「チョコレートドーナツ」のネタバレあらすじ結末

チョコレートドーナツの紹介:同性愛に対して、まだまだ偏見や差別が強く根付いていた1970年代のアメリカが舞台。同性愛者として生まれ、生きていくこと。少数者であるだけで、この世の中は生きづらい。ルディ、ポール、マルコが教えてくれたこと。そのことを胸に、社会を見つめなおすきっかけとなる素晴らしい映画です。

予告動画

チョコレートドーナツの主な出演者

ルディ・ドナテロ(アラン・カミング)、ポール・フラガー(ギャレット・ディラハント)、マルコ・ディレオン(アイザック・レイヴァ)

チョコレートドーナツのネタバレあらすじ

【起】- チョコレートドーナツのあらすじ1

舞台となるのは1970年代のカリフォルニア。ショーパブでダンサーとして働いていた男ルディは、いつの日か歌手になることを夢見ていました。
そのルディは、ポールという男性に一目ぼれし、ついにはゲイ同士のカップルになります。ポールは弁護士でした。その職業がら、ずっと自分がゲイであることを隠し続けてきました。
ある日二人は自分のアポートの隣の部屋に、母子家庭の二人が住んでいることを知ります。しかし、その母親は育児放棄をし、ついには薬物所持により逮捕されてしまいます。
強制的に施設送りとなってしまった母親から離れてしまった一人息子のマルコ。夫を亡くしてから薬物依存となってしまった母親と生きてきたマルコは、ダウン症でした。

【承】- チョコレートドーナツのあらすじ2

ある日、施設から飛び出し、一人夜道を歩くマルコを、偶然二人が見つけ、その日から三人の生活が始まります。そのマルコのことを他人事とは思えなかったルディは、マルコの、本当の親のように接するようになります。
弁護士である知識を使い、ポールは、二人がマルコの監視者として法的にも認められる手続きをとりました。ただし、このとき同性愛者であることは隠していました。マルコは好きなものはいくつかあります。母親が優しかったころの思い出が残るお人形。ディスコダンス。ハッピーエンドのおとぎ話。そしてチョコレートドーナツ。
「ドーナツは体に悪いから食べさせないで」と言うルディに、「たまにはいいじゃないか」とポールが夕食にチョコレートドーナツを出してあげたとき、マルコが本当に嬉しそうにほおばる顔は二人を幸せな気持ちにさせました。

【転】- チョコレートドーナツのあらすじ3

誕生日パーティ。マルコの学校のイベント。何もない日常。いつだって三人は一緒でした。しかし、その幸せは長くは続かなかったのです。幸せな1年がたったある日、ゲイカップルであることが周囲に知れ渡ってしまいました。
好奇な目で見てきたり、非難する人も多く出てきました。ついに、ゲイカップルはマルコの看護者としてふさわしくないとされ、マルコは母親と引き離された時と同じく、再び施設に送られてしまうことになります。
愛するマルコと過ごすため、二人は裁判に挑むことを決心します。裁判中も、二人の関係を聞き出されたり、ショーパブで女装しながら歌手活動していたルディに対して、幼い男の子を育て上げることはできないと決めつけられたりします。

【結】- チョコレートドーナツのあらすじ4

検事は、二人よりも、薬物依存症である実の母親のもとに、マルコを返すことを決定します。母親の家に帰ったとき、マルコは「ここは自分の家じゃない」と繰り返し訴えました。
最期、ポールは自分の上司と裁判官、検視官に向けて手紙を送ります。「薬物中毒の母親が目を離し、外へ出たダウン症の子供の遺体が、橋の下で発見された」と。
ポールの言う「あなたたちが気にも留めない人生だ」というセリフも印象的です。マルコの死を受け止め、ルディが歌う「ANDDAYNOW」は「いつの日か」と訳されます。いつの日かこの愛にみんな気づくはず。そしてマルコの命を奪ったのは、その愛を認めようとしなかった世間の無知によるものと気づくはず。
悲しく、そして力強く歌い上げるルディのその姿は、映画を見ている人にも訴えてくるものがあります。

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