「ポプラの秋」のネタバレあらすじ結末

ポプラの秋の紹介:2015年公開の日本映画。父を亡くした少女と、天国に手紙を届ける役目をもつ老人との交流を描いた作品。湯元香樹実の小説が原作。大森研一がメガホンをとり、本田望結、中村玉緒、大塚寧々らが出演。

予告動画

ポプラの秋の主な出演者

星野千秋(本田望結)、大家のおばあさん(中村玉緒)、星野つかさ(大塚寧々)、大人になった千秋(村川絵梨)、佐々木さん(藤田朋子)、西岡さん(宮川一朗太)、団子屋のおかみさん(山口いづみ)、山根さん(内藤剛志)

ポプラの秋のネタバレあらすじ

【起】- ポプラの秋のあらすじ1

夫を亡くした星野つかさは、娘で8歳の千秋と電車に揺られて、降りては乗車するを繰り返します。改札口を出てみようと言うと、千秋は納得してくれます。
早足で進むつかさを千秋は追いかけて行きます。つかさは一本の木に目が留まり、そこへ行こうと千秋に提案します。
大人へと成長した千秋は、病院に勤めていました。家の中は荒れていて、薬を飲んでいる跡があります。
つかさから、ポプラ荘のおばあさんが亡くなったことを電話で聞きます。千秋はつかさに花をおくっておいてと頼み、お葬式に行くことを決めます。
千秋は同じ病院の関口先生との間に子供を授かっていました。二人の関係は周りで噂されるものでした。流産してしまったことで、関口先生は別々の道を歩めと神様が言ったものであり、運命だったと語ります。
過去に戻り、つかさと千秋は木のある場所へ到着します。ポプラ荘のアパートがあり、その木がポプラの木だと分かります。
つかさはここに住もうと千秋に提案すると、大家のおばあさんが一応子供はお断りなんだと言ってきます。
つかさがいいならと、千秋は住むことを承諾します。猫を探していると、うるさかったことから、おばあさんが文句を言ってきます。
隣の部屋に住む佐々木さんが帰ってきて、千秋は猫のことを聞きます。佐々木さんは猫は死ぬ時、姿を消すのだと脅します。別の部屋の西岡さんは、千秋にチョコをあげます。
千秋は転校して、学校に馴染めないでいました。つかさに学校のことを聞かれて、友達ができたと嘘をつきます。

【承】- ポプラの秋のあらすじ2

毎晩、千秋はランドセルの荷物が気になって起きてしまいます。次第に症状は悪化していき、等々ポプラの木の前で倒れてしまいます。
気づいたおばあさんが助けてくれて、つかさが仕事を休んで看病します。結婚式場で働くつかさは、何日も休めないことから、千秋のことをおばあさんに頼みます。
千秋はおばあさんのことが苦手でした。おばあさんの部屋で、布団の中で横になりますが、般若の面があったりと不気味で落ち着きません。更におばあさんはこたつから見てきます。
千秋が少し眠った後、おばあさんはみたらし団子を買ってきてくれます。また、みたらし団子を仏壇にお供えしていました。
千秋はおばあさんが仏壇に向かって話していることが不思議に思えます。つかさはお供えするだけで何も話さないからです。
おばあさんはあの世に手紙を届ける役目があると、千秋に秘密を話してくれます。死んだ時に桶の中に手紙を入れて持っていくのです。
一番上の引き出しの中には、他の人から預かった手紙が入っていました。これがいっぱいになった時、おばあさんは死ぬのだと言います。
おばあさんは幼い頃に、優しいコウスケ兄さんが死んでしまって、頭が変になって夢遊病になりました。
母のおばあさんが、死んだらコウスケ兄さんに手紙を届けてあげると言ってくれます。それから毎日書き続けると、いつの間にか病気は治っていました。母のおばあさんが亡くなり、手紙を持っていってくれました。
その話しを聞いて、千秋は父に宛てた手紙を書くことにします。ある晩、つかさに手紙のことを打ち明けます。つかさにも書いたらと誘います。いつかね、と暗い表情のつかさでした。

