「ベネディクトカンバーバッチホーキング」のネタバレあらすじ結末

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキングの紹介:2004年公開のイギリス映画。難病に侵されつつも宇宙の研究に貢献したスティーヴン・ホーキングの半生を描いている。天才物理学者ホーキングの若き日をベネディクト・カンバーバッチが演じた作品。

この映画を無料で観る

予告動画

ベネディクトカンバーバッチホーキングの主な出演者

スティーブン・ホーキング(ベネディクト・カンバーバッチ)、ジェーン・ワイルド(リサ・ディロン)、フランク・ホーキング(アダム・ゴドリー)、イゾベル・ホーキング(フィービー・ニコルズ)、フレッド・ホイル教授(ピーター・ファース)、ロジャー・ペンローズ(トム・ウォード)、ジョン・ホロウェイ医師(マシュー・マーシュ)、アーノ・ペンジアス(マイケル・ブランドン)、ロバート・ウッドロウ・ウィルソン(トム・ホジキン)

ベネディクトカンバーバッチホーキングのネタバレあらすじ

【起】- ベネディクトカンバーバッチホーキングのあらすじ1

この映画は、実際の出来事や学術論文を基に描かれたフィクションです。宇宙の始まりを探る研究者たちの物語になります。
1963年、セント・オールバンズ。21歳のスティーヴンは大学で宇宙の研究をしています。今日は家で、ホイル教授の定常宇宙論のテレビを見ていました。その後、スティーヴンの誕生日パーティーが開かれ、誘われたジェーンは家を訪れます。
スティーヴンとジェーンは、夜空を見ながらガリレオの話しや宇宙の話しに花を咲かせます。他にもワーグナーなど好きな音楽家の話しもします。
ジェーンが皆の所に行こうと言います。しかし、寝そべっていたスティーヴンは、自分の力ではどうにもこうにも立てなくなります。
病院に運ばれ、処置をされることになります。楽になるためにも、看護師と処置とは関係ない話しをします。心配したジェーンは、スティーヴンの両親に電話をしますが、検査待ちの状態でした。
スティーヴンは、きちんとした説明が医師からされないことを両親に話します。両親は医師も分からないのだと言います。
入院生活を送るスティーヴンは、向かいのベッドにいた少年が白血病で亡くなったことを聞きます。我慢できなくなり、医師に病名を聞きます。するとALS(筋萎縮性側索硬化症)だと言われます。
この病気を発症すると、筋肉に命令を送る脳の運動神経細胞が侵されたことにより、筋肉が動かせなくなります。やがて体は麻痺し、呼吸も自力でできなくなります。ただ、脳は正常に動きます。
ALSは若いほど進行が早くなります。スティーヴンの父は病気を調べて、もって2年だろうと推測します。妻と共に、息子を支えようと誓います。大学で博士号を取得するには、頭脳明晰なら2年で可能だと息子から聞きます。
スティーヴンの父は、シャーマ教授の元を訪ねます。幸せにしてやりたいと、簡単な課題を与えてくれるようにお願いします。しかし、信義には背けないと断られます。 この映画を無料で観る

【承】- ベネディクトカンバーバッチホーキングのあらすじ2

ある日、スティーヴンは応用数学、理論物理学科の教室に行きます。ホイル教授に博士号について聞きに行きます。彼に断られていたのですが、研究には金や肝っ玉が必要なこと、信念を持つことなどアドバイスしてもらいます。
自宅に帰り、お風呂を入れますが、蛇口を閉めるにも一苦労となっていきます。湯船の中で、何分呼吸を止めてられるかを測ることが日課となります。ジェーンには元気であることを伝え、一緒にハムレットの劇を見に行きます。席に座ろうとすると、階段から転げ落ちてしまいます。無事ではありましたが、日に日に病状は悪化していきます。
ホイル教授の討論が始まり、多くの人たちが見に来ていました。スティーヴンも来ていて、シャーマ教授が何のテーマで論文を書くかなど話してきます。ビッグバンの話しになるとホイル教授がやってきて、くだらない理論だと言います。ビッグバンはホイル教授が名付け、ありもしない出来事と教会側が信じていました。
スティーヴンは、シャーマ教授と次期教授のロジャーとの昼食会に行きます。中々立てなくなったり、トマトを上手くフォークで刺せなくなります。物理学者たちの話しは絶えず、スティーヴンはホイル教授の定常宇宙論で、物理生成において負のエネルギーが足りないのではと疑問視します。
歩いて帰ったスティーヴンは、応用数学、理論物理学科の教室に行きます。助手からホイル教授の論文を見せてもらい、熱心に読みふけってしまいます。
急いでいる助手は返して欲しいのですが、熱心なスティーヴンは預けて欲しいと言ってきます。じゃあ机の上に置いといてと言って、助手は帰っていきます。
スティーヴンは手足がフラフラしながら、黒板に字を書いて理論を解き明かしていきます。徹夜してしまって、助手が出勤してきます。ホイル教授もやってきて、発表するので論文を取りに来ます。
1964年の夏、ロンドンの王位協会で、ホイル教授が論文を発表します。これで崖から落ちた時の衝撃度が分かるなど、学生たちなどは教授の凄さを聞き入ります。
教授が誰か意見はないかと聞くと、スティーヴンが立ち上がって、計算が誤っていて発散していると指摘します。プライドを傷つけられた教授は怒り出し、見せた助手にもとばっちりがきます。
シャーマ教授に呼び出されて、スティーヴンは怒られると思います。シャーマ教授もホイル教授の支持派だからです。しかし、シャーマ教授は他人の批判に才能を使うのではなく、自分の研究に才能を注ぎなさいとアドバイスします。

