「セントオブウーマン夢の香り」のネタバレあらすじ結末

セント・オブ・ウーマン 夢の香りの紹介:アル・パチーノが盲目の退役軍人を熱演し、5度目のノミネートにして初のオスカーを獲得した記念すべき作品。後に同じくアカデミー賞主演男優賞を獲得することになるフィリップ・シーモア・ホフマンは、本作ではクリス・オドネル演じる主人公の同級生として出演しており、父親の権威に泣きつく学生を好演している。

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セントオブウーマン夢の香りの主な出演者

フランク(アル・パチーノ)、チャーリー(クリス・オドネル)、ジョージ(フィリップ・シーモア・ホフマン)

セントオブウーマン夢の香りのネタバレあらすじ

【起】- セントオブウーマン夢の香りのあらすじ1

アメリカ屈指の名門高校ベアード校に通うのは、裕福な家庭の息子ばかり。そんな中、田舎町出身の苦学生チャーリーは感謝祭の休暇中に家人の世話をするという仕事を見つけます。それはある夫人からの依頼で、家族が旅行で不在にする間、盲目の叔父フランクの世話をして欲しいというものでした。しかし、退役軍人のフランクは非常に気難しい性格で、チャーリーは初対面で口汚く罵られてしまいます。フランクは家族にも態度が悪く、姪の子供にすらきつく接していました。チャーリーはこの仕事に困難を感じていましたが、依頼主である夫人から懇願され、嫌々仕事を引き受けることになります。

休暇直前の夜、チャーリーと同級生のジョージは友人たちが校内の街灯に仕掛けを工作する現場を目撃します。その仕掛けは校長を懲らしめるためのもので、翌日それは大成功、校長は大恥をかかされます。目撃者の二人は校長から直々に尋問を受けますが、ジョージは犯人のグループと親しいため、知らぬ存ぜぬを貫きます。一方、チャーリーに対しては「証言をすれば、ハーバード大学への推薦を確約する」と校長は揺さぶりをかけます。それでも証言を拒否するチャーリーでしたが、校長の「週末まで回答を待つ」という言葉に心は迷うのでした。

感謝祭の休暇に入り、チャーリーはフランクの元を訪れます。しかし、フランクは家族が旅立った途端に自らの思い出の街・ニューヨークに行く準備をし始め、チャーリーはその旅に付き添わされることに。ニューヨークに向かう飛行機ではファーストクラスに乗り贅沢な時間を過ごしますが、校長の言葉が頭に残るチャーリーは浮かない顔をしていました。そんなチャーリーに対して、フランクは「君の人生教育の始まりだ!」と言って旅の始まりを喜んでいました。 この映画を無料で観る

【承】- セントオブウーマン夢の香りのあらすじ2

ニューヨークに到着した夜、鋭い洞察力を持つフランクはチャーリーが心配事を抱えていることを見抜きます。チャーリーは悩みをフランクに打ち明け、フランクもまた「兄と会い、素晴らしい女を抱き、ホテルで頭を撃ち抜く」という自らの旅の目的をチャーリーに打ち明けます。チャーリーはその言葉を半ば信じられずにいましたが、フランクにはそれをやりかねない危うさがあることも感じ取っていました。そして、チャーリーは帰らなければならない身でしたが、フランクに騙されそのままニューヨークに滞在することに。翌朝、チャーリーもフランクの兄の家に向かうこととなりました。兄の家に向かう直前、チャーリーは電話でジョージから証言を拒否するよう言われます。フランクはジョージに証言させる方法を助言しますが、チャーリーは決断できないままホテルを出発します。

フランクの兄の家に着くと、弟との再会にも関わらず、兄を始め家族一同はフランクを迷惑顔で迎え、特に甥は激しく罵ってきました。フランクは自分の悪口を言われる分には平然としていましたが、甥がチャーリーの名前を何度も誤ることに激しい怒りを覚え、ついに甥の喉を締め上げてしまいます。苦しむ甥を尻目に、フランクは兄に「昔からダメな奴」と自らを卑下する言葉を残し、家を去っていくのでした。

翌朝、チャーリーは銃を手にするフランクの姿を目撃します。フランクは軍人時代を思い返し銃の分解を行っていただけでしたが、フランクの旅の目的を知るチャーリーは弾を取り上げてしまいます。街に出た二人の話題は再びチャーリーの心配事に。告げ口は嫌いというチャーリーに対して、フランクの意見は校長の交換条件を飲むべきというものでした。チャーリーはますます頭を悩ませることとなります。

