「スイートプールサイド」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

スイートプールサイドの紹介:2014年公開の日本映画。高校の水泳部を舞台に、毛が生えないことに苦悩する少年と毛深さに悩む少女の奇妙な関係を描いている。原作は押見修造の漫画。監督は松居大悟が務め、主演は須賀健太と刈谷友衣子。脇を固めるのは谷村美月、松田翔太、TKO木下など。

予告動画

スイートプールサイドの主な出演者

太田年彦(須賀健太)、後藤綾子(刈谷友衣子)、太田光彦(松田翔太)、北友里子(谷村美月)、高倉先生(木下隆行)、後藤重雄(利重剛)、二宮先輩(落合モトキ)、坂下麻衣(荒井萌)、三村崇(太賀)、中山先輩(井之脇海)

スイートプールサイドのネタバレあらすじ

【起】- スイートプールサイドのあらすじ1

高校一年生の男の子、太田年彦には毛が生えない悩みがあります。同じ水泳部の女子、後藤綾子は毛深いという悩みがあります。2人はお互いに羨んでいます。
年彦は同じクラスの友人から、こすると防衛本能から毛が生えてくると聞きます。腕をこすりながら放課後の部活に行きます。
ロッカーで一人になったのを見計らって、タオルを巻いてこっそりと着替えます。不意をついて中山先輩がやってきて、何コソコソしてるんだと言ってきます。
タオルを脱がされ、中山先輩にアソコの毛が生えてないことがバレてしまいます。悪戯心満載の中山先輩は、素っ裸の年彦を皆の前に見せてやります。
毛が生えてないことで注目され、女子はキャーキャー言っています。綾子にも見られてしまい、年彦は走って逃げていきます。
自宅でむしゃむしゃご飯を食べている年彦の前に、兄の光彦と彼女の友里子が帰ってきます。友里子は初々しい年彦が可愛いくて仕方ありません。光彦から毛が生えたか聞かれて、年彦は慌てます。
次の部活に行くと、年彦はツル彦とあだ名をつけられてからかわれます。綾子はOBで教育実習生の二宮から、タイムが落ちていることを指摘されます。
部活が終わり、一人ロッカー掃除をしている年彦の前に、綾子が神妙な面持ちでドアを開けてきます。彼女はつるつるの年彦が羨ましいと打ち明けます。年彦は毛深い綾子のほうが羨ましいと言い返します。
綾子は悩みに耐えかね、知恵袋で相談した結果、脱毛クリームを勧められたと話します。肌が弱いことや、自分ですると痛いことを打ち明けます。
年彦が力の入れすぎを指摘すると、綾子は年彦に脱毛をしてほしいと頼みます。女子に頼んでと言う年彦でしたが、陰で笑い者にされている綾子は頼める友達がいないのだと言います。
2人は人気のない橋の下へ自転車を走らせ、脱毛セットと水を用意します。お肌がつるつるな年彦は泡立てるのを得意とし、綾子の腕へとクリームを塗ります。
焦らずゆっくりとカミソリを滑らせ、綾子の毛を除去していきます。綾子は年彦の剃り方が上手なため、できれば足もお願いと言います。
次第に興奮を覚える年彦は了承し、綾子の足にクリームを塗り、腕とは違う感触に鼻息を荒くします。少しずつ毛を除去していくと、年彦の視線はスカートの中へと行ってしまいます。
いかん集中だと言い聞かす年彦でしたが、その先にある輝く何かを見るために集中力が途切れていきます。カミソリを自分の手に滑らせてしまい、名誉の負傷となります。
少し出てきた血を吸い、綾子の脱毛を完璧にこなします。家まで送る年彦に、綾子は途中までで良いと言います。しかし綾子の父に見つかってしまい、綾子は恥ずかしながら家の中に入ります。

