「別離」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

別離の紹介:2011年製作のイラン映画。第61回ベルリン国際映画祭にて、最高賞である金熊賞をはじめとする数々の賞を受賞したヒューマンドラマ。日本公開は2012年。

別離の主な出演者

ナデル(ペイマン・モアディ)、シミン(レイラ・ハタミ)、ホッジャト(シャハブ・ホセイニ)、ラジエー(サレー・バヤト)、テルメー(サリナ・ファルハーディー)、ナデルの父(アリ=アスガル・シャーバズィ)、シミンの母(シリン・ヤズダンバクシュ)、ソマイェ(キミア・ホセイニ)

別離のネタバレあらすじ

【起】- 別離のあらすじ1

14年来の夫婦であるナデルとシミンは、11歳の娘のテルメーとテヘランで暮らしていました。娘の将来を案ずるシミンが国を出たいのに対して、ナデルはアルツハイマー型認知症を患う父を心配して国に留まることを希望し、また娘の海外移住に反対しています。
そこで夫婦は、家庭裁判所に離婚許可を申請するも認められず、シミンは一旦実家に帰ります。
ナデルは父の世話のために、ラジエーという名の子連れの女性を雇います。生活が苦しく、ラジエーは失業中の夫・ホッジャトに無断で仕事を得ていました。敬虔なイスラム教信者のラジエーは、あるときナデルの父が失禁する場面を目撃して激しく動揺します。ラジエーは男性の身体に触れることは罪ではないかと危惧しながら介護をします。
また別の日には、ラジエーが目を離した隙にふらふらと外に出て行った父を、必死の思いで探します。 この映画を無料で観る

【承】- 別離のあらすじ2

ある日、ラジエーはナデルの父をベッドに縛り付け、部屋に閉じ込めて外出します。ベッドから落ちた父は、帰宅したナデルとテルメーに意識不明の状態で発見されます。さらに、ナデルはラジエーに支払う給料と同額の金が無くなっていることに気付きます。
激怒したナデルは、帰宅したラジエーを怒鳴りつけてアパートの玄関から押し出します。その夜、ラジエーは妊娠していた胎児を流産してしまいます。
ラジエーとホッジャトは、ナデルが意図的に胎児を死に至らせたとして告訴します。イランでは妊娠4ヶ月以降の胎児は1人の人間として扱われ、殺人罪が適用されます。ナデルは妊娠しているとは知らなかったとして、当時の現場状況を考えても流産の原因にならないと主張します。
一方のナデルは、父をベッドに縛り付けて放置した罪で、ラジエーを告訴します。短気で暴力的なホッジャトは、あるときテルメーの学校に押しかけ、ナデル一家を貶める発言をします。

【転】- 別離のあらすじ3

テルメーは、ナデルがラジエーの妊娠を知らなかったとする証言に疑問を抱いていました。
そして、ラジエーが祖父をベッドに縛り付けて出かけた先が、テルメーの家庭教師のギャーライが教えた病院であることをナデルが知っていたことから、テルメーは父の嘘を確信します。真実を迫るテルメーに対して、ナデルは自分の嘘を認めます。ところが後日、テルメーは判事に向かって、父をかばうための嘘の証言をしてしまいます。
次第にテルメーは精神的に追い詰められていきます。そんな娘を見かねたシミンは、ラジエーとホッジャトに慰謝料を払い、示談で収めようと提案します。しかしナデルは、自分の罪を認めることになるとして拒否し、夫婦の溝が一層深まる大喧嘩をします。 この映画を無料で観る

【結】- 別離のあらすじ4

示談の話が進む最中、シミンはラジエーの元を訪ねます。ラジエーは事件の前日、ナデルの父が町に出てしまった際に車に撥ねられ、その夜から腹痛がしていたと告白します。ラジエーは、ホッジャトに話せば殺されるが、真実を隠して慰謝料をもらうことは罪であり、娘に災いをもたらすと怯えます。
後日、ナデル一家はラジエーの家に行き、示談の手続きをします。ナデルはラジエーに向かって、自分のせいで流産したことをコーランに誓うように求めます。ラジエーはその場を逃げ出し、追って来たホッジャトに真実を語ります。ホッジャトはショックを受け、自責の念に駆られます。
しばらくして、ナデルとシミンの離婚手続きが行われます。両親のどちらについて行くか判事に問われたテルメーは、2人の前では話せないと答え、夫婦は部屋を出て行きます。テルメーの答えを2人が廊下で待ち続ける場面で、物語は幕を閉じます。

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