【転】- ポプラの秋のあらすじ3

ある日、千秋が帰ってくると、おばあさんがポプラ荘にいませんでした。千秋はおばあさんがしていた落ち葉の掃除を代わりに始めます。佐々木さんと西岡さんがやってきて、落ち葉で焼き芋をすることにします。
日が落ちてきますが、おばあさんは帰ってきませんでした。千秋は佐々木さんから脅された猫の話しを思い出し、おばあさんが死んでしまったと泣き出してしまいます。
子供の感は当たるからと、3人はおばあさんを探しに行きます。眼医者に行きますが、今日は診察日でないからと来ていませんでした。
満月に照らされた道で、千秋は佐々木さんに父とも歩いたと話します。千秋の父は人を助ける仕事をしていましたが、忙しくて疲れてしまい、ボーとしている間に交通事故で亡くなったのです。
おばあさんが見つからないので、3人がポプラ荘に戻ると帰ってきていました。おばあさんはお通夜に行っていたのです。隣にはなぜかつかさがいて、涙を流していました。つかさは煙が目に染みてと、理由を説明します。
休みに入り、西岡さんの息子のオサムがやってきます。オサムはいつもは母のところにいましたが、休みの間はここにいるのです。
2人は仲良くなり、一緒に買物に行ってカレーを作ります。オサムの母は現在妊娠中でした。再婚相手の男性との間の子で、オサムは肩身が狭い様子です。
千秋はポプラ荘に引っ越してくるように誘うと、オサムもそうすると笑顔になります。オサムが西岡さんに相談すると、いいよと言ってくれて、千秋は嬉しくてオサムと手を繋いで走ります。オサムのリュックにストラップをつけてあげます。
しばらくして、千秋にオサムからの手紙が届きます。それは良い知らせのものではありませんでした。
オサムの母の赤ちゃんは、生まれてすぐに死んでしまいました。母は毎日泣いていて、このまま自分までいなくなることはできないと、オサムは約束を守れないと書いていました。
千秋は赤ちゃんが生まれるから、オサムはいらないと言った母なのに、ずるいと大家のおばあさんに言います。

【結】- ポプラの秋のあらすじ4

現在に戻り、千秋はポプラ荘を訪ねます。おばあさんに手紙を渡し、助けられた人々が大勢きていました。佐々木さんは千秋とすぐに気づきますが、西岡さんは中々気づけませんでした。
おばあさんの桶には手紙がたくさん入っていました。佐々木さんから、千秋は自分の手紙を受け取ります。
千秋はつかさが再婚したこと、病院に勤めてるけど辞めることを佐々木さんに話します。どこか辛い様子で下を向いています。
佐々木さんは、つかさから頼まれた手紙を渡します。それはつかさが父に宛てた手紙でした。千秋が子供の頃預かり、おばあさんに渡したものでした。つかさは佐々木さんに電話で、千秋に渡すように頼んでいました。
千秋は手紙を読み始めます。父が亡くなり、つかさは少しおかしくなっていました。大家のおばあさんに千秋が手紙を渡していることに気づいて、つかさは苦情を言ってしまいます。それはおばあさんが帰ってこなかった日の出来事でした。
おばあさんはつかさに、千秋が父に宛てた手紙を渡します。つかさは手紙を呼んで、千秋が父を取り戻そうとしてることに涙します。
つかさは、千秋の手紙で大事なことに気づかされます。そして千秋が夫に似ていることも気づきます。
それは人の痛みに敏感で、誰かを助けようとする心を持っていることです。だからこそ、交通事故で亡くなったと言い続けると、つかさは誓いました。
いつか千秋が大丈夫になったら真実を話そうと考えます。それまで千秋を守って欲しいと、夫に宛てた手紙で頼みます。千秋の父は交通事故ではなく、自殺をしていたのです。
手紙を読んだ千秋は、まだ全然大丈夫じゃないと泣き出してしまいます。そして翌朝、薬を捨てて告別式に向かいます。
西岡さんからオサムのことを聞きます。オサムは1人で山ばかり登って、写真ばかり撮っていました。千秋があげたストラップをオサムはつけていました。
千秋はおばあさんの声が聞こえてきます。落ち葉を集めてなど焼き芋の仕方を思い出し、元気になって立ち上がります。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ポプラ荘の周りの町並みや、風景が美しく映し出されて癒やされます。昔ながらの家、そしてポプラの木と落ち葉、焼き芋が癒やしのコラボとなっています。
佐々木さんや西岡さんなど、時が流れたことを証明するためのメイクも良く出来ています。
また、ゆっくりと落ち着いた音楽、雰囲気作りと良く出来ています。
本田望結の猫の物真似や、中村玉緒の絶妙な演技、出演者全員の演技に感服できます。
ストーリーにおいて特筆すべきなのは、千秋の父の死の原因の演出の仕方です。先読みできる能力を持っている方でも、この演出の仕方だとまさかと驚いてしまいます。
時間を忘れて見てしまうほどの魅力があり、このような作品が多く生まれることを願いたくなります。素晴らしい映画でお勧めの一つです。

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