「セカンドカミング」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

セカンド・カミングの紹介:2012年製作のアメリカ映画。元人気バンドのギタリストが、突然つきつけられた過去の過ちと今回の事件によって、追い込まれていく姿を描いている。「トレインスポッティング」の出演でも知られる人気俳優、ロバート・カーライルが主演・製作を務めた作品。カーライル自らが奏でる主題歌、世界中の豪華な面々が手がけた劇中曲に酔いしれる。

予告動画

セカンドカミングの主な出演者

ラクラン(ロバート・カーライル)、ボー(アレクシア・ラスムッセン)、キャサリン(キャスリーン・ウィルホイト)、ウォーレン(A・マルティネス)、ポール(ダニー・マスターソン)、ウェンデル(マイケル・デ・バレス)、パイパー(ブラッド・グリーンクイスト)、ドメニコ(ロバート・チッチーニ)、アリアンウェン(サヴァンナ・ラーセム)、ジュリアン(イーライ・ヴァーガス)、ニック(ニコ・ニコテラ)

セカンドカミングのネタバレあらすじ

【起】- セカンドカミングのあらすじ1

スコットランド人のラクランは、元人気UKバンド「ザ・クランクス」のギタリストでした。現在は、アメリカのロス郊外で暮らしています。昼はロビンソン農場で野菜の栽培をしていて、夜は往年のヒット曲を紹介するDJとしていました。
バーからの帰り道、悪質な飲酒運転をしたとして、警官に捕まります。4ヶ月の免停となり、イギリスでは問題にならないのにと、納得できないラクランでした。
ラクランは弁護士に会いに行きます。弁護士は判事に交渉して、免停4ヶ月と5000ドルにすると言います。ラクランは合法永住権があると主張しますが、あまり関係ないと言われてしまいます。その弁護士から、移民弁護士を紹介されるラクランでした。
15年前、ラクランは大麻所持で捕まっていました。当時のマネージャーからは、スピード違反と同じだと説明されていました。
現在の移民法では、大麻所持と飲酒運転は問題となります。永住権があっても、強制送還の理由となるのです。残りの人生をここで暮らしたいと、ラクランは移民弁護士に伝えます。弁護士費用は5000ドルで、前金で半額をと説明されます。
ラクランは大麻の件など、かつて収めてくれた業界人のウェンデルに会いに行きます。貯金のないラクランは、ウェンデルに弁護士費用を貸してほしいと頼みます。
ウェンデルは問題を解決してきたのは、バンドにジェドがいたからだと主張します。その手間は5000ドルどころではありませんでした。
正直、ラクランのことなど考えていませんでした。帰るべきだとウェンデルは言ってきます。

【承】- セカンドカミングのあらすじ2

ラクランが野菜を販売していると、ボーとポールが2日連続でやってきます。ポールはジェドの隣にいたラクランの正体を知って、ぜひパーティーに来て欲しいと頼みます。ラクランはバンドの話しを嫌がります。気が変わったら連絡してと、ポールはチラシを渡して帰ります。
ラクランの刑が懲役4ヶ月、執行猶予2年、5000ドルの罰金となります。これ以上強くは出れないため、弁護士のパイパーへ相談料に1000ドルを払うのが良いと、ラクランはアドバイスされます。
ラクランはギターを売りに行きます。60年代のレスポールで、バンドの名前を出すなどします。店主はUKロックは知らないけれど、ビンテージギターのマニアに連絡をしてくれます。
裁判の結果、強制送還は免れ、保護観察となります。裁判所に向かうと、移民局が身柄の拘束をしてきます。これは罠だったのです。保証金は1万ドルで3週間後に出廷をと言われ、立替業者のリストを渡されます。
ラクランは弁護士を呼んで、司法取引したのにと、母国で受け入れてくれる人はいないと激怒します。保証金を頼める人は?と聞かれ、ラクランは農場のウォーレンに頼むしかありませんでした。
パイパーから、ラクランの置かれている状況が説明されます。以前、85グラムの大麻所持で捕まり、ラクランはずっと強制送還の対象でした。大人しくしていたから、今まで大丈夫だったのです。
ラクランの選択肢は二つ。強制送還を受け入れて帰るか、苦境に立たされているラクランを判事に証明するかのどちらかです。
ラクランは、強制送還を受け入れることはできませんでした。証明するために、誰か頼める人はいないかと、ラクランはパイパーに聞かれます。ラクランは一度離婚していて、13歳の娘がいました。
DJをする今日、ラクランはずっと聴いてなかったザ・クランクスの曲を流します。そして死んだ兄・ジェドの話しをします。
ハリウッドヒルズで収録中、ラクランはドラッグを持ち込み、兄に押し付けました。そしてジェドは亡くなり、故郷でラクランを待つ人はいなくなりました。
ボーはポールと別れるかもしれないと、ラクランに話しかけます。ラクランは夕食の約束をします。ウォーレンの息子に仕事を任せて町に残ります。