【転】- ベネディクトカンバーバッチホーキングのあらすじ3

スティーヴンはロジャーの講義を聞きに行きます。彼は位相幾何学の話しをしていて、宇宙には完全なる無が起こることを熱心に説明していました。特異点が生じるのが原因ですが、物理においては生じないのが原則です。しかし、星の崩落により、特異点は起きてしまうのだと語ります。
病院に行ったスティーヴンは、医師からもう手の施しようがないと言われます。両親は生き抜こうと息子を励まします。
病気のことを何も話さないスティーヴンでした。ジェーンは、彼が他の人と結婚すべきと思ってるのか悩みます。友人とジェーンは、スティーヴンを連れて外へ飲みに行きます。酔っ払うスティーヴンは踊ろうと頑張ります。
ロジャーの家から大学に戻ろうと、スティーヴンは汽車に乗ります。同じ席になった女性と、汽車について話します。そこで隣の汽車が逆向きに発進することから、スティーヴンは何かを閃きます。
汽車を降りて、見送りに来てくれたロジャーを呼び止めます。メモと紙を頼みますが、彼は持っていなかったので、チョークで駅のホームの地面に閃いたことを書き始めます。
時間を逆に遡ると、ある定理が完成します。これにより過去が無しの形となり、宇宙全体がゼロまで収縮する領域に閉じ込められます。それは特異点・無であり、星の崩壊を説明することができます。また、特異点が必ず存在すると証明できることにもなります。
これを宇宙の創生に適用すれば、崩壊の逆、つまり爆発です。そう、「バン」なのです。スティーヴンは駅のホームでビッグバンを証明しました。
トリニティホールに行きたいスティーヴンが、タクシーに行き先を伝えようとします。しかし、上手く喋れなくなっていて、運転手は理解してくれません。
ジェーンがやってきて説明してくれます。二人は教会に行き、歴史上の人物について語り合います。それは誕生日パーティーの時と同じようにです。そしてスティーヴンはジェーンにプロポーズをします。
それからスティーヴンは、博士号論文の研究に没頭していきます。時間を逆に回すこと、それは星の崩壊であり宇宙の始まりでもあると、スティーヴンはシャーマ教授に完成した論文を渡します。

【結】- ベネディクトカンバーバッチホーキングのあらすじ4

シャーマ教授は、第3章までは普通だけれど、第4章からはモーツァルト並だと褒めてくれます。スティーヴンの両親には、息子がアインシュタインの矛盾を説明したと功績を知らせます。
つまりアインシュタインの理論を美しくし、物理学者が諦めていた問題を証明したのです。宇宙の始まりの証明です。
スティーヴンは奨学金をもらえることになり、ジェーンも一緒に行くことになります。住居を手配してもらう時、ジェーンは自分の夫になる人だと言います。ホイル教授は、スティーヴンに理論が正しいなら、名残としてのノイズがあるはずだと怒ってきます。
1978年のストックホルムで、インタビューに応える二人の学者がいました。ペンジアスとウィルソンは巨大なアンテナ、蓄音機のホーンのようなノイズ観測機を使って、ある熱について研究していました。
核実験の降灰かもと思うこともありました。3度の電磁波があり、ニューヨークから発せられているのかとも考えました。
この熱がビッグマンの放射による熱だと発見しました。今も冷めない三度の熱であり、宇宙の始まりの音でもあります。150奥年前の名残を彼らは見つけたのです。
スティーヴンはジェーンに語ります。ビッグバンの前には何もなかった。ただ、神は理論的に存在するかもしれない。我々はちっぽけな存在だけれど、偉大なことを成し遂げることができる、と。
1978年12月10日、ペンジアスとウィルソンはビッグバンの名残の発見により、ノーベル賞を受賞します。ホイル教授は顕著な功績を残して、2001年に亡くなりました。最期まで宇宙の始まりについて認めませんでした。
ロジャーは1994年ナイトを叙勲しました。ブラックホールの発見により、彼の特異点定理は証明されました。
スティーヴンとジェーンは25年結婚生活を続け、3人の子供を授かりました。スティーヴンはALS発病から40年が経って、ルーカス教授職に就いています。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は、スティーヴンが宇宙の始まりを駅のホームで証明した場面です。ぐるぐると周りながら、証明していくスティーヴンの姿に心震えます。その後にシャーマ教授が、スティーヴンの父に功績を知らせる台詞の数々に涙が出てきます。
インタビューに応える二人の学者が、最初は何のことを言っているのが不思議に思っていました。それが後半になって意味が分かり、ストーリー構成に余念がない映画で傑作だと感じました。
今作では、ガリレオやアインシュタインなど歴史上の人物の逸話などが登場します。それらを語る出演者たちが賢くて格好良く、また奥深い定理も台詞で出てきたりして頭の体操になります。
最後まで見終わって、ビッグバンやブラックホールについて詳しく知りたくなりました。宇宙に興味が出てくる映画です。

映画の感想を投稿する

映画「ベネディクトカンバーバッチホーキング」の商品はこちら