした。
ダンは背後の崖は本当に馬で降りることができないのかと確認した後、家の地下貯蔵庫にある瓶づめをすべて空にし、灯油を詰めるように指示します。
作業の合間、窓ガラスが割れました。緊張が走ります。
ダンが見てみると、前方には鳥の群れがあるだけで、誰もいませんでした。外へ出て確認すると、鳥がガラスに当たった音でした。ガラスに当たった鳥が落ちていました。
しかし確実にビショップ一派は接近していました。10人ほどの部隊で、馬で接近しています。

【転】- ジェーン(2016年)のあらすじ3

20個ほどの空き瓶に灯油を詰めるジェーンの横で、ダンは家の周りに浅い穴を掘ると瓶を並べました。残りの瓶には釘を詰めるよう指示します(爆発した時に破壊力が増すようにするため)。
家に近づいてきた男がいました。
その男は1人だけの振りをしていましたが、ジェーンの顔を知っていると踏んだダンが、スパイだと気付いて銃撃します。この時代は写真などほとんどない時代なので、顔を見知っているというからには、ビショップ一派の1人だと思われました。
やはり男はビショップの仲間でした。
ダンは負傷した男に仲間のことを質問しますが、「谷のあちこちにいる」と答えた男は「人数は10人かも。100人かもな」とふざけるので、ダンがとどめをさします。
ジェーンは男が乗ってきた馬を探しにいきました。馬だけうろついていると男が殺されたと一目瞭然なのと、いざというときの逃亡の足になるからです。
戻ってきたジェーンに対し、ダンはハム同様「逃げろ」と言いますが、ジェーンは「逃げてばかりの人生だから、今度は逃げない」と答えました。

ジェーンとダンは、お互いのことを話します。
ジェーンはダンが南北戦争で出征してから後に、妊娠が発覚したことや出産したこと、ずっと連絡を待っていたのに、ダン生存の知らせが全くなかったことを指摘しました。
ジェーンはダンのことを3年待っていたのです。南北戦争が終わってもダンからの知らせが全くなかったので、死んだものと思い、自分を逃がしてくれたハムと結婚しました。
いっぽう、ダンはというと、実は南軍の捕虜になっていました。南北戦争が終わるまで解放されなかったため、それでジェーンに一切の連絡が取れなかったのです。
やっと帰れたと思ったら、自分の婚約者のジェーンが他の男と結婚していて、ショックを受けた…そう話しました。
互いの事情のすれ違いを、何年も経過してやっと、ジェーンとダンは知ることになります。

ダンはジェーンと共に闘う覚悟を決めました。
夜になっても目立たないよう、家にはほとんど灯りをともしていません。それでも真夜中に、家を狙って一斉射撃が始まります。
しばらくして銃撃がやむと、「ハムを引き渡せ」というビショップの声が聞こえました。
ジェーンが見ると、ベッドに横たわっていたハムの脇腹に弾が当たっており、さらに深手を負っています。

【結】- ジェーン(2016年)のあらすじ4

ダンとジェーンはビショップたちを近くまで引き寄せてから、庭の周囲に張り巡らせた灯油の瓶を撃ちました。そしてハムを連れ、3人で床下の貯蔵庫に隠れます。

ビショップの手下たちの大半は、爆破で死亡しました。しかしリーダーのビショップ兄弟は生き残っています。
床下でジェーンが確認すると、夫のハムはすでに息がありませんでした。
ジェーンとダンが貯蔵庫を少し開けると、ビショップたちが家を焼こうという話をしています。
ダンはハムの死をビショップに告げると、ビショップと弟のビックと対峙しました。
ビックを射殺しますが、ダンはビショップに背後を取られ、銃をつきつけられたまま家のなかに入ります。
ビショップはハムの死体を確認したがりました。死体があると懸賞金がもらえるからです。
そこへ背後に回り込んだジェーンが、銃を突きつけました。子どもを殺された恨みだと言います。

それを聞いたビショップは、子どものメアリーは死んでいないと言いました。
「俺は悪党だが、子どもは殺さない」という言葉に、嘘はなさそうです。
「居場所を告げたら逃がすのか?」と言いながら、ビショップはジェーンの隙をついて撃とうとしました。
ジェーンは撃ち返して致命傷を負わせ、ビショップから「売春宿にいる」という言葉を得ます。ビショップは息絶えました。

ジェーンが売春宿に行くと、大きくなったメアリーが洗濯物を洗っていました。立派に成長しています。
メアリーを抱きしめたジェーンは、メアリーを連れて村へ行き、賞金首のポスターを片っ端から剥がし、保安官に殺した報告をしました。夫のハムもカウントしています。
ビショップは5000ドル、ハムは2000ドルですが、ほかにも懸賞金のかかった人たちがいました。
大金を得たジェーンはそれを持って村を去ります。
(注:西部劇をご覧の方にとっては常識。またマンガやアニメの『ワンピース』を読んでいる人もご存知か。
西部開拓時代には、賞金首がかかっている人を殺すと、保安官から賞金が支払われた。その場合、死体であっても構わない)
ダンが幌馬車で、ケイティ(ジェーンとハムの間に生まれた娘)と共に待っていました。
そこへ合流したジェーンとメアリーは、南北戦争前に行こうと行っていた西に向けて、出発しました。

みんなの感想

ライターの感想

回想シーンをはさむことで、少しずつジェーンとダンの関係が明らかになり、それぞれの行き違い(誤解や情報足らず)が明白になるという形を取っている。
基本的には西部劇であるものの、少しずつジェーンの置かれた状況や過去、ダンとの関係などが明らかになる形式は、珍しい。
見終わった時にはすべてが明らかになっているのだが、最初は「??」。徐々にジェーンの背景が判って来るシステム。
タイトルが『ジェーン』なのでジェーンがばりばり活躍するのかと思っていたら、そうではないただの女性であった。
ただ、西部開拓時代に翻弄されながら生きて行く女性ではあるし、ラストはきちんと復讐を果たす。

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