「日本のいちばん長い日(2015年)」のネタバレあらすじ結末

日本のいちばん長い日(2015年)の紹介:2015年8月8日公開の日本映画。混迷極める太平洋戦争末期の日本において国の行く末を模索する人々の姿を描いた、半藤一利のノンフィクション小説を、戦後70年を控えて映画化。

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予告動画

日本のいちばん長い日(2015年)の主な出演者

阿南惟幾〔陸軍大臣〕(役所広司)、昭和天皇(本木雅弘)、鈴木貫太郎〔首相〕(山崎努)、迫水久常〔内閣書記官長〕(堤真一)、畑中健二〔陸軍少佐〕(松坂桃李)、佐々木武雄(松山ケンイチ)、保木玲子(戸田恵梨香)、香淳皇后(池坊由紀)、絹子〔陸軍大臣官邸の女中〕(キムラ緑子)

日本のいちばん長い日(2015年)のネタバレあらすじ

【起】- 日本のいちばん長い日(2015年)のあらすじ1

太平洋戦争末期の昭和20年(1945年)4月、組閣―。
小磯内閣の総辞職を受け、枢密院議長の鈴木貫太郎が内閣総理大臣に任命されました。
当初、鈴木は77歳で老齢であること、耳が遠いこと、軍人は政治に関わらない方がよい(鈴木は海軍出身)ことなどを理由に辞退しましたが、昭和天皇自らが説得します。
昭和天皇は、肝となる陸軍大臣に「アナンはどうか」と仄めかします。阿南は本来は「アナミ」と読みますが、天皇は親しみを込めてアナンという仇名で呼びました。
鈴木は命を受け、組閣します。
しかしその後、ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーが自殺し、5月にドイツ軍が無条件降伏して、日本の戦局は一層不利になります。 この映画を無料で観る

【承】- 日本のいちばん長い日(2015年)のあらすじ2

5月25日の東京大空襲で東京の半分が焦土となり、多数の死者を出しました。
7月27日、ポツダム宣言(無条件降伏)受諾の通告が連合国軍(アメリカ&イギリス&中華民国)からあり、閣僚会議が開かれます。陸軍の阿南は本土決戦を希望しました。
静観、黙殺した日本に対し広島に新型爆弾(原爆)が落とされ、ソ連(ロシア)も参戦し、8月9日の会議中にも長崎原爆投下の一報が入ります。
相手国の攻撃は何でもありの様相を呈し、内閣総辞職を促す声が上がりましたが、鈴木は「この内閣で決着をつける」と宣言し、天皇に聖断を仰ぎました。
御前(天皇臨席)会議で「多くの日本人に生き残って貰いたい」と天皇は戦争終結を決断します。

【転】- 日本のいちばん長い日(2015年)のあらすじ3

終戦の詔書が練られ、翌8月15日正午にラジオ放送を通じて、天皇自ら終戦の詔書を朗読する玉音(ぎょくおん 天皇の肉声)放送の録音も手配されます。
阿南は戦争終結の責任を取って自決の意を固めました。
鈴木は高齢で体調を崩しており、阿南の決意を知りつつも聖断を拝して閣議を動かすことで精一杯です。書記官の迫水は鈴木と閣議を見守ります。
陸軍の若い将校の中には、戦争終結を不服とし本土決戦をという声があります。畑中少佐ら一部の陸軍将校はクーデターの案を作成した連名の文書を手に、阿南に同意を求めますが退けられ、玉音放送を阻止すべく日本放送協会の職員を軟禁しました。
畑中は、近衛師団の森師団長に呼びかけます。

【結】- 日本のいちばん長い日(2015年)のあらすじ4

「明治神宮を参拝した上で決断する」と言った森を「時間稼ぎ」とみなした畑中は銃殺し、師団命令が下ったように見せかけて宮内庁の電話線を切り、宮城(きゅうじょう 皇居)内を制圧しようとしました。しかし早々に看破され鎮圧されます。
放送会館で畑中はラジオ放送を要求しますが、防空警報が出ている間は放送できないと職員が答え、電源を落としました。それでも畑中はマイクに呼びかけます。
阿南は陸相官邸で、戦死した次男・惟晟の写真を見ながら切腹しました。絶命の床の阿南に、妻・綾子が次男の戦友から得た話をします。
畑中は朝、拳銃自殺しました。
正午に玉音放送が流れる中、鈴木は総辞職を考え、天皇も沈思黙考します…。

みんなの感想

ライターの感想

日本が終戦に至るまでの天皇・政治家・軍人・青年将校たちの混沌を、ここまでしっかりと描いた作品はこの作品だけでしょう。特に、陸軍内部の暴発を避けようと努力する一方で、自らの責任を感じて自刃する阿南惟幾には、何とも言えない感情が湧き上がりました。
ある意味、この映画に出てくる全ての人物が、戦争に関わり、そして振り回された人達なのかもしれません。そんなことを考えさせられる、静かな戦争映画だと思いました。
「硫黄島からの手紙」のような銃撃戦のシーンはないので、そのような展開を期待する人には向いていません。また半藤一利氏の原作を読んでおくと、かなり理解が進むと思いました。

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