【転】- セントオブウーマン夢の香りのあらすじ3

二人が街のレストランに入ると、フランクは心地良い石鹸の香りのする女性がいることに気づきます。チャーリーの好みの女性ということも見抜いたフランクは、チャーリーと引き合わせようと女性の元へ。石鹸の銘柄をフランクに言い当てられた女性は驚きつつも、フランクとの会話に興じていきます。そして、タンゴに興味があるという女性のために、フランクはレッスンをつけることに。レストランのオーケストラが演奏する中、フランクは見事なエスコートで女性とタンゴを踊りあげ、その場は盛大な拍手に包まれました。しかし、その直後女性は恋人とともに去っていき、チャーリーの恋は儚くも消えてしまいました。

その夜、旅の第二の目的「素晴らしい女を抱く」という目的を果たしたフランクは、翌朝に最後の目的「頭を撃ち抜く」ことを実行に移そうとします。チャーリーは思い留まらせるために、フランクが愛するフェラーリでのドライブを提案します。初めは和やかなドライブでしたが、途中からフランクはチャーリーからハンドルを奪い無茶苦茶な運転を繰り返します。大変なドライブとなりましたが、運転中のフランクの表情は喜びに満ちていました。無事にドライブを終えホテルに戻ることができましたが、フランクは一転、無気力に陥っていました。チャーリーは買い物に出掛けたものの、胸騒ぎから部屋に戻ると、そこには軍服を着用し銃を持ったフランクの姿がありました。チャーリーに預けた弾以外にも、フランクは弾を用意していたのです。

自殺しようとするフランクをチャーリーは必死に止めますが、逆にフランクに銃を突きつけられ「生きる理由は?」と問いつめられます。それに対してチャーリーは「タンゴとフェラーリの運転…」と答え、その言葉にフランクは今日の自殺は取りやめることを決めました。落着きを取り戻したフランクはチャーリーに自分の夢を語ります。それは、「甘くて温かい香り」を持つ女性と出会い愛し合うことでした。その夢を追いかけることが、フランクの人生の支えだったのです。そして、二人はバタバタと帰郷する飛行機に乗り込むのでした。

【結】- セントオブウーマン夢の香りのあらすじ4

ニューヨークから戻ったチャーリーを、校長主催の特別集会の証言台が待ち受けていました。しかも、ジョージは父親の権力を頼って話を解決させようとしていたのです。不利な立場にあるチャーリーをフランクは心配しつつも、車はフランクの家に到着。フランクと別れ、チャーリーは学校へ向かいます。

学校では法廷さながらの舞台が用意されていました。生徒全員が見守る中、チャーリーは登壇、同じ証言台にはジョージと父親が座っていました。チャーリーは緊張した面持ちで開会のときを待っていると、そこにフランクが親の代理と称して現れました。集会が開かれると、フランクの予想通りジョージはあいまいな証言をすることで保身に走ります。一方、チャーリーは証言を拒否、不良行為をしたとは言え同じ校舎で学ぶ友を売るような真似はチャーリーにはできませんでした。校長はそれを虚偽の証言だとして、同席する懲戒委員会にチャーリーの退学を要求します。そこに、「友達は守ったぞ!」というフランクの声が会場に響き渡りました。フランクは校長やジョージ、犯人の生徒を下品な言葉でこき下ろす一方で、甘い言葉に乗らず友を守ったチャーリーこそが高潔な魂を持っていると熱弁、集会は盛大な拍手に包まれました。懲戒委員会はその場で審議を即決、犯人の生徒たちへの処分とチャーリーの解放を発表し、会場には歓声が響きました。

チャーリーとフランクが学校を出ると、フランクの言葉に感動した女性教師が近づいてきました。フランクはすぐに女性教師の香水を言い当て、「これであなたをいつでも探せる」とだけ言い残しその場を去ります。フランクの家に着いた二人は再会の約束を結ぶと、フランクは家の外で遊ぶ姪の子供たちに親しげに話しかけ始めました。しかし、普段の態度の悪さがたたり、フランクは子供たちに相手にされません。チャーリーはそんなフランクの姿を笑顔で見届け、寄宿舎へ戻っていくのでした。

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