「普通の人々」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

普通の人々の紹介:平凡な中流階級の家庭がひとつの事件をきっかけに徐々に崩壊して行く様子を丁寧に描いた作品。テーマ曲として流れるパッヘルベルの「カノン」のメロディが印象的。1980年米国。監督:ロバート・レッドフォード。第53回アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞(ティモシー・ハットン)、脚色賞を受賞。

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予告動画

普通の人々の主な出演者

カルビン・ジャレット(ドナルド・サザーランド)、コンラッド・ジャレット(ティモシー・ハットン)、ベス・ジャレット(メアリー・タイラー・ムーア)、タイロン・バーガー医師(ジャド・ハーシュ)、ジェニン・プラット(エリザベス・マクガヴァン)、カレン・アルドリッチ(ダイナ・マノフ)、バック・ジャレット(スコット・ドーブラー)、水泳部のコーチ(M・エメット・ウォルシュ)

普通の人々のネタバレあらすじ

【起】- 普通の人々のあらすじ1

シカゴ郊外に住む弁護士のカルビンは、妻のベスと2人の息子と平凡ながらも幸せな生活を送っていました。
ところがある日息子たちが操縦していたヨットが嵐に遭って転覆し、次男のコンラッドは助かりますが長男のバックは溺死してしまいます。
その後コンラッドは自殺未遂を起こして精神病院に4か月入院し、退院して再び高校に通い始めます。
朝、コンラッドが階下に降りるとベスは彼の好物のフレンチ・トーストを朝食に出しますが、コンラッドが「食欲がない」と言った途端、全部捨ててしまいます。
カルビンは息子を心配して、病院が紹介してくれた精神分析医に通うように勧めます。
コンラッドは学校では授業を受けても上の空、水泳部の練習に出ると競泳のスター選手だった兄を思い出してしまいます。
バーガー医師の診療所を訪れたコンラッドは、「何が問題だ?」と聞かれて「何も。ただ、父を心配させないために自己抑制したい」と答えます。
カルビンは息子が治療を受ける気になったと喜びますが、ベスは精神科にかかる事を恥と思っていました。 この映画を無料で観る

【承】- 普通の人々のあらすじ2

コンラッドは同じ精神病院に入院していたカレンと会います。
カレンは退院後演劇部の部長をして大忙しで、「自分の力で治す」と精神分析医の通院をやめていました。
「病院にいた頃が懐かしくない?」とコンラッドが尋ねると、「あんな所は忘れなきゃ」と言って気まずい雰囲気になります。
コンラッドは両親には告げずに水泳部を退部しますが、後で人づてにそのことを知ったベスは「恥をかかされた」とコンラッドを責めます。
コンラッドが、入院中ベスが一度も見舞いに来なかったことを責めて「入院したのが兄さんなら必ず来た」と言うと、ベスは「バックなら入院なんかしない」と言い返しました。
部屋に駆け込んだコンラッドは「ママは僕を嫌ってる」とカルビンに言います。
ベスは社交的ですが自己中心的で頑固な性格で、昔から快活でスポーツ万能な長男のバックを溺愛してコンラッドにはほとんど関心を示しませんでした。
バックの死後は彼女なりにコンラッドと向き合おうとするのですが、どうしてもうまく距離感が保てず感情的になってしまいます。
そして気が弱く他人と争うのが苦手なカルビンは、いつも妻の意見に流されました。

【転】- 普通の人々のあらすじ3

最初のうちはカウンセリングを無駄だと感じていたコンラッドでしたが、次第にバーガー医師に信頼を寄せるようになり、妻と息子の間で板挟みになったカルビンもバーガーの元を訪れカウンセリングを受けます。
帰宅したカルビンは、ベスにずっと心に引っ掛かっていたことを打ち明けます。
バックの葬式の時にカルビンが青いシャツを着て行こうとすると、ベスが白いシャツにしろと言ったことです。
自分は息子の死に度を失っているのにベスは身なりを気にしている、それが心の隅に残っていた、と。
カルビンはベスにもバーガー医師の診察を受けるよう勧めますが、ベスは「自分の問題は自分で解決する」と拒否します。
夫婦で旅に出て最初は楽しんでいたベスでしたが、カルビンが次の休暇はコンラッドと3人で旅行しようと言うと急に不機嫌になり、激しく言い争った後は不仲のまま帰路に就きます。
コンラッドは合唱部で知り合ったジェニンとデートして、自殺未遂の事を聞かれて真剣にその時の気持ちを話し始めますが、そこへ酔った水泳部の友人たちが来てジェニンを取り囲み、彼らと笑っているジェニンを見たコンラッドは心が冷えて行きます。

【結】- 普通の人々のあらすじ4

カレンに電話をかけたコンラッドは電話に出た親から「カレンは自殺した」と知らされ、打ちのめされてバーガー医師に助けを求めます。
夜中にもかかわらず駆けつけたバーガーに「バックが死んだのは自分のせいだ。カレンも知っていたら助けられたのに」と泣き叫びますが、バーガーは「君のせいではない。彼らの弱さにも責任がある」と諭し、彼がずっと抱えていた思いを吐き出させます。
「間違いを犯した…自分だけ生き残ってしまった」
自分の気持ちと向き合ったコンラッドは、旅行から帰ったベスを「おかえりなさい」と言って抱きしめます。
しかしベスは石のように固まっているだけでした。
その夜更け、ベスはカルビンが独り泣いているのに気付きます。
「君の愛はバックが死んだ時葬られてしまった。君が愛したのはバックだけだ。いや、君自身だけなのかもしれない。僕はもう君が誰なのかわからなくなった」
明け方、ベスは荷物を持って家を出て行き、残されたカルビンとコンラッドは寄り添うように庭に座って語り合いました。

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