「ヒラリースワンクINレッドダスト」のネタバレあらすじ結末

ヒラリー・スワンク IN レッド・ダストの紹介: アパルトヘイトを廃止した後に南アフリカで実際に行われていた、真実和解委員会の聴聞会を主題にした社会派の作品。原題は『Red Dust』だが、主演のヒラリー・スワンクが自ら出演依頼したことにより、邦題には彼女の名前が冠している。

ヒラリースワンクINレッドダストの主な出演者

サラ(ヒラリー・スワンク)、アレックス(キウェテル・イジョフォー)、ヘンドリックス(ジェイミー・バートレット)、ムラー(イアン・ロバーツ)

ヒラリースワンクINレッドダストのネタバレあらすじ

【起】- ヒラリースワンクINレッドダストのあらすじ1

南アフリカでは約50年間少数の白人が実権を握り、弾圧から解放を求めた黒人は苦闘しました。白人政府は90年代初頭にネルソン・マンデラを釈放し、民主選挙を認めました。支配時の拷問や殺人において真実を自白した者に恩赦を与え、加害者は事実を話すことで罪に問われぬ措置がとられました。市民戦争を避けるためです。真実和解委員会の聴聞会では多くの心の古傷が開かれました。

殺人罪で服役している元警官のヘンドリックスは、その罪とは別に14年前にアレックスを拷問した件で恩赦申請するため、車で移送されていました。途中、ヘンドリックスの元上司ムラーが現れ、ムラ―の罪については何も話すなとヘンドリックスを脅しました。
アレックスは同じく拷問を受けた友人のシゼラが、未だに行方不明であることを解決するため、ヘンドリックスの申請に異議を申立てました。
アレックスは激しい拷問に耐え仲間の名前を口外しなかった経緯が黒人から英雄の如く称えられ、現在は政治家として成功を収めていました。彼の弁護を担当するのは、南ア出身でニューヨーク在住の白人女性サラです。聴聞会のために、久しぶりに故郷へ戻りました。サラの師匠で親代わりでもあるベンが14年前にアレックスとシゼラを弁護していましたが、体調が思わしくなくサラに依頼したのです。

【承】- ヒラリースワンクINレッドダストのあらすじ2

サラはアレックスと面会し当時の状況を伺いますが、アレックスの証言と事実に食い違いがありました。警察の床が土だったと言うアレックスに対し、サラは石だと断言します。サラも警察に拘留された過去があるため知っていたのです。
シゼラの両親と会ったサラとアレックスは、聴聞会で息子の件も訴えてほしいと依頼され、サラは引受けました。
聴聞会が始まり、サラは早速シゼラの件も切込みますが意見は棄却されます。傍聴席にはヘンドリックスの言動を見張るムラーのほか、シゼラの両親など多くの黒人が集まりました。
武器輸送に関わっていたアレックスは拷問により、保管場所などについて自白したとヘンドリックスが証言します。ヘンドリックスが拷問内容について話す度、心の奥に閉まっていたアレックスの記憶が蘇ります。口を噤んだことで称えられていたアレックスは聴衆から野次を飛ばされ、平常心を失い審議の途中で会場を抜け出します。ヘンドリックスの主張が通ればアレックスの政治生命が終わってしまうため、彼は聴聞会へは戻らず、自身が口を割らなかった証拠を探しに行きました。

【転】- ヒラリースワンクINレッドダストのあらすじ3

アレックス不在の聴聞会は、サラとヘンドリックスでシゼラについて話し合うよう裁判官が命じました。
サラは16歳の時に黒人との交際で逮捕された過去があり、当時の警官がヘンドリックスとムラーでした。サラはヘンドリックスとの対面に居心地の悪さを感じます。
ヘンドリックスはシゼラと対面したアレックスが彼を仲間だと認めたとサラに話し、この件を蒸し返せば今の話を聴聞会で証言すると言い出します。それに対しサラはアレックスの目的はシゼラの真相を知ることで、ヘンドリックスが協力さえすれば意義を取下げると交渉に出ました。サラはこの会話で、シゼラを虐待したのはムラーであることに気付きます。
アレックスは事件時に土に埋めた古い缶を見つけ出します。中身は黒人組織入隊希望者のリストでした。翌日アレックスはサラに、拷問を終わらせるためにシゼラを売ったと認めます。政治生命が終わっても、それを証言するしか手段はないとサラは説得しました。
再び聴聞会が開かれアレックスは缶の存在を明かし、リストに書かれていた名が次々と呼ばれました。アレックスは彼らを守るために、28日間も拷問されていたのです。

【結】- ヒラリースワンクINレッドダストのあらすじ4

ところがヘンドリックスは、アレックスがシゼラに指を指し、仲間と認めたと証言すると、聴衆から裏切り者だと激しく非難を受けました。しかしあの時のアレックスは瀕死状態で指一本上げる力もなく、ヘンドリックスに手を掴まれシゼラを指差したことを思い出します。また、ヘンドリックスは血だらけのシゼラを引きずった後、水を運んで土の床を掃いたと証言しますが、警察の床は石で、蛇口もありません。二人への拷問が別の場所で行われたことが判明したのです。
警察から離れた農場でシゼラの捜索が始まりました。アレックスと対面したヘンドリックスはせめてもの償いにと、シゼラを埋めた場所を告白し初めて謝罪しました。証言通りシゼラの遺骨は発見され、そこには警察の調書も埋められていました。担当警官はムラーとの記載があり、彼に逮捕状が出ます。
アレックスは意義を取り下げ、ヘンドリックスの恩赦申請が認められます。一件が終了したサラは、ベンにムラーの審議のために南アに戻ってこいと言われます。長らく苦しめばよいというサラに、悪人を苦しめるのではなくて、国民的統合を目指し過去を解き放つのだと叱咤しました。
サラと再会したアレックスは、変わろうとしているこの国に手を貸してくれとサラに伝え、二人は固い抱擁を交わしました。

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