「天才スピヴェット」のネタバレあらすじ結末

天才スピヴェットの紹介:アメリカ人小説家ライフ・ラーセンのベストセラーを「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が映画化。少年のアメリカ横断の冒険物語を幻想的な映像で描く。

天才スピヴェットの主な出演者

T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)、T・Sの母(ヘレナ・ボナム=カーター)、T・Sの父(カラム・キース・レニー)

天才スピヴェットのネタバレあらすじ

【起】- 天才スピヴェットのあらすじ1

モンタナ州の田舎で、T・S・スピヴェットは家族とのどかに暮らしていました。
母は昆虫博士、父は現代に珍しいカウボーイ、姉はアイドル志望、快活な双子の弟のレイトンは幼くして父親から銃の手ほどきを受けていました。少し変わっている家族ですが、最も風変りなのは物語の主人公である10歳の少年T・Sです。何事に対しても物理的思考で臨み、すべてを論理的に説明してしまう天才なのです。
そんなT・Sも、普段は普通の少年のようにレイトンとじゃれあう日々を過ごしていましたが、レイトンは銃の爆発が原因で命を落としてしまいます。スピヴェット家が4人家族となってまもなく、T・Sは自身が発明した永久運動機関である磁気車輪がスミソニアン学術協会のベアード賞を受賞したことを知ります。
レイトンの死により、家の中で居場所を失いかけていたT・Sは一人の科学者として授賞式に出席するため、単身ワシントンを目指します。

【承】- 天才スピヴェットのあらすじ2

母の日記と大荷物を抱え、T・Sは家を出発し、手始めに貨物列車にこっそり乗り込みます。
途中、ワイオミング州で見つかりそうになりますが、それも運搬中のキャンピングカーの中に隠れて危機を逃れます。やがて列車はネブラスカ州へ。空腹のT・Sは、列車の一時停止時間を利用してホットドッグ屋に向かいます。
すると、警察官が現れ店員に「行方不明の男の子を探している」と伝えます。警察官が持っていた紙にはT・Sの写真が載っていました。幸い、警察官には気づかれませんでしたが、家族が自分を探していることにT・Sは気づきます。
ホットドッグは母が食べるのを禁止していた食べ物で、そのときの母との会話をT・Sはふと思い出しました。公衆電話を見ると、電話して家族を安心させたいという思いもこみ上げてきます。
T・Sはその思いを断ち切って、母の日記を読むことで寂しい気持ちをごまかすことにしました。

【転】- 天才スピヴェットのあらすじ3

日記を読んだT・Sは、レイトンの死で母がすっかり無気力になってしまったことを知ります。日記を読んでいるうちに、列車はシカゴに到着しT・Sは下車します。
途中、警察官に追いかけられ負傷することもありましたが、トラックのヒッチハイクに成功し、いよいよT・Sはスミソニアン学術協会に到着します。
学術協会の次長を前にして、T・Sはすらすらと自身の理論を説明し、自分がベアード賞受賞者であることを証明します。ベアード賞授賞式に出席したT・Sは、協会への感謝の気持ちを述べ磁気車輪の説明をしたのちにレイトンの死に触れました。
レイトンが銃で遊び、自分はその銃の音波を分析すれば、二人で楽しく遊べるだろう、そう思って遊んでいたのに、レイトンが命を落とすきっかけを自分が作ってしまったことを涙ながらに語りました。
最後に、今後も科学に力を尽くしていくと述べたT・Sのスピーチには拍手が鳴りやみませんでした。

【結】- 天才スピヴェットのあらすじ4

一躍有名になったT・Sは、協会の次長によって見世物になりつつありました。
ある日、T・Sが大人気トーク番組に出ると、サプライズで母が登場します。話題がレイトンの死に及ぶと、母は司会者に「子供がいなくなれば世界は止まる」とだけ答え、T・Sを見つめて「あなたは悪くない」と言いました。
そして、子供たちだけで遊ばせて誰もその場にはいなかったその状況が誤っていたと付け加えます。困惑する司会者を後目に、和解した母子は熱いハグを交わし、会場を後にします。
会場を出ると、父も駆けつけており、「お前が無事なのが一番だ」と言ってT・Sを肩に乗せ、家族は再びモンタナに帰還しました。
T・Sの帰郷後、家族には二つ変化点がありました。一つ目は、母が子供を妊娠したこと、そして、二つ目はT・Sが新しい永久運動機関を見つける計画を作ったことです。
映画は最後、赤ん坊が眠るゆりかごを永久機関の試作機が揺らす場面で終わります。

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