【転】- セカンドカミングのあらすじ3

ラクランは元妻のキャサリン・ブルースに会いに行きます。彼女は引っ越していました。家主だと住民から聞いて、ラクランは電話番号を聞きます。
今から会いに行くと言うと、キャサリンは反対側に住んでいました。怒ってないとキャサリンは言いますが、怒っているとラクランは言います。
10年間、ラクランは会いにも来ませんでした。アメリカ市民の誰かに証明して欲しいと、娘のアリアンウェンとキャサリンにお願いします。娘に会わせてくれとラクランが頼むと、キャサリンは今日は会わせないと拒否します。
ラクランはボーと夕食を食べていると、ポールからメールが来ます。パーティーに来てくれという内容で、ラクランは騒ぎたいから行こうと提案します。 
翌日、娘の主治医が父親を知るべきと言っていたことから、キャサリンはコーヒーを一杯だけ付き合うと電話をしてきます。昨日飲みすぎて、ラクランは頭が痛くて仕方ありませんでした。
ボーを起こしに行くと、ポールと同じベッドにいました。頭痛薬を彼女からもらいます。
ラクランは娘と会えて喜びます。最初は仲良く話せてましたが、証明するための説明書を出してから一変します。証明するためには、重症などの理由が必要でした。キャサリンは偽証できないと言います。
ラクランはもう頼まないと帰っていきます。
ウォーレンは息子に仕事を任せて、町に残ったことをラクランに怒ります。そして移民局から通知が来たと紙を渡してきます。

【結】- セカンドカミングのあらすじ4

ラクランは帰るしかないと、強制送還を受け入れる電話をします。ボーにも、留守電で夕食のお礼を言います。本当は一緒に寝たかったことや、ポールに君はもったいないなども言います。
バーに行って、ラクランは飲みまくります。もう止めとけと店主に言われて、ラクランは他の客の酒を飲みます。ウォーレンがやってきて、ラクランを連れて帰ろうとします。
酔っ払ってるラクランは、ウォーレンに八つ当たりをします。そして兄のジェドが、アメリカで有名になる前に死んで、俺が殺したんだと涙を流します。
ラクランは止めるウォーレンをはねのけ、車に乗っていきます。後ろからパトカーがサイレンを鳴らしてきます。再び留置場に入るラクランでした。
ボーが迎えにきてくれて、ラクランは出れます。彼女からは、しっかりしてとラクランは言われます。そしてアリアンウェンから、母に内緒で電話をしてとメールが来ます。アリアンウェンはこっそりと母の携帯電話を見て、ラクランの連絡先を知りました。
ラクランはギターを持って、アリアンウェンに会いに行きます。彼女はベンチに座っていました。
アリアンウェンは音楽を聞いていて、ラクランも聴かせてもらいます。いい趣味だと褒めます。
ラクランはアイアンウェンに、楽器店についてきてと頼みます。店主にレスポールを見てもらいます。ここでアイアンウェンがバンドでギターをしていることを知ります。お金が必要だから売るのだと、ラクランは説明します。
ラクランはスコットランドに来て欲しいと、アリアンウェンに頼みます。そして母の説得は自分がするからと、航空券を買う約束として、600ドルを渡します。
アイアンウェンは強制送還されないために、証明をしても良いと言います。ラクランは断り、彼女をタクシーに乗せ、運転手にお金を渡します。
キャサリンが電話をしてきて、娘の主治医がもう少し父親を知るべきと言ってきていることから、1週間だけよと認めてくれます。ラクランはルール表を渡すから見るように言われ、アリアンウェンよりもあなたが心配だとキャサリンに言われます。ラクランはパスポート取り出して、写真を見つめます。
農場で一人ギターを弾くラクランの姿が映し出されます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ミック・ジャガーなど大物ミュージシャンの名前がずらずら出てきます。DJでミュージシャンを紹介する場面では、色々な情報が聞けます。
今作は、兄が死んだ原因を作り、苦しむラクランの姿が映し出されます。ウェンデルに頼んでも助けてくれず、強制送還に追い込まれていく彼の姿が悲しく脳裏に焼き付きます。
先の見えない未来ですが、娘という希望の光りがラクランを最後に明るくします。ギターがつなぐ親子の絆、音楽によって作られた人々の歴史とドラマが語られる映画です。
最後まで見終わって、辛いことが起こり、絶望の淵に立たされても、一筋の明かりが見えることがあると教えてくれました。人生において大切なことを伝えてくれる良い映画です。

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