【承】- スイートプールサイドのあらすじ2

興奮冷めない年彦は、感触が残っていることから寝付けないでいました。剃った綾子の毛を腕にこすりつけ、気持ちのよい一時を過ごします。
それから部活で調子の出てきた綾子は、タイムを伸ばしていきます。1年生ながらレギュラーにもなることができます。
翌日の学校、年彦が同じクラスで仲の良い女子の坂下と校門を出ると、神妙な面持ちで待つ綾子の姿がありました。坂下に忘れ物と言って、年彦は綾子に会いに行きます。
綾子は毛が伸びてきたことから、また剃って欲しいのだと頼んできます。年彦が了承すると、他の部分もお願いされます。
何を勘違いしたのか、年彦はそこは駄目だと釘を差します。綾子は脇なんだけど、駄目かなと言ってきます。脇ならと年彦は了承し、前回と同じ橋の下へ行きます。
腕をまくって剃ろうとしますが、上着を脱がなければ難しいと判断します。綾子は水着に着替えてくるとその場を離れます。待っている年彦は何度も手を洗ったり、立ち座りを繰り返して落ち着かない様子です。
着替え終わった綾子を見た年彦は、違う場所で見る彼女の水着姿に新鮮さを覚えます。クリームを塗ろうとしますが、綾子はこしょばくて動いてしまいます。
年彦はその拍子に彼女の胸に手が触れてしまい、感触に酔い浸ります。気付いてない彼女に、動かないように申し出てクリームを塗っていきます。
カミソリで少しずつ剃っていく感触に、年彦は興奮して我がダイナモが大きくなってしまいます。泣き始めた綾子にバレたと思い、謝罪をしますが、彼女はこれでクロールが泳げると嬉し涙を流していました。
小6の時、綾子は脇毛でからかわれて以来、恥ずかしくてクロールで泳げなくなっていました。彼女は年彦になら、何でも話せてしまうことを不思議に思います。
年彦が似た者同士だからと言うと、綾子は納得して笑顔になります。ベッドの上で興奮収まらない年彦は、綾子の毛を再度腕にこすり合わせていきます。手に入れた彼女の毛は増えていました。
気持ちを抑えきれない年彦は、太田綾子~と叫びながらベッドの上でモゾモゾしています。ついに綾子の毛を口の中に入れ、台所で水を使って飲み干すことに成功します。
それから2人は学校では話さず、毎週月曜に裏門に集合して、毛を剃ることを続けていきます。3週間が経ったある日、つるつるな年彦に好意を寄せる坂下は、綾子の視線が太田に向いてることに気づきます。
一人で廊下を歩いている綾子に、坂下は声をかけます。ずっと長袖だったのに半袖にしたこと、年彦と何かあったのか聞きます。
白を切る彼女の様子に、坂下は怪しんで2人の後をつけます。橋の下まで行くと、2人が楽しそうに喋りながら毛を剃っている現場を見ます。

【転】- スイートプールサイドのあらすじ3

非常階段で綾子と坂下が喋っていて、年彦は何の話か聞きに行きます。綾子は去っていき、坂下は怒ってどこかに行きます。
それから綾子は年彦を避けるようになります。年彦が声をかけると、毛が生えてくれば私のことを気持ち悪くなると言うから、早めに別れを告げたいんだと述べてきます。
坂下は年彦に何かと付きまとうようになります。なにか物足りない年彦は、綾子の毛をコレクションしているペンケースを開き、口の中に入れます。腕にもこすり合わせ、うんうんと味に納得します。
毛を剃るようになってから、綾子はクロールもできるようになって二宮に褒められます。二宮には声が裏返る癖があり、対策として変な発声練習をしていました。
偶然にも聞いてしまった綾子は、二宮と仲良くなります。彼が部活後の個人練習もしてくれるようになります。そんな二宮に告白する生徒がいて、自信のない彼を綾子はボソッと励まします。
綾子は年彦と会わなくなり、毛が伸び始めてクロールがしづらくなります。タイムも落ちてしまい、二宮から喝が入ります。
妬む部員からいじめを受けた綾子に、年彦は裏門で待ってることをメモで渡していました。やってきたのは坂下で、彼女から写メを見せられます。彼女は年彦に近づけば、この写メをばら撒くと綾子を脅していました。
その写メは綾子の毛を剃っている時のもので、年彦は消すように頼みます。キスしてくれたら消すと言われて押し倒されますが、年彦は産毛~~と叫んで逃げていきます。
自宅でうつむき加減で座る光彦が、友里子に子供ができて悩んでいます。自分では養えないし、このままではオヤジに殺されると困っています。
帰ってきた年彦は、その程度の悩みでと兄より大人びいた反応です。毛が生えてないことや綾子のことを兄に相談すると、彼女は止めてほしかったんだよとアドバイスされます。土砂降りの雨の中、年彦は飛び出して綾子に会いに行きます。
その頃、綾子は二宮に告白されて抱きしめていました。悪かった忘れてくれという二宮に、綾子は忘れられないと告げます。二宮の車に乗せられて自宅に帰ります。
生えた腕毛を見て、綾子はハサミを取り出します。失業中の綾子の父が、久しぶりの肉料理ができたと呼びに行くと、失敗しちゃったと言う自殺未遂をした綾子の姿がありました。
腕から血を流す娘の姿に父が叫んでいると、年彦が駆けつけてきます。家に上がりこんで、年彦は自分のつるつるさを必死にアピールします。綾子の父は何しているんだと家を追い出します。年彦は外から、ずっと綾子の毛を剃るからと叫び続けます。
夏休みが明けて、新学期になると年彦は水素爆弾について調べています。友人たちは年彦の様子を怖がります。
化学の授業中、年彦は薬品をたんまり盗みます。教師に薬品の危険さを問うと、皮膚につくと毛が生えてこなくなるのだと言ってきます。しかし、教師の髪の無さは遺伝だからねと説明されます。

