「トワイライトささらさや」のネタバレあらすじ結末

トワイライトささらさやの紹介:2014年公開の日本映画。夫を亡くし、ひとりで乳児の息子を守ろうとする女性と、いろんな人の体に乗り移って彼らを助けようとする亡き夫の姿を描く、コミカルなヒューマンドラマ。

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予告動画

トワイライトささらさやの主な出演者

サヤ(新垣結衣)、ユウタロウ〔優太郎〕(大泉洋)、ユウスケ(森蓮太郎、加藤楷翔)、佐野(中村蒼)、エリカ(福島リラ)、義男(つるの剛士)、ダイヤ(寺田心)、久代(波乃久里子)、珠子(藤田弓子)、師匠(小松政夫)、ユウタロウの父(石橋凌)、お夏(富司純子)

トワイライトささらさやのネタバレあらすじ

【起】- トワイライトささらさやのあらすじ1

(落語の出囃子)
ユウタロウは「寂々亭遊人」という名の、売れない落語家でした。師匠について落語の道を目指しましたが、笑えない落語ばかりします。
ある日ユウタロウは自分の寄席で笑った女性・サヤに笑った理由を訊きました。「一生懸命だったから」と答えたサヤに恋をしたユウタロウは、幼くして両親と死に別れ、育ててくれた祖母も5年前に亡くし、叔母も他界して身よりのないひとりぼっちのサヤと結婚します。
師匠の家で祝言を挙げたユウタロウとサヤは、幸福な結婚生活を送りました。やがて2人の間には息子・ユウスケが生まれます。
ところがユウスケが生まれた直後にユウタロウはトラックに轢かれ、死にました。ユウタロウは成仏せず幽霊となり、サヤを見守り続けます。
さてユウタロウの葬儀の席に、ユウタロウの父が現れると息子・ユウスケを引き取ると言い出しました。サヤはユウタロウに「両親は死んだ」と聞かされていたので、驚きます。
雷鳴とともに師匠の体にユウタロウは乗り移ります。ユウタロウが乗り移った師匠はサヤの手を引っ張ると「どこか知らない場所に逃げろ」と金を渡して言いました。
サヤは半信半疑ですが、師匠の仕草や言葉から、ユウタロウだと気づき、指示通りにします。
そうしてサヤは乳母車ひとつで、田舎町・ささらにやって来ました…。
…ささらには、5年前に他界したサヤの祖母が住んでいた家があります。サヤはそこに住むことにしました。
不動産屋は急なサヤの来訪にぎょっとします。不動産屋はサヤが去った後無人の祖母の家を、自分の叔母で元中学教師の初老の女性・久代に又貸ししていました。
サヤに告げた久代は家を出て、賃料を不動産屋に渡すよう手配します。当面のサヤの生活費の心配はなくなりました。
ささらは田舎町なので子どもの数も少なく、ユウスケ見たさに久代の腐れ縁の初老女性・珠子も見に来ます。 この映画を無料で観る

【承】- トワイライトささらさやのあらすじ2

サヤの荷物配送の際、旅館の女将・お夏の孫息子が「貴重品」と書かれた箱を、出来心で持ち帰りました。中身を開けると位牌で、孫は始末に困ります。
引退して悠々自適の生活を送りたいので、若女将に対してはボケた振りを装っているお夏が孫の不始末を詫びにサヤ宅を訪問し、位牌を渡して謝りました。
そのお夏にユウタロウが乗り移り、位牌を盗まれるのはぼんやりしているからだとサヤを責めます。
サヤもユウタロウに用事がありました。なにせ「両親は死んだ」と聞かされていたのですから。なぜだと問い詰めるサヤに、お夏(ユウタロウ入り)はおろおろしながら言い訳しました。
ユウタロウの母が病気で入院した時、父は一度も見舞いに来ませんでした。そのまま他界した母を看取ったユウタロウは、父に恨みに思っていました。
「俺が見える人にだけ乗り移れる」「乗り移れるのは(一人)一度だけ」と告げたユウタロウは、体を掻き始めながら逃げました。全身が痒くなると、ユウタロウが体から抜け出すサインです。
…旅館の前で意識が戻ったお夏は、本当に自分がボケ始めたのかと悩みました。
サヤはある日電車の中で、幼児・ダイヤを連れた母・エリカと会いました。役所で再会したエリカは、ネグレクト(育児放棄)の疑惑をかけられます。ダイヤが失声症(しゃべらない)で、エリカはスナックを経営していました。
サヤの身の上を聞いたエリカは、再婚相手としてささら駅員・佐野を紹介します。佐野はサヤにゾッコンですが、サヤは断りました。
サヤは「愛した人を簡単に捨てられるの?」と言い、自分のことを夫・ユウタロウが死んでもなお見守っていると告げます。エリカは「そんなの妄想。死んだ人が見てるって、いつまでバカ言ってんの?」と責めました。
その時、ダイヤ(ユウタロウ入り)が流暢に喋り始めます。失声症の息子がいきなりぺらぺら喋りはじめたので、エリカは仰天しました。

