「喜びも悲しみも幾歳月」のネタバレあらすじ結末

喜びも悲しみも幾歳月の紹介:昭和7年(1932年)から25年にわたり戦前・戦中・戦後を通して日本各地の灯台で船の安全を守り続けた灯台守とその妻の半生を描いた長編作。若山彰が歌う映画のタイトルと同名の主題歌も大ヒットした。1957年公開。原作・脚本・監督:木下恵介

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喜びも悲しみも幾歳月の主な出演者

有沢四郎(佐田啓二)、有沢きよ子(高峰秀子)、有沢雪野(有沢正子)、有沢光太郎(中村賀津雄)、野津(田村高広)、真砂子(伊藤弘子)、水出(田中晋二)、名取夫人(夏川静江)、名取進吾(仲谷昇)、観音埼台長手塚(小林十九二)、藤井たつ子(桂木洋子)

喜びも悲しみも幾歳月のネタバレあらすじ

【起】- 喜びも悲しみも幾歳月のあらすじ1

昭和7年。神奈川の観音崎灯台の灯台守有沢四郎は、帰郷先で結婚し妻のきよ子を連れて戻ってきました。
灯台守は海を行く船の安全を守るために、寂しい僻地で過酷な暮らしに耐えなければなりません。観音崎の次席灯台守の金牧の妻は不幸が重なり精神を病んでいました。有沢ときよ子は灯台から海を眺めながら、この先どんな大変な苦労が待ち受けていようと2人で乗り越えて行くと誓います。
昭和8年。有沢は小樽の石狩灯台に転勤になります。冬になると深い雪に埋もれてしまう厳しく寂しい所でした。
身重だったきよ子は陣痛が早く来てしまい、産婆を呼びましたが間に合いません。有沢は自分の手で我が子を取り上げ、感激のあまり外へ走り出て泣き出します。長女雪野の誕生です。
昭和10年には長男光太郎も誕生しました。しかし、次席の鈴木の妻は病気が悪化して雪原を町まで馬車で連れて行く途中で亡くなってしまい、雪の中鈴木は妻の亡骸を抱いて慟哭します。 この映画を無料で観る

【承】- 喜びも悲しみも幾歳月のあらすじ2

昭和12年。有沢一家は長崎・五島列島の女島灯台へ転勤になります。話し相手もいない孤島の暮らしで雪野はだんだん無口になり夫婦仲もぎくしゃくします。
きよ子と子供たちは玉之浦の退息所へ移ることにしました。その年盧溝橋事件が起こり、昭和14年には第二次世界大戦が勃発します。
きよ子は有沢の後輩の野津から台長の娘の真砂子と結婚したいと相談を受けますが、台長夫人は自分の苦労を思い「灯台守とだけは結婚させたくない」と断ります。
昭和16年。有沢は佐渡島の弾埼灯台の次席に昇進し、その年の12月8日太平洋戦争が勃発します。有沢は新入りの水出が島の青年たちから「徴兵逃れで灯台守になった」と謗られケンカしたと聞き、怒って談判に乗り込みます。しかし向こうは宴会中で、有沢は勧められるままに飲んで酔いつぶれてしまいます。心配して迎えに出たきよ子はあきれて、女島の灯台長が亡くなり野津も転勤になったと知らせが来たことを伝えます。

【転】- 喜びも悲しみも幾歳月のあらすじ3

昭和17年。水出の兄が戦死します。
ある夜、嵐のため灯台の灯が消えてしまい、有沢は嵐の海に水出の漕ぐ船で灯をともしに行きます。灯台長ときよ子が見守る中、有沢は命懸けで灯をともします。
昭和20年。静岡の御前崎灯台に転勤になりますが戦況は厳しく、防空壕に避難したり、竹槍訓練をする毎日です。きよ子は東京から疎開して来た名取夫人が訓練中に倒れたのを助け、その後も何かと世話をしました。
野津が真砂子と共に赴任して来ました。2人が反対されてもあきらめず親を説得し続け結婚したと聞き有沢夫妻は喜びます。
戦況はますます悪化し、日本各地の灯台では空襲のために次々と灯台守たちが殉職して行きます。その中にはかつての有沢の部下水出もいました。きよ子は早く戦争をやめてほしいと言い有沢から馬鹿と叱られますが、子供たちだけは殺したくないと譲りません。
8月に終戦を迎え、名取一家は東京に帰って行きました。野津夫妻も北海道に転勤になります。

【結】- 喜びも悲しみも幾歳月のあらすじ4

昭和25年。志摩の安乗埼灯台にいた有沢は、東京の名取から戦争中世話になったお礼がしたいとの申し出を受け、雪野を東京の大学に行かせることにします。
昭和29年。香川の男木島灯台で初めて台長になった有沢でしたが、光太郎が不良とケンカして刺されたと連絡があります。病院へ駆けつけたきよ子に光太郎は謝り「僕も父さんのような立派な灯台守になるよ」と誓いますが、やがて息をひきとります。
昭和30年。御前崎灯台に台長として帰って来た有沢は、名取の息子進吾に雪野との結婚を申し込まれます。雪野の心が決まっているのを知り、夫妻は結婚を許します。
昭和32年。雪野と進吾は式を挙げ、進吾の転勤先のエジプトのカイロへ出発します。有沢夫妻はカイロへ向かう船を灯台から見送って霧笛を鳴らし、船からも汽笛が応えます。霧笛と汽笛は互いに呼び合い、親子の心を繋ぎました。そして有沢夫妻は仲睦まじく、また新しい灯台へと赴任して行くのでした。

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