「マンオンワイヤー」のネタバレあらすじ結末

マン・オン・ワイヤーの紹介:2008年公開。1974年、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンターで綱渡りをしたフィリップ・プティの姿を描いたドキュメンタリー映画。第81回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞など世界で多数の映画賞を受賞した作品。17歳のフィリップはワールドトレードセンターの建設を知って興奮していた。綱渡りの芸を始めたフィリップはノートルダム寺院やハーバーブリッジで綱渡りを始め、ついに411メートルの高さのワールドトレードセンターでの綱渡りを思いつく。

この映画を無料で観る

マンオンワイヤーの主な出演者

フィリップ・プティ(本人)、ジャン=ルイ・ブロンデュー(本人)、アニー・アリックス(本人)、ジム・ムーア(本人)、マーク・ルイス(本人)、ジャン=フランソワ・ヘッケル(本人)、バリー・グリーンハウス(本人)

マンオンワイヤーのネタバレあらすじ

【起】- マンオンワイヤーのあらすじ1

この映画は過去と現在の時系列を交互に描いています。ここでは時系列を一つにまとめて記します。
フィリップ・プティは歯医者で見つけた世界一の高さを誇るワールドトレードセンターの建設に興奮します。
それからフィリップは大道芸人として生き始め、綱渡りを始めるようになります。アニーと知り合ったのもその頃で、彼女はフィリップの猛アタックに降参して受け入れます。
フィリップはノートルダム寺院で綱渡りをしたいと考えます。仲間と協力して1年の歳月をかけて実現します。彼が綱渡りをしている間、寺院の中では多くの人達が礼拝していました。
次にフィリップが目を付けたのはハーバーブリッジです。彼が綱渡りを始めると、多くの観衆が見にきます。そして渋滞が起こって警察が出動します。
フィリップは411メートルの高さを誇るワールドトレードセンターで綱渡りをしたいと考えます。建設中なら忍び込めると考えたのです。
内通者であるジムとフィリップは屋上まで行きます。どこにワイヤーを設置したらいいかなど色々考えます。
パリに戻って仲間のジャン・ルイに相談します。略図や模型を使って思案を重ねます。 この映画を無料で観る

【承】- マンオンワイヤーのあらすじ2

もう一度アメリカに行ったフィリップは足に釘がささります。松葉づえをついていると、身分証の掲示がなくてもワールドトレードセンターに入れます。治ってもしばらく松葉づえをつきます。
ジャン・ルイやアニー達と予算が無いため、草むらで実践さながらのワイヤーを張ります。どうやってワイヤーをツインタワーであるワールドトレードセンターで渡すか考えます。弓矢を使う事を閃きます。
忍び込むための方法や困った時の対処法などでジャン・ルイとフィリップは意見が衝突します。
フィリップ達は記者のふりをしてワールドトレードセンターの取材を開始します。取材のふりをしてワイヤーの設置場所などをカメラでおさえます。
屋上に行った時に強風が吹きます。ジムはもしものことがあったらと思い、脱退することを決意します。準備不足もあって予定していた実行日は中止になって失敗に終わります。
落ち込むフィリップでしたが、あししげにワールドトレードセンターに通います。そこでバリーと出会って内通者となってもらえます。バリーは入館証を作ってくれます。

【転】- マンオンワイヤーのあらすじ3

フィリップはアメリカ人の新しい仲間を見つけます。実行前日に一人はマリファナでラリってる状態です。
実行日になって、ジャン・ルイとジャン・フランソワがやってきます。アメリカ人のアランも加わり、北タワーと南タワーに行くため、二手に分かれます。入館証を使って嘘の書類で潜入します。
器材を82階にいるバリーの所まで運びます。そこからは階段で持っていく予定です。しかし、荷ほどきをしていると警備員がやってきます。
警備員がどこかにいくのを待ちます。3時間待ちますが、覚悟を決めて向かいます。警備員がいる中でも気づかれずに運ぶことに成功します。
4人は屋上にたどり着いて、ジャン・フランソワを監視に回します。早速ジャン・ルイが弓矢の準備をして飛ばします。
ぎりぎりの所で届いてフィリップが受け取ります。無線機をお互いに渡して連絡を取り合います。準備をしていると警備員がやってきます。何とか見つからずに済みます。
ロープの設置に手間取ります。100メートル以上も余分に引かなくてはならなくなります。夜明けまでにできるかどうか時間との勝負です。

【結】- マンオンワイヤーのあらすじ4

アランは不可能だと言って帰ります。ジャン・ルイは諦めずに最後までロープの設置を頑張ります。何ヶ月もかけてようやくたどり着いた屋上なのです。
夜が明けてきてアニーやチームの皆が下から見上げます。霧が濃くて良く見えませんでした。次第に見えてきます。そしてロープの設置が完了します。
疲労困憊で無理だと思われたフィリップでしたが、見事に綱渡りを始めます。最初は緊張をしていましたが、次第に笑みが浮かびます。
下では観衆がざわめき、警察が出動します。フィリップの偉業は多くの人に知らされていきます。合計で45分間、8回の綱渡りをしてフィリップは捕まります。
フィリップは精神鑑定に回されますが、正常と診断されます。そしてジャグリングしてくれたら釈放と言われます。裁判所を出ると興奮した女性が抱きついてきてベッドで愛し合います。
ワールドトレードセンターの永久に使える入館証をフィリップはもらいます。仲間達の罪は重く追放されます。しかし、やり遂げた事に満足します。
アニーはフィリップとの愛が綱渡りを達成したことで終わっしまったことを話します。最後にフィリップが綱渡りをしてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は命綱もなしに綱渡りをするフィリップを、実際の映像や写真を交えて描いている所です。ノートルダム寺院の映像も凄かったですが、ハーバーブリッジも高くて、最後のワールドトレードセンターの高さは尋常ではないです。その高さを綱渡りするフィリップの実際の写真を見るだけで足がすくんでしまいます。
印象的な場面はワールドトレードセンターの綱渡りで、フィリップがロープの上で寝転んだり、更には膝をついて礼をしています。それをアニーが解説しているのですが、フィリップがどれだけ超越している人物かが伝わってきます。
ある人物はフィリップの綱渡り中の集中力が凄まじくて、時間さえも超越していてスフィンクスのようだと解説します。その通りだと納得できます。
忍び込む場面で面白いシーンがあります。それは警備員に見つからないように器材を運ぶ場面です。シルエットになりながら、そろりそろりと運ぶ場面が可愛らしくて面白いです。また、屋上で警備員がやってきて、ぐるぐる見つからないように追いかけっこしている状態を解説するフィリップが面白いです。
フィリップの言ったことで心に響いた言葉があります。それはワールドトレードセンターで綱渡りした後捕まって、多くの人から理由を聞かれます。フィリップは理由がないから素晴らしいのにと言い、質問された人には理由なんてないよと答えます。その答えがとても芸術的で大切なことだと心に響きました。
他にも、最後の場面でフィリップが人生はエッジを歩いてこそ価値があり、反骨精神を持ち、社会の規則にならされることを拒むこと、出世を拒むこと、繰り返しを拒むこと、日々すべての発想を真の挑戦と受け止めること、そうすれば人生は綱渡りとなるだろうと言って、それがとても共感できて心に響きました。

映画の感想を投稿する

映画「マンオンワイヤー」の商品はこちら