「ベルセバスチャン新たな旅立ち」のネタバレあらすじ結末

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ベル&セバスチャン 新たな旅立ちの紹介:2015年製作のフランス映画で、「ベル&セバスチャン」の後日譚となる作品。姉のように慕ってきたアンジェリーナを救うために、セバスティアンと愛犬のベルが再び冒険の旅に出る。

予告動画

ベルセバスチャン新たな旅立ちの主な出演者

セバスチャン(フェリックス・ボシュエ)、セザール(チェッキー・カリョ)、アンジェリーナ(マルゴ・シャトリエ)、ピエール(ティエリー・ヌーヴィック)、ガブリエラ(ティラーヌ・ブロンドー)

ベルセバスチャン新たな旅立ちのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

第二次世界大戦中のフランス。アルプス山麓に暮らす少年セバスチャンは人々に恐れられていた「野獣」と呼ばれる大きな犬に出会う。しかしそれは濡れ衣で、実際は非常に賢い穏やかな犬だった。セバスチャンは犬にベルという名前を名づけ、交流を深めていった。ある日、セバスチャンは姉と慕うアンジェリーナとともにユダヤ人親子の国境越えを手引きすることになり、ベルの先導で一行はナチスの警備を潜り抜け、国境越えに成功する。アンジェリーナはナチスへの抗戦運動に参加するためにそのまま国境を越えることを決意。アンジェリーナとのつらい別れに涙しながら、セバスチャンはベルとともに村へ戻っていくのだった。月日が経ち、アンジェリーナはレジスタンスの戦いを終え帰途についていたが、その途中で墜落事故に遭ってしまう。セバスチャンとベルはアンジェリーナを救うために再び旅に出発する。

【起】- ベルセバスチャン新たな旅立ちのあらすじ1

1945年9月。第二次世界大戦が終結し、セザールは孫のセバスチャンとともにレジスタンスで活躍した姪のアンジェリーナの帰還を心待ちにしていました。しかし、待てど暮らせどアンジェリーナは村に帰ってきません。そんなある日、セザールはアンジェリーナたち兵士が乗った飛行機がイタリア国境近くで墜落したことを知ります。機体は全焼、墜落が原因でひどい山火事が発生し遺体の発見は困難となっていました。

しかし、セザールは姪の生存を信じ、セバスチャンとともにある男を訪れることを決めます。そのある男とは、ピエール・マッソーという飛行機の操縦士でした。ピエールを訪れる前に、セザールはセバスチャンに母親の形見であるペンダントを手渡しました。そこにはピエールの名前が刻まれていました。ピエールはセバスチャンの父親だったのです。しかし、セザールはピエールを軽蔑していました。セバスチャンの母親は雪山で出産し、生まれたばかりのセバスチャンとペンダントを見ず知らずのセザールに託し亡くなっていました。セバスチャンは自分の父親が妊婦を雪山にほっておくような男であると知り、セザールと同様ピエールを軽蔑し始めていました。しかし、アンジェリーナを救うにはピエールの力を借りるほかありませんでした。 この映画を無料で観る

【承】- ベルセバスチャン新たな旅立ちのあらすじ2

セザールとセバスチャン、ベルはピエールのいる飛行場にやって来ました。セザールは大金を握らせてピエールにアンジェリーナ捜索を依頼しますが、セバスチャンが息子であることを明かそうとはしませんでした。一方、セバスチャンは金に汚いピエールの様子を見て、金だけ受け取って真面目に捜索しないのではと不安になり、こっそり飛行機にベルとともに乗り込んでしまいます。セバスチャンたちがいないことにセザールが気づいたときにはすでに遅く、飛行機は飛び立ってしまっていました。

飛行機から見える山火事の様子を注意深く観察していると、オレンジ色の煙が山の間から昇っていることにセバスチャンは気づきました。セバスチャンはそれがアンジェリーナのSOS信号であると確信しますが、ピエールはそれに気づかず引き返そうとします。セバスチャンは操縦席に乗り出し煙を追うようピエールに懇願しますが、ピエールは願いを聞き入れようとせず二人はもみ合いになってしまいます。そこにベルが乱入し、ピエールの腕に激しくかじりつきました。操縦は困難となり、飛行機は湖のほとりに不時着、飛行機は故障してしまいます。

セバスチャンは煙を追わなかったピエールを責め立てベルとともに山に入りますが、夜になるとピエールがセバスチャンたちの元にやって来ました。セバスチャンの熱意に負け、ピエールは煙の場所へ行くことを約束します。

険しい山道を進んで行くうちに、セバスチャンとピエールは徐々に距離を縮めて行きますが、あるときピエールはかつて自分が持っていたペンダントをセバスチャンがつけていることに気づきます。それは、洗礼式に贈られたペンダントで、ピエールは後にそれを愛する女性リザに贈っていたのです。一方、その頃セザールとピエールの助手はピエールからの地形情報を頼りに、セバスチャンたちを探すべく山を歩いていました。