【転】- トワイライトささらさやのあらすじ3

「血が繋がっていても分かりあえないことだってある」「父が母に暴力を振るって、母の苦労に対して何もできないことに、この子(ダイヤ)だって困ってるんだ」「母が笑わなくなったから、(ダイヤが)喋らなくなったんだ」と告げるダイヤ(ユウタロウ入り)に、エリカは泣きながらサヤの言うことを信じ、縁談を勧めることを止めました。同席した駅員・佐野は一部始終を見ながら、ヒイています。
ささらは小さい町なので、幽霊のユウタロウを見ることのできる人数は限られていました。しかも乗り移れるのはただ一度だけ。ユウタロウは自分を見える人間に、安易に乗り移ることは自粛します。
ある日、サヤの携帯にユウタロウの父から電話がありました。初老女性3人衆のお夏&珠子&久代は、お夏の旅館に逃げ込めとアドバイスしますが、サヤはいつまでも逃げてはいられないからと断ります。
帰宅したサヤの家に、見知らぬ男が入り込んでいました。驚いて悲鳴を上げたサヤに慌てたユウタロウは、大事にとっておいた「自分が見える相手」ささら駅員・佐野に乗り移って助けに行きます。
侵入者は久代の息子・川田義男でした。不動産屋が又貸しした関係で、義男はまだ久代が家に住んでいるものと思い、勝手に上がり込んでいました。
嫁と不仲になった久代と疎遠になった息子・義男は、息子(久代にとっては孫)ができたことで「自分が親になって初めて、親のことを考えるようになった」と、10年振りに母に会いに来たのです。
なぜ会いに来てくれないのか責めるサヤに「もうこの町で乗り移れる人間はいないんだ」「佐野が一番(自分のことを)見えてた、だからとっておきたかった」「これで最後、もう話もできない」とユウタロウは告げます。
そんなユウタロウを見て、サヤはいつまでも夫・ユウタロウに頼るままでは駄目だと考え直しました。ユウタロウの父に会って、ユウスケの母であることを認めてもらおうと考えます。
サヤの家にユウタロウの父がやって来ました。サヤを心配する初老女性3人衆のお夏&珠子&久代、愛子、ダイヤがオペラグラスを持って、家の向かいから覗きます。

【結】- トワイライトささらさやのあらすじ4

話し合いは円満に進みそうでしたが、サヤがユウスケをユウタロウの父に抱っこさせてお茶を淹れに行った隙に、父がユウスケを連れて逃げました。見守る連中は「誘拐だ!」と大騒ぎします。
ユウタロウの父は連れ去ったもののユウスケが泣きやまず、ひきつけの発作を起こしたため「ささら病院」に駆け込みました。診察用紙に記入しろと指示されて、自分がいかに孫・ユウスケのことを知らないか思い知らされます。
サヤは受け取った謎のひらがな文字メールのとおりに番号をプッシュし、ユウタロウの父の携帯に電話をかけ、後ろのアナウンスで病院にいることを知りました。原付バイクに乗る佐野と出会い、ささら病院に連れていってもらいます。
ユウタロウの父と会ったサヤは「頼りない母かもしれませんが、私からこの子を奪わないでください」と言いました。ユウタロウの父は素直にユウスケを返します。
…実は、ユウスケにユウタロウが乗り移ったのです。サヤがユウスケを父に抱っこさせる時、ユウタロウはふと親父に抱っこされてみたくなり、乗り移ったのでした。ユウスケにはずっと父・ユウタロウが見えていました。
赤ん坊に乗り移ったことで負担がかかり、ユウスケはひきつけを起こしました。謎のひらがな文字は、ユウタロウが知らせるために打ち込んだものです。
ユウタロウは、両親のことを思い返していました。自分が落語家になったのは、父と一度だけ行った場所が寄席だったからです。両親の暮らしは貧しく、息子・ユウタロウができて以来、父はダム建設現場の主任になり、遠方で働きづめでした。
母が倒れた時にすぐに父が駆けつけられなかったのも、工事現場にいて動けなかったからです。ユウタロウは理解していながらも、認めたくなかったのでした。
母が死んで以来ユウタロウは父を避け、学校を卒業してすぐ師匠に弟子入りし、落語家としてデビューした自分に会いにきた父にも話をしようとしませんでした。
今まで自分が成仏できないのは「頼りないサヤを守るため」だと、ユウタロウは思っていました。しかしこの「猶予期間」は、サヤのためではなく父との親子関係を修復できなかった「ユウタロウ自身のため」にあったのだと、ユウタロウは気づきます。
…サヤはユウタロウの父に認められ、ささらで暮らすことになりました。
後日、師匠がささらの家を訪問しました。居間でつかまり立ちをしたユウスケは、初めてのことば「パパ」と言います。
ユウタロウが成仏する気配を感じたサヤは「さよなら」と言いました。
(エンド後)ユウタロウ、高座より「おあとがよろしいようで」(太鼓の音)

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