【結】- スイートプールサイドのあらすじ4

二宮は配慮が足りなかったと、綾子の父に謝罪をしに行きます。その後、綾子と二人きりになり、彼女にキスをして欲しいと頼まれます。口にしようとしますが、綾子は躊躇して家を飛び出します。追いかける二宮に、綾子の父親は何したんだと怒ってきます。
年彦が自宅に帰ってくると、坂下が気持ちを伝えようとしてきます。人権侵害だと暴れ始めた年彦は、机の中に隠していた綾子の毛が無くなっていて狂気の沙汰となります。これから罪を犯すことを告げて、坂下に自分の髪の毛を抜いて渡し、たまには思い出してくれと走り出します。
飛び出した年彦が向かったのは学校のプールで、綾子も来ていました。年彦は薬品を被れば、毛が生えてこなくなるからと一緒に被ろうと言います。
そうじゃないと言い張る綾子でしたが、年彦の暴走は止まりません。毛が生えてくれば嫌われると思った年彦は、自らの髪の毛も抜こうともがき苦しみます。
綾子は本当は二宮が好きで、その気持ちを持ったまま、年彦に毛を剃ってもらうのは駄目だと考えていました。年彦の髪の毛は関係ないことを告げると、年彦はアソコの毛を剃らしてくれと暴走を続けます。
了承した綾子は、引っ張ってる間に剃るようにと逆ギレします。ここは手をつけてはいけない場所だからと、やっぱり剃れないと年彦が言うと、剃ったら好きになってあげると綾子が言います。
好きでないと剃れない年彦は、好きになってあげるって何だよと暴れ始めます。剃るか剃らないかで言い争う内に、プールに2人は落っこちます。
そこで光りを見た年彦は、綾子の綺麗な毛を剃れないと伝えます。また、綾子が羨ましいことを伝えて、自信を持っていいと話します。自分もつるつると思わないようにし、剃り方を教えると言います。
2人は濡れた靴を持って歩いて帰ります。手を繋ごうとした年彦でしたが、綾子は応じませんでした。
ある日の部活、タオルを巻いて着替えていた年彦は異変に気づきます。そこにやってきたのは中山先輩で、アソコに毛が生えた年彦の裸を見て驚きます。
皆の前で年彦の裸を見せて、みんなで剃ってやろうと中山先輩は言います。すると綾子が私が剃るよと言い、部員たちは歓声があげます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は笑える場面の多い作品です。年彦の狂った様子が面白く、最後の必死な暴走には笑いが止まらなくなります。綾子の毛を食べた時は驚きましたが、彼女の毛を剃る場面の興奮具合などは青春も感じさせてくれて面白いです。また、TKOの木下の自分の頭髪は遺伝だと説明する場面は笑えます。
学校や学生の様子が映し出されるので、青春を思い出させてくれたりと大人も楽しめます。笑いばかりでなく、自信を持って生きようと年彦が言う台詞に元気がでてくる作品でもあります。思春期に悩んでいる方に向けてのメッセージ性もあり、学生の恋愛に関しても描いている映画です。

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