「ゼアウィルビーブラッド」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの紹介:アプトン・シンクレアの小説「石油!」を基に描いたアメリカ映画。第80回アカデミー賞では、作品賞を含む8部門にノミネートされた。日本公開は2008年。

予告動画

ゼアウィルビーブラッドの主な出演者

ダニエル・プレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)ポール・サンデー/イーライ・サンデー(ポール・ダノ)、ヘンリー(ケヴィン・J・オコナー)、フレッチャー(キーラン・ハインズ)、H・W・プレインビュー(ディロン・フリーシャー)、メアリー・サンデー(シドニー・マカリスター)、H・M・ティルフォード(デヴィッド・ウォーショフスキー)、ジーン・ブレイズ(ダン・スワロー)、ウィリアム・バンディ(ハンス・ハウェス)

ゼアウィルビーブラッドのネタバレあらすじ

【起】- ゼアウィルビーブラッドのあらすじ1

1902年、アメリカ西部。ダニエル・プレインビューは、石油発掘に成功して事業拡大を目論んでいました。
それから10年後、石油のプロとなったダニエルは、土地売買の交渉の場に幼い息子のH・Wを連れて、あちこちを渡り歩いていました。油田を探していたダニエルは、あるときポールという名の青年から、カリフォルニアにあるサンデー牧場に石油が出る兆候があるという情報を得ます。
さっそくサンデー牧場を訪れたダニエルは、ポールの父であるエイベルと、ポールの双子の兄・イーライと交渉します。そしてサンデー家から採掘権を買い取り、ダニエルは仲間を呼び寄せて試掘を始めます。
すると見事に石油が発掘され、ダニエルは牧場周辺の土地を買い取り、再び大金を手にします。一方、狂信的なキリスト信者のイーライは、ダニエルから得た金を使って教会を建立します。

【承】- ゼアウィルビーブラッドのあらすじ2

数日後、油脈を掘り当てたときに爆発事故が発生します。採掘を見物していたH・Wは吹き飛ばされ、耳が聞こえなくなってしまいます。やがて精神的に不安定になったH・Wは、自宅に火を放ちます。ダニエルは息子との生活をあきらめ、H・Wをサンフランシスコの寄宿舎学校に追いやってしまいます。
ダニエルが石油を発掘したことは、新聞のニュースにもなりました。ある日それを見たヘンリーという男がダニエルの元を訪ねます。ヘンリーはダニエルの生き別れの弟であると説明し、ダニエルはH・Wの代わりに弟を交渉の場に連れて行くようになります。
しかし、ヘンリーの些細な言動を不審に思ったダニエルは、ある夜銃で脅し彼が偽物であることを白状させます。ダニエルはヘンリーを殺害し、石油が湧き出る土の中に死体を埋めます。

【転】- ゼアウィルビーブラッドのあらすじ3

ダニエルは石油のパイプラインを通すために、バンディ家の土地を必要としていました。バンディは土地を引き渡す代わりに、イーライが主宰する教会で洗礼を受けることを提案し、ダニエルはそれをのみます。
息子を追放したことで評判が悪く、イーライとも確執を深めていたダニエルは、洗礼の際に「息子を捨てた罪人だ」と人々の前で叫ばされるという侮辱を受けます。
やがて手話を学んだH・Wがダニエルの元に帰ってきて、2人は和解します。そして、イーライは宣教のため町を離れます。
それから時が経ち、成長したH・Wはサンデー家の娘メアリーと結婚します。ダニエルは事業で大成功を収め、豪邸で酒に溺れる日々を送っていました。H・Wはメアリーと一緒にメキシコに移り、起業したいと申し出ます。ダニエルは恩を仇で返されたと激怒し、実はH・Wは孤児で、現場の事故で亡くした仲間の子どもであることを告げます。

【結】- ゼアウィルビーブラッドのあらすじ4

ダニエルはH・Wを勘当し、屋敷内のボウリング場で熟睡します。すると、そこにイーライが突然現れ、バンディ家の土地の石油採掘に出資する話を持ちかけます。
ダニエルは同意しますが、その代わりに自分はインチキ預言者で、神は迷信であると叫ぶことを条件に出します。イーライにひとしきり叫ばせた後で、ダニエルはバンディ家の土地はすでに採掘しており、石油が残っていないことを明かします。そして、イーライと険悪の仲だったポールが現在会社を経営し、週に5000ドルを稼いで成功していることを告げます。
イーライは涙を流しながら、自身が経済的に困窮していることを打ち明けます。ダニエルは聞く耳を持たず、彼をボウリングのレーンに追い詰めてボールを投げつけます。そして逃げ回るイーライを捕えて、ボウリングのピンで撲殺します。
騒ぎを聞いてやってきた執事に、ダニエルが「終わった」と伝える場面で、物語は幕を閉じます。

関連する映画

ヒューマンドラマ

みんなの感想

ライターの感想

少ない登場人物(メインは2人)の感情を重厚かつ繊細にとらえたヒューマンドラマです。尺が長く物語の変化自体は乏しいので、観る人を選ぶ作品なのかもしれませんが、個人的には映画史に残る1本だと思います。主演のダニエル・デイ=ルイスの演技は、演技というよりもまるで「本人」を連れて来たかのような趣がありました。

映画の感想を投稿する

映画「ゼアウィルビーブラッド」の商品はこちら