「ヤンヤン夏の想い出」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

ヤンヤン夏の想い出の紹介:第53回カンヌ映画祭監督賞受賞作品。手塚治虫を尊敬するエドワード・ヤン監督が、現代に於ける台湾での家族をテーマに各世代ごとの懊悩を美しい映像と共に映し出した名作である。

予告動画

ヤンヤン夏の想い出の主な出演者

NJ(ウー・ニェンチェン)、ミンミン(エレイン・ジン)、ヤンヤン(ジョナサン・チャン)、ティンティン(ケリー・リー)、大田(イッセー尾形)、祖母(タン・ルーユン)

ヤンヤン夏の想い出のネタバレあらすじ

【起】- ヤンヤン夏の想い出のあらすじ1

小学生のヤンヤンは、台北の高級マンションで5人の家族と共に暮らして居ます。お父さんのNJはコンピューター会社に勤務していますが、経営が難しくなって来ています。
別の会社に勤めているお母さんのミンミンと、台湾で一番有名な女子高に通っているお姉さんのティンティンとお婆さんで、ごく普通の平凡な生活を送っていました。
ミンミンの弟の結婚式では、大きなお腹をした花嫁が居たので、ヤンヤンはその事が不思議で堪りません。学校で掃除の時間に真面目に掃除をしないヤンヤンを含めた男子に先生から気に入られている女の子が「ちゃんと、掃除しなさい!」と、まるで自分が先生であるかの様に偉ぶった態度で注意します。
ヤンヤンは、風船の中に水を沢山入れて膨らませた物を上着の中に入れていたのです。

【承】- ヤンヤン夏の想い出のあらすじ2

結婚式の夜、お婆さんが倒れたと家族に連絡が入ります。「路上のゴミ捨て場の横に倒れていた。」と。ティンティンはそれを訊いてハッとします。何故なら、結婚式に昼間行く前に「ちゃんと、ゴミを出しを済ませておくんだよ。」とお父さんから言われていたからです。
一回はゴミ出しに行ったのですが、その帰り道に隣に引っ越して来たリーリーと彼氏がキスしているのを目撃して、高層マンションのベランダからその様子をまたじっと眺めていたのです。
傍には、未だ出されていない残りのゴミ袋が置かれてあります。「私のせいだ。」と、ティンティンは自分がゴミ出しを忘れていたのをお婆ちゃんが見つけて下まで降りて行って、其処で倒れたのだと想像します。

【転】- ヤンヤン夏の想い出のあらすじ3

祖母は脳卒中で意識が回復しないまま、自宅療養となりました。なるべく話し掛ける様にとの医師の指示で各々色んな話を祖母にします。
しかし、ヤンヤンだけは違ったのです。「何でお婆ちゃんに話し掛けないの?冷たい子ね!」とお母さんは呆れます。
大人びた芸術的センスに優れている少年は、写真を使った自分の気持ちの表現方法を生み出すのです。いつもカメラを持ち歩いて、人の後頭部の写真を主に撮ります。
それは、「真実は半分しか見えないから。」NJは、息子に真摯に向き合い、理解しようと努めるのです。祖母の事でショック状態に陥ったお母さんは宗教に救いを求めて、山籠もり生活を開始します。
祖母が倒れた日から、ティンティンは不眠症になります。会社の取引先である大田と言う日本人との接待をNJが断る様に会社が言って来るのですが、誠実なNJは断る事が出来ません。

【結】- ヤンヤン夏の想い出のあらすじ4

大田はこの取引が断られる事を分かっていました。そして、NJの元から姿を消すのです。
「あんなに良い人だったのに!」と、会社の儲け主義に堪忍袋の緒が切れたNJは暫く会社を休む事にします。友達や恋人との関係が上手くいかない上に眠れないティンティンはある日学校から帰って来て、祖母が折り紙で蝶々を作っている姿を見て「元気になったのね。これで私も眠れるわ。」と、祖母の膝の上で深い眠りに落ちたのでした。
目が覚めると、医師や看護師、親戚が集まって泣く人も居ます。祖母は、ティンティンの夢に現れたのでした。お葬式の日、ヤンヤンは話したい事があると祭壇の前で「僕が話し掛けなかったのは、僕が言おうとしている事を既にお婆ちゃんが全て知っていると思ったからなんだ。」と語ります。結婚式で幕が開け、お葬式で物語は終わります。

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