「水の中のナイフ」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

水の中のナイフの紹介:1962年製作のポーランド映画。監督・脚本はロマン・ポランスキー。彼のデビュー作品で、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた。日本公開は1965年。

予告動画

水の中のナイフの主な出演者

アンドジェイ(レオン・ニェムチック)、クリスティーナ(ヨランタ・ウメッカ)、青年(ジグムント・マラノウッツ)

水の中のナイフのネタバレあらすじ

【起】- 水の中のナイフのあらすじ1

ワルシャワでスポーツ記者をしている36歳のアンドジェイは、美しい妻クリスティーナと裕福な生活を送っていました。夫婦は倦怠期を迎えていましたが、週末は必ず郊外で過ごし、その日も自家用のプジョーを走らせ湖に向かっていました。
途中、目の前にヒッチハイク風の青年が現れます。不適な態度を見せる青年を車に同乗させ、アンドジェイは興味本位で彼をヨットに誘います。
こうして3人は出帆し、つかの間のバカンスを満喫します。食事の時間になると、青年は愛用の大きなナイフを取り出します。それを見たアンドウェイは、水の上でナイフは必要ないと告げます。しかし青年は目の前を切り拓くときにナイフは必要であると主張し、人生は退屈だと青臭い持論を述べます。

【承】- 水の中のナイフのあらすじ2

凪でヨットが止まり、前に進まないことに苛立つ青年に対して、アンドジェイは流れに身を任せるヨットこそが大人の遊びであると、青年を一笑します。
青年は愛用のナイフを器用に扱い、ヨットの壁に掛けられたまな板に見事打ちつけます。それに対抗したアンドジェイもすかさずナイフを投げつけました。
アンドジェイは妻が青年に親切な姿を見て、次第に彼に過酷な仕事を言いつけるようになります。やがて2人はクリスティーナを間に挟み、事あるごとに互いに張り合います。
早朝、アンドジェイは2人の姿がないことに気付き、嫉妬に駆られて青年のナイフを隠します。激怒した青年はアンドジェイに喰ってかかり、揉み合ううちにナイフが湖の中に落ちます。そして、青年も足を滑らせてヨットから転落します。

【転】- 水の中のナイフのあらすじ3

青年は浮かんでこず、アンドジェイは湖に飛び込んで彼を探しに行きます。しかし青年は溺れた振りをしており、岩場に隠れて夫婦の様子を盗み見ます。アンドジェイとクリスティーナは予想外の展開に動転し、互いを罵り合い幻滅と憎悪でいっぱいになります。
やがてアンドジェイが警察に知らせに泳ぎ去った後、青年は姿を現わします。腹を立てたクリスティーナは彼をビンタし、夫に楯突く青年に向かって、アンドジェイがかつて貧しい学生で、肩身の狭い学生寮で恋も満足にできないまま尽力し、現在の成功を掴んだことを語ります。
立腹していたクリスティーナでしたが、次第に青年の世話を焼き、やがて彼の接吻を受けます。その後、岸に辿り着くまで青年と情事を楽しみます。

【結】- 水の中のナイフのあらすじ4

クリスティーナは青年と別れ、船着場に到着するとアンドジェイが立っていました。彼女は何事もなかったかのように夫を迎え、車の中でガラスの破片に裸足で立った船乗りの話を聞かされます。
アンドジェイは「裸足で甲板を歩く船乗りの足の裏は頑丈だったが、1年間陸に上がっていて足の裏がなまっていたことを忘れて、酒ビンを割りその上でジャンプして血だらけになった」という愚かな話を語ります。自省ともとれる口調で語るアンドジェイを見て、クリスティーナは夫が自らの過ちを認められる1人の大人であることを確認します。
クリスティーナはアンドジェイがいない間に青年に抱かれたことを何食わぬ顔で語り、その後夫婦が再び円満へと向かう場面で、物語は幕を閉じます。

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