【転】- ベルセバスチャン新たな旅立ちのあらすじ3

嫌がるセバスチャンから事情を聞き、ピエールは目の前にいる少年が自分の息子であることに気づきます。しかし、このことがきっかけでセバスチャンはピエールに距離を置くようになってしまい、ピエールは父親としてセバスチャンと対話することができずにいました。

そんな中、ベルが木こりのイタリア人の少年を熊から救い、セバスチャンたちは少年から近くに山火事の避難所があることを聞き出します。避難所に着くと、セバスチャンたちはその少年がガブリエラという名前の男装した女の子であることを知ります。男ばかりの木こり社会で生きるためにガブリエラは男の恰好をしていたのでした。

避難所にはアンジェリーナの姿はありませんでした。それでも諦めずに墜落現場まで捜索しに行こうとするセバスチャンに、ピエールは現実を受け入れるよう諭してきました。セバスチャンはこの言葉に対して「母さんもアンジェリーナも見捨てるんだ!」と言ってベルとともに山に入って行きました。しかし、途中でセバスチャンは消防士に捕まり、ベルだけがアンジェリーナの捜索に向かいました。

暴れるセバスチャンをピエールは消防車の中に閉じ込めますが、その夜ベルがセバスチャンの元に戻ってきました。アンジェリーナの衣服のにおいをもとに、ベルは何か手掛かりを見つけた様子でした。セバスチャンはなんとか消防車から出る方法を考えますが、そのときピエールが夕食を持ってやって来ました。そして、セバスチャンの母親リザとの間で起きたことを語り始めました。ピエールはロマ人のリザと駆け落ちをする約束をしていましたが、約束の場所にリザは現れず、探しても見つけることができなかったといいます。ピエールはリザが妊娠していることも知らず、リザを見捨てたわけではないとセバスチャンに伝え、守れない約束もあると付け加えるのでした。 この映画を無料で観る

【結】- ベルセバスチャン新たな旅立ちのあらすじ4

セバスチャンはピエールの言葉を受け入れましたが、アンジェリーナ生存の希望は持ち続けていました。消防車から解放されたセバスチャンはベル、ガブリエラとともに真夜中に山へと入って行きますが、早朝には山火事の勢いが増してきていました。それでもセバスチャンたちはオレンジ色の煙を目指して歩を進めますが、やがて一行の周りも火に囲まれてしまいます。セバスチャンたちが諦めかけたとき、一行の前に現れたのはピエールでした。「石頭め」と言うピエールに、「父親に似た」と笑顔で返答するセバスチャン。ピエールは持っていたダイナマイトで突破口を開き、一行は煙を目指す旅を再開します。

長い道のりを越え、セバスチャンたちはオレンジ色の煙の発煙筒を山奥の洞穴で発見します。セバスチャンが洞穴の奥にある地底深くまで降りていくと、そこにはアンジェリーナが倒れていました。再会を涙ながらに喜ぶ二人でしたが、来た道はすでに火に包まれていました。一行は洞穴の奥へと進みますが、火は恐ろしい速さで迫ってきており、セバスチャンはくじけそうになってしまいます。そんなセバスチャンをピエールは後ろから必死に励まし続け、ついに一行は洞穴から脱出することに成功します。最後尾だったピエールも無事脱出し、その姿を見たセバスチャンは「パパ!」と抱きつくのでした。

山火事からの生還後、ピエールとアンジェリーナは飛行機の修理を行っていました。アンジェリーナに夢中になっているピエールの様子を見て、ガブリエラはセバスチャンに「コルポ・ディ・フルミネ」という言葉を教えます。それはイタリア語で「一目惚れ」という意味でした。ガブリエラは自分のスカーフをベルに巻きつけ、セバスチャンたちに別れを告げました。飛行機が離陸すると、ちょうどそこにセザールたちが到着します。セバスチャンは飛行機の窓からアンジェリーナの無事をセザールに伝えるのでした。

村に戻ったセバスチャンとピエールはリザの墓の前で父子の親睦を深めていました。そこに、セザールとアンジェリーナが合流します。アンジェリーナとにこやかに話すピエールを見て、「コルポ・ディ・フルミネ」とセバスチャンはつぶやきます。そして、セバスチャンたちとベルは目の前に広がるアルプスの風景を仲睦まじく眺めるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

前作は自然の美しさが印象的でしたが、今作は父と子の再会が大きなテーマとなっており、とても感動的な物語に仕上がっています。父親に反発するセバスチャンの言葉や表情の一つ一つが容赦なく鋭く、それだけに後半の和解が涙を誘う場面となっています。

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