「大通りの店」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

大通りの店の紹介:第二次大戦中ナチスの占領下にあったチェコで平凡な暮らしをしているトノは妻エベリーナの義理の兄からユダヤ人のある店を没収してその管理をトノに任せようt提案しました。平凡ではあっても心の優しいトノは老婆からその店を取り上げて自分が利益をあげるなどということはできないと悟るようになり、ユダヤ人弾圧から老婆との間に親子のような友情が芽生えていきます。

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大通りの店の主な出演者

トノ(ヨーゼフ・クロネル)、エベリーナ(ハナ・スリフコワ)、ラウトマン(イダ・カミンスカ)

大通りの店のネタバレあらすじ

【起】- 大通りの店のあらすじ1

ナチスドイツ占領下のチェコで暮らすトノはごく平凡な男性で、妻エベリーナの尻にしかれていながらも日々特別不満に思うこともなく暮らしていました。
自国を愛するトノはナチスの兵士たちに愛想よくすることはできず、建築の仕事場に現れるナチの兵士に冷ややかに挨拶をするのが精いっぱいでした。ある夜突然エベリーナの姉とその夫が訪ねてきました。
夫はトノと同じチェコ人でありながらナチスの支持派となり、黒い制服を着ていました。それはともかく、久々の家族の再会を喜び合い、歓迎しているうちに夫はトノにユダヤ人から没収したお店の権利を譲渡するという内容の書類を受け取りました。
エベリーナは貧しい暮らしから少しでも逃れたいと思っていたので、お店を経営して利益をあげられるという期待をもってトノをお店に行かせるのでした。 この映画を無料で観る

【承】- 大通りの店のあらすじ2

トノはあまり気のりはしなかったものの、当時のチェコではユダヤ人は店の経営をできるような状況ではなかったため、ことを荒立てずに現在の所有者であるユダヤ人と話をしようと出かけていきました。
その小さなお店にいたのはラウトマンという夫と死に別れた年老いた女性一人でした。ラウトマンが一人で小さなお店を切り盛りしていたのです。
それも洋裁に使う雑貨を扱うそのお店にはほとんど品物など残っていない状態で利益などあがられるとは思えませんでした。耳の遠いラウトマンはトノが話すことを理解できません。
お店を没収しに来たなどとは夢にも思わないで、手伝いにきてくれたものを思ってトノを歓待し、昼食まで出してトノを歓待するのでした。

【転】- 大通りの店のあらすじ3

毎日ラウトマンのお店に通うトノは息子のようにかわいがってもらうようになり、一緒に音楽を聴いたり亡くなったラウトマンの夫の写真を見て思い出話に耳を傾けるようになっていきました。
もはや店を没収することはできないと思い、ただ在庫がほとんどない店を手伝うのみとなっていました。ラウトマンはそれでも少ない収益の中からトノに謝礼を支払ってくれたのでエベリーナはそれを受け取って、少ないながらもお金を得ていることに満足していました。
ユダヤ人への弾圧は日に日にひどくなっていき、ユダヤ人だけでなく、ユダヤ人をかくまったり親しくしているチェコ人への弾圧も始まってきていました。
トノは自分の友人がユダヤ人をかくまったため拷問を受けるのを目撃し、恐怖にかられましたがラウトマンを追い出すことはできませんでした。

【結】- 大通りの店のあらすじ4

ある日、店に面した広場に大勢のユダヤ人が集められ収容所へ送られていくのを見たトノはいよいよラウトマンもここを去る時がきたと思いました。
ラウトマンをかくまうべきか、あきらめて荷物をまとめて出ていくように、つまり収容所へ行くようにするべきか、トノの心は揺れ動いていました。
しかし、エベリーナが無情にもラウトマンが出ていく前に貴重品の隠し場所を聞いておくように言ったため、激怒し、ラウトマンをかくまう場所を探すようになりました。
揺れ動く心のままラウトマンのところへ行くと、戦局を何も理解していないラウトマンがいつものように迎えてくれました。しかし、窓の外ではユダヤ人が連れ去れて行っているのです。
トノはナチの兵士たちから老婆を隠すため、物置に閉じ込めました。しかし、何が起こったか理解できないラウトマンはショックのあまり死んでしまいます。
責任を感じたトノはその場で首をつって自殺します。正装したトノとラウトマンが一緒に大通りを駆け抜けていく姿が映し出され、天国へ旅立ったことを示唆して終わりを迎えます。

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