「ディア・ドクター」のネタバレあらすじ結末

ディア・ドクターの紹介:村に赴任している医師がついた嘘とは…。衝撃の展開が待ち受ける。ストーリーはフィクションだが、へき地医療について西川監督が徹底的に現場取材を敢行し、現実感が漂う内容。日本アカデミー賞で最優秀賞2賞、優秀賞8賞を獲得したほか、各映画祭で多くの賞を受賞した。

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ディア・ドクターの主な出演者

伊野治(笑福亭鶴瓶)、相馬啓介(瑛太)、大竹朱美(余貴美子)、鳥飼かづ子(八千草薫)、斎門正芳(香川照之)、鳥飼りつ子(井川遥)

ディア・ドクターのネタバレあらすじ

【起】- ディア・ドクターのあらすじ1

人口1500人足らず、山あいの神和田村。棚田が広がる無医村だった診療所に、医師の伊野は3年ほど前より赴任しています。伊野は村人から愛され慕われ、村長からは神よりも大切だと崇められています。伊野の右腕であるベテラン看護師の大竹と共に、診療所内に留まらず村中を回り、あらゆる医療を担っていました。
そんな診療所に東京から研修医の相馬がやってきます。ボンボン息子の相馬は、ひたすらに何もない村に内心は辟易としながらも、とりあえず研修期間を過ごそうと思っていました。
村での診療は多岐にわたり、大きな病院では受け持つことの無いような現場ばかりです。昼夜を問わず患者の容体に寄り添う伊野は、村人に必要とされていました。相馬はその姿を見て、へき地医療に少しずつやりがいを感じ、伊野を尊敬するようになります。 この映画を無料で観る

【承】- ディア・ドクターのあらすじ2

ある日、診療所には滅多に来ない独り暮らしのかづ子が倒れました。かづ子は自分の体がよくないと感じながらも、離れて暮らす娘には迷惑をかけたくないため、病気のことは伝えず嘘をついてほしいと伊野に頼みます。末娘のりつ子が東京で医師をしているので、尚のことでした。かづ子の想いを知り、伊野はその申し出を引受けます。親身になってくれる伊野に、かづ子は段々と心を許し、彼を頼りにするようになりました。
しかし後日かづ子の精密検査をした結果、胃癌と診断されます。伊野は、胃潰瘍だとかづ子に伝え、他人の診断画像とすり替えることにしました。代替のために胃カメラ撮影をすることになったのは、配置薬品営業マンの斎門です。斎門は売上成績を伸ばすために、今までも伊野と無謀な取引をしてきました。

【転】- ディア・ドクターのあらすじ3

大雨の夜、事故に遭った患者が診療所に運ばれました。救急救命の経験がある大竹は、患者が緊急性気胸であるとすぐに判断します。胸から空気を抜くため穿刺しなければいけません。一刻を争う状況ですが、伊野は動揺し処置を躊躇います。大竹の指図でどうにか施術し、大きな病院へ搬送しましたが、この時大竹や付き添った斎門は、伊野のある秘密を確信しました。
お盆になり、かづ子の娘たちが帰省しました。りつ子はゴミ箱から薬の殻を見つけます。母の病状を確認するため、伊野に詰め寄りました。伊野はりつ子に、斎門の胃カメラ画像を見せ、かづ子との約束通り嘘をつき通しました。しかしりつ子の次の帰省は1年後だと聞き、伊野は困惑します。1年後ではかづ子の命の保証はありません。自分の秘密が暴かれるのを覚悟し、伊野はそのまま姿を晦ましました。事情を察した斎門が、りつ子に本物の画像を見せます。そしてついに、伊野がついた嘘の全てが紐解かれていくのです。

【結】- ディア・ドクターのあらすじ4

伊野が失踪し、村中は大騒ぎです。刑事の波多野らが捜索しますが、村人は誰も伊野の素性を知りません。しかし捜査の末、衝撃の事実が判明します。伊野は医師ではなかったのです。伊野は医療メーカーの元営業マンで、医師だった父のペンライトを使っているだけの、偽医者でした。波多野は伊野の行為を許せずにいましたが、不思議なことに伊野の事を悪く言う人があまりいないのです。それは真実に薄々気付いていた相馬も、診療されていたかづ子も、大竹も斎門も…。村長は自分の責任だと言いました。波多野は、伊野を本物に仕立て上げたのは村人だったのだと感じます。そして伊野は逃亡を続けました。
かづ子は、りつ子が勤める東京の病院で治療を始めました。すっかり元気を失ったかづ子に、給仕の男性が細い目でニッコリと笑いかけます。かづ子はマスクで覆われた男性の顔を見て、微笑み返しました。彼女の前に現れたのは、身分を変えた伊野だったからです。

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