「ロレンツォのオイル命の詩」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

ロレンツォのオイル/命の詩の紹介:1992年公開。ALDという難病に冒された息子を救うため、奮闘する両親の姿を実話を元に描いた作品。監督は「マッドマックス」シリーズのジョージ・ミラー。撮影は「イングリッシュ・ペイシェント」のジョン・シール。編集は「ショーシャンクの空に」のリチャード・フランシス=ブルースや「ピアノ・レッスン」のリー・スミスが参加。出演は「48時間」のニック・ノルディ、「デッドマン・ウォーキング」のスーザン・サランドン、「スパルタカス」のピーター・ユスティノフら。

予告動画

ロレンツォのオイル命の詩の主な出演者

オーギュスト・オドーネ(ニック・ノルティ)、ミケーラ・オドーネ(スーザン・サランドン)、ロレンツォ・オドーネ(ザック・オマリー・グリーンバーグ)、ガス・ニコライス教授(ピーター・ユスティノフ)、デアドラ・マーフィ(キャスリーン・ウィルホイト)、ジュダロン医師(ジェリー・バマン)、若き教師(ローラ・リニー)

ロレンツォのオイル命の詩のネタバレあらすじ

【起】- ロレンツォのオイル命の詩のあらすじ1

オドーネ一家は、東アフリカで3年間過ごします。幼いロレンツォは、オモウリと仲良くなって遊びます。
それから父のオーギュストがワシントンに転勤になります。一家は引っ越しをして、ロレンツォは学校に通い始めます。
その頃から、学校で急に怒り出したりと異変が起き始めます。自転車で怪我をして、更にクリスマスツリーが倒れてきて、ロレンツォは血を吐きます。
母のミケーラとオーギュストは、心配して病院に連れていきます。しかし、どこに行っても原因がよく分かりませんでした。
ワシントン病院に連れて行って、精密検査を受けることになります。そこでロレンツォは、不治の病である副腎白質ジストロフィー(ALD)と診断されます。
この病気は治療法が無く、発病してしまうと2年以内に死亡してしまいます。
オーギュストは、この病気の第一人者のニコライス教授を医師から紹介してもらいます。彼から、原因とされている脂肪酸を減らす食事療法を試すように言われます。
また、この病気は母親の遺伝によるものだと説明されます。ミケーラはひどく落ち込みます。

【承】- ロレンツォのオイル命の詩のあらすじ2

ALD基金の主催者から連絡が来て、オドーネ夫妻は会議に出席します。食事療法の説明をされますが、効果が無いことをミケーラは主張します。主催者側には聞き入れてもらえません。
ロレンツォは、日に日に体調が悪くなっていきます。このままでは駄目だと考え、オーギュストはミケーラと共に図書館で調べて、治療法を見つけることにします。
ミケーラは、図書室で小さな記事を見つけます。それはネズミを実験に用いた脂肪酸の事が書かれていました。
この論理を利用して、オリーブ油から純粋なオレイン酸のトリグリセリドを使えば、脂肪酸の数値を減らせると考えます。
製薬会社に連絡すると、幸いにも一瓶だけトリグリセリドが作られていました。これをロレンツォに与えることにします。
すると、脂肪酸の数値が50%も減らすことができます。喜ぶオドーネ夫妻でしたが、それ以上の成果は見込めませんでした。
更に悪化していくロレンツォをミケーラは必死に看病します。看護疲れもあって、ナースや妹に当たり散らします。
入院したロレンツォの苦しみは想像以上で、その姿に医師は何も打つ手が無いと言います。
自宅療養に戻りますが、ミケーラは食わず眠らずの様子です。オーギュストは、無理矢理にでも食べさそうとします。

【転】- ロレンツォのオイル命の詩のあらすじ3

これには理由があって、明日から治療法を新たに探すためです。食べて元気を出さなければ、探すこともできません。
それからオーギュストは、図書館で医学書や実験のレポートを読み漁ります。そしてついに閃きます。
ニコライス教授に説明をしにいって、菜種油から抽出されるエルカ酸に効果があるのだと主張します。
しかし、エルカ酸は法律的に認められていませんでした。オーギュストは、製薬会社に再度お願いをしに行きます。
国内では無理なため、イギリスのとある研究家が作ってくれることになります。
ついにエルカ酸が一瓶作られて、オードネ夫妻の元に送られてきます。これをトリグリセリドとエルカ酸を4対1の割合で、ロレンツォに与えます。与えても大丈夫かの実験はミケーラの妹がしてくれました。
エルカ酸の効果もあって、ロレンツォの脂肪酸の値は正常値に戻ります。全員で喜びます。
ミケーラは、ロレンツォの友達になって欲しいことから、オモウリをアフリカから呼び寄せていました。ロレンツォの看病を彼が手伝ってくれます。

【結】- ロレンツォのオイル命の詩のあらすじ4

ロレンツォは自分で唾液を処理できるように回復します。また、目で合図して意思疎通ができるまで回復します。
ALD基金では、オーギュストの功績もあって、オイルの人体へのテストが始まることをニコライス教授が発表します。
しかし、ミケーラの友人が、ロレンツォのオイルの効果を公表します。また、彼女の息子もすでに使っていることも公表します。集まっていた人々は、すぐにでも欲しいと叫びます。
ロレンツォは、病気によってミエリンという髄鞘が破壊されていました。オーギュストは、ミエリンを回復させるために、研究している科学者に交渉をしに行きます。
オーギュストの交渉もあって、多くの科学者や資金提供してくれる人達が集まります。
オーギュストは、この功績によって医学の名誉学位を受けます。そして夫妻は、ミエリン計画を継続し、1年以内に人間でのテストが行われる予定です。
ロレンツォは14歳となって、頭を左右に動かせるようになり、視力も回復します。現在はコンピューターでの意思伝達を学んでいます。
最後に、このロレンツォのオイルで救われた子供達の映像が映し出されてエンディングです。

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みんなの感想

ライターの感想

この映画では、不治の病に冒された息子を助けるため、自分達の力で治療法を考える両親の姿が強く描かれています。二人の息子を思う意思の強さには、感服してしまい、その言動の数々に涙してしまうのは必須だと思います。
母親役のミケーラを演じたスーザン・サランドンは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。その迫真の演技には、素晴らしいの一言です。
更に彼女の演技よりも注目して欲しいのが、ロレンツォを演じたザック・オマリー・グリーンバーグです。病気の辛さや、必死に病気と戦う姿が伝わってきます。
この作品では、副腎白質ジストロフィーという難病の恐ろしさを知ることができます。原因や症状などがリアルに描かれています。
また、難病に冒された息子を持つ家族の葛藤も描かれています。絶望的な状況の中、ミケーラが当たり散らす場面や喧嘩する場面が印象的で、エルカ酸の効果があった時の喜ぶ姿には感動しました。
最後まで見終わって、涙が絶えず流れ続けました。息子を救うために頑張る両親の姿を見ていると、誰かを思って助ける気持ちがあれば、どんな苦難でも乗り越えて、実現できると感じさせてくれました。ぜひ多くの人に見て欲しい映画です。

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