「上海ルージュ」のネタバレあらすじ結末

上海ルージュの紹介: 上海マフィアのボスの情婦である女性の運命を、彼女の奉公人となった少年の視線で送る人間ドラマ。1930年代のマフィアの栄華な様相や、朝もやの映像美が印象的な一方で、裏社会の残虐性や醜さも鮮明に描かれている。チャン・イーモウ監督の1995年の作品。

この映画を無料で観る

予告動画

上海ルージュの主な出演者

小金宝〈シャオ・チンパオ〉(コン・リー)、唐〈タン〉(リー・パオティエン)、六叔〈リウ〉(リー・シュエチェン)、水生〈シュイション〉(ワン・シャオシャオ)、宋二爺〈ソン〉(スン・チュン)

上海ルージュのネタバレあらすじ

【起】- 上海ルージュのあらすじ1

一日目
時は1930年。14歳の水生はマフィア唐の許で働く叔父の六叔を頼り、上海へやってきます。水生の夢はいつか店を持つこと。
唐が取引しているアヘンを積んだ車に乗せられた水生は、到着先で唐の右腕と呼ばれる宋が他組織の人間を射殺している現場を目撃します。水生は不安を抱えたまま、唐の情婦である上海一の歌姫金宝に仕えることになりました。
金宝はボスの妾という立場を利用し、非常に高慢な女性です。そんな金宝に、田舎育ちでライターさえつけられない水生が使用人となったため、彼女は呆れ顔でした。
水生は怒涛の一日目を終え、与えられた小部屋で床に就きました。その頃、金宝の部屋に宋がやってきます。二人は唐に隠れて、逢瀬を重ねる関係を続けていました。
二日目
水生はうまく仕事を熟せずに、田舎者の出来損ないだと金宝に罵られます。
深夜金宝の部屋から激しい物音がし、気になった水生が覗くと、そこには己に苛立ち、暴れている金宝の姿がありました。地位や金では満たされない思いを金宝が抱いていることを水生は知ることとなったのです。 この映画を無料で観る

【承】- 上海ルージュのあらすじ2

三日目
宋が余一族の人間を射殺した件をきっかけに抗争が勃発し、唐一族に多くの犠牲者が出ました。その中には唐を守る為に命を落とした六叔もおり、水生は衝撃を受けます。そして唐自身も傷を負いました。
翌朝早く、水生は唐の秘書に起こされ、唐や金宝と共にへき地の島へと渡ることになりました。
四日目
上海から遠く離れた島には、未亡人の翠花と娘の阿嬌しか住んでいません。唐は自分の許可なく島を出入りした者を死罪にすると決め、組織の幹部である陳や宋にさえ居場所を知らせませんでした。しかし水生は陳が唐らと会合している姿を目撃し、不思議に思います。
五日目
何もすることが無く手持無沙汰の金宝は、翠花と可愛らしい阿嬌に興味を持ちます。翠花の家を覗いた金宝は、翠花と隣島に住む婚約者が情事にふけっているのが妙に気に食いません。邪魔をしようと思った金宝は、翠花から服を借りることを口実にして、彼女の家へ上がり込みました。

【転】- 上海ルージュのあらすじ3

六日目
小川で洗濯をする水生と阿嬌の前に、翠花の服を着た金宝が現れます。農作業着が体に馴染んだ金宝は機嫌がよく、二人と共に歌を歌い、ひと時の楽しい時間が流れました。しかし金宝は沼に浮かぶ翠花の婚約者の遺体を目にします。許可なく島に出入りした者として、処刑されたのです。
一族と無関係な人間を殺した唐を金宝は強く責めますが、部外者を見つけたお前のせいで死んだのだと、唐は金宝を詰りました。
慣れぬ状況に眠れぬ水生に金宝は、自分も水生と同じく田舎者なのだと告白します。そして水生に硬貨を授け、店が持てるくらいお金が貯まれば、田舎に帰りなさいと忠告しました。水生は金宝への奉仕の心が強まっていきます。
金宝は罪滅ぼしのため翠花親子を上海に連れて行こうと考えますが、婚約者の死を知らない翠花は、金宝の誘いを断りました。自責の念に駆られ夜明けまで彷徨っていた金宝の帰りを、水生がずっと待っていました。友人もいない金宝は内心嬉しく思いますが、私の側にいては駄目だと彼に告げました。

【結】- 上海ルージュのあらすじ4

七日目
島に宋と陳がやってきました。
腹を下した水生が茂みで用を足していると、宋の部下が金宝の殺害を企てる会話を耳にし、慌てて唐に報告します。金宝は宋が自分を殺そうとしていたことに、ショックを隠し切れません。宋は余の手下だったのです。しかし唐はその事実も、宋と金宝の関係も全て把握していました。島へ来たのも宋を罠に掛けるためであり、腹の怪我も偽装で、陳ともすでに打合せをしていたのです。愛する宋に裏切られた金宝は、強がっても涙を隠すことはできませんでした。
宋は彼が連れてきた部下と共に殺害されました。宋と関係があった以上同じ処罰を免れない金宝は、翠花と阿嬌には手を出さないよう唐に頼みますが、既に翠花の命もありませんでした。連行される金宝を水生は必死で追いかけますが、無駄な抵抗でした。
唐は帰りの船に阿嬌を乗せました。将来、第二の金宝にするためです。水生は処刑として船の帆に逆さ吊りにされていました。意識が遠のくなか、もがいた水生の懐から金宝がくれた硬貨が落ち、虚しく海へ沈んでいきます。水生の視線には、逆さまの水平線が静かに揺れていました。

みんなの感想

映画の感想を投稿する

映画「上海ルージュ」の商品はこちら