「少年H」のネタバレあらすじ結末

少年Hの紹介:2013年公開の日本映画。テレビ朝日開局55周年記念作品で、妹尾河童が自身の少年時代について描き、国民的ベストセラーとなった同名の小説を、実際の夫婦である水谷豊・伊藤蘭が共演した。戦争の中を必死で生き抜く家族の姿を描いた作品。

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予告動画

少年Hの主な出演者

妹尾盛夫(水谷豊)、妹尾敏子(伊藤蘭)、妹尾肇(吉岡竜輝)、妹尾好子(花田優里音)、うどん屋の兄ちゃん(小栗旬)、下山幸吉〔オトコ姉ちゃん〕(早乙女太一)、田森教官(原田泰造)、久角教官(佐々木蔵之介)、吉村さん(國村隼)、柴田さん(岸部一徳)

少年Hのネタバレあらすじ

【起】- 少年Hのあらすじ1

1941年の神戸に、ある家族がいました。
当時の日本には珍しいセーターに、自分の名前「肇(はじめ)」の頭文字を入れたことから「H(エッチ)」と呼ばれるようになった妹尾肇(少年H)は、好奇心と正義感の強い子どもでした。
Hの父・盛夫は洋服の仕立て屋「妹尾洋服店」を営み、母・敏子はその手伝いをしています。Hには2歳年下の妹・好子もいました。
妹尾家ではキリスト教を信仰し、毎週一家総出で教会に通っていました。
ところがある日、宣教師のステープルス先生が母国・アメリカに帰国すると言います。
開戦の日が近付いたための帰国ですが、なぜ帰国するのかというH少年の問いに、先生は答えませんでした。 この映画を無料で観る

【承】- 少年Hのあらすじ2

後日ステープルス先生はHに100階建てのビルの絵葉書を送ってくれます。それを見てHは素直にアメリカの技術に感心しました。
しかし妹尾家の周辺にも、戦争の足音が近づいてきました。
Hは近所のうどん屋の兄ちゃんが口ずさむ歌が好きでした。Hは兄ちゃんに、ある日赤いラベルが貼られたレコードを聞かせてもらいます。
赤いラベルのレコードは普通のものより高級だと知るHは、尊敬の意をこめ「今度から赤盤の兄ちゃんと呼ぶ」と言いますが、兄ちゃんは怖い顔をして怒りました。
後日、その兄ちゃんが警察に逮捕されます。「アカ(反政府主義の人)」だったのです。盛夫はHに、兄ちゃんと親しかったことは内緒にと言い含めます。

【転】- 少年Hのあらすじ3

12月8日、ついに日米が開戦しました。元女形の旅芸人・オトコ姉ちゃんが出征します。
しかしオトコ姉ちゃんは戦地に赴く途中で行方不明となりました。憲兵が探すなか、Hはオトコ姉ちゃんの首つり自殺死体を発見し、ショックを受けます。
翌年4月、戦争は激しくなり、学校にある二宮金次郎の銅像までもが、砲弾作りに「出征」していました。
その頃、Hの父・盛夫がスパイ容疑で連行されます。キリスト教徒ということと、仕事柄外国人と接する機会が多かったこと(盛夫の仕事は「洋」服作りだから)と、Hが持つアメリカからの絵葉書が引き金でした。
盛夫はひと晩拘留され、尋問を受けて指がぼろぼろになっていました。

【結】- 少年Hのあらすじ4

中学生になったHは学校で訓練を受け、妹・好子は疎開し、盛夫は消防隊員に、敏子も町内の隣組班長になります。
1945年3月、神戸を大空襲が襲います。敏子とHは商売道具のミシンを持って逃げますが、火の勢いが強く諦めました。家族は全員無事でしたが、神戸は焼け野原です。
同年8月、終戦を迎えたHは何のための戦争だったのかと思いました。
日本と妹尾家に平和な日々が戻ります。盛夫の顔には生気がなく、また貧乏な暮らしなのに隣人に米を分け与える敏子に不満を抱いたHは、自殺を考えて書き置きを残し線路に寝転がります。
死ねずに戻ったHはミシンを修理する盛夫の顔に明るさを見て、妹尾家は新たな生活をスタートしました。

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