「少年と自転車」のネタバレあらすじ結末

少年と自転車の紹介: 父親に捨てられた少年と、偶然出会った女性が傷つきながらも心を交わしていく感動のヒューマンドラマ。2011年のベルギー・仏・伊の合作で、監督はジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ。今作では第64回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、映画祭史上初となる5作品連続での主要部門受賞を樹立した。

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予告動画

少年と自転車の主な出演者

シリル・カトゥル(トマ・ドレ)、サマンサ・プッチオ (セシル・ドゥ・フランス)、ギイ・カトゥル〈シリルの父〉(ジェレミー・レニエ)、書店主(ファブリツオ・ロンジョーネ)、ウェス・デシャン(エゴン・ディ・マテオ)

少年と自転車のネタバレあらすじ

【起】- 少年と自転車のあらすじ1

児童施設で暮らしている11歳のシリルは、一カ月後に迎えにくると言っていた父の言葉を信じ、住んでいた団地の部屋に電話をしますが回線が通じません。父がまだ住んでいると疑わないシリルは、施設に内緒でこっそりと団地を訪ねます。団地の管理人にひと月前に父親は引越したと言われても受け入れられないシリルは、1階に入居する病院に来たフリをして建物の中に潜入しました。
そこへ施設の教師が追いかけてきたため、シリルは病院の中へ逃げ、待合室の患者の女性にしがみつきます。父親から買ってもらった自分の自転車があるはずだとシリルは叫びますが、捕まってしまいました。
翌朝、昨日シリルがしがみついた女性が面会に来ます。彼女は同じ団地内で小さな美容室を経営する独身のサマンサです。シリルの発言を聞いて、売却されていたシリルの自転車を取り返し、届けに来たのです。それでもシリルは、父が自転車を手放したのではなく、盗まれたのだと言い張りました。 この映画を無料で観る

【承】- 少年と自転車のあらすじ2

シリルは何気なくサマンサに、週末だけ里親になってほしいと頼みます。急いでいたサマンサはまた電話すると言い、去って行きました。
シリルは父の行方を探すために、父が利用していたお店に聞き込こみをし、GSで父が貼り紙をしたとの情報を得ます。シリルが確認すると、彼の自転車が売りに出されていたことを知り、ショックを受けました。

シリルはサマンサを当てにしていませんでしたが、彼女は本当に週末だけ里親になってくれました。それなのにシリルは迷惑な行動をとり、サマンサを困らせます。特にサマンサの恋人ジルにはとても反抗的でした。
それでもシリルを思うサマンサは警察から彼の父の住所を聞き出し、会う約束を取付けます。しかし父は約束の時間になっても現れません。二人は父が勤務しているレストランの場所を聞き、早速向かいました。
シリルは父と久しぶりの面会を果たしますが、金を作るまで会いに行けないと告げられます。しかし父は本当は育児をする気はなく、サマンサには「重荷だからあんたに預ける」と言い放ちました。

【転】- 少年と自転車のあらすじ3

シリルに本音を話さない父親に憤慨したサマンサは、自分の口で真実を伝えるように詰め寄ると、父は「もう会いに来るな」と息子を拒絶しました。
帰りの車中でシリルは、頬を掻いて自傷行為に及びます。そんなシリルをサマンサは優しく抱きしめました。

不良に自転車を盗まれたシリルは、犯人を追いかけ彼らのアジト辿りつきました。力づくで交戦したシリルは、リーダーのウェスに闘志を認められます。ウェスは団地でも悪い噂が立っている人物ですが、シリルには親切に接してきました。自分が働く書店での強盗を持ちかけ、シリルを実行犯にさせるためでした。
シリルを探しに来たサマンサとジルは、電話にも出ないうえにウェスと一緒にいた彼を叱責しました。態度の悪いシリルに息巻いたジルは、自分とシリルのどっちを選ぶのかサマンサに迫ると、サマンサは「この子」と断言します。ジルはその場を去りました。
犯行予定の夜。シリルはほんの隙をついて家を抜出そうとします。止めようとしたサマンサに傷を負わせながら、シリルは現場へ飛び出していきました。

【結】- 少年と自転車のあらすじ4

閉店後の書店主を襲ったシリルは窃盗に成功しますが、居合わせた書店主の息子マルタンに顔を見られてしまいます。予定外の事態をウェスに報告したシリルは激高されます。ウェスはシリルに罪を全て擦り付け、彼を置き去りにしました。
シリルは盗んだ金を持ち、父の許を訪れます。金が必要だと父が言っていたからです。しかし父には冷たく追い返され、シリルが帰れる場所はサマンサの家しかありませんでした。
家に戻ったシリルは、ずっと一緒に住みたいとサマンサに告げると、彼女はそれを受入れます。その足で警察に出頭した二人は、やがて被害者と示談となり、サマンサが弁償金を支払うことで和解となりました。

サマンサはシリルの正式な里親となり、二人は交流を深めていきます。
ある時、買い出しに一人で行ったシリルは、書店主とマルタンに遭遇し、シリルを許せないマルタンに襲われました。木に登り逃げたシリルは、マルタンが投げた石で地面に落下します。動かなくなったシリルを見て、マルタンらは救急車を呼ぼうとしますが、サマンサからの携帯の着信音でシリルが目覚めます。シリルは二人を責めることもなく、あっさりとその場を後にし、サマンサが待つ家に自転車を走らせました。

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