「海のふた」のネタバレあらすじ結末

海のふたの紹介:衰退する故郷で、生きる道を探す女性のひと夏の物語を綴った作品。原作はよしもとばななの新聞連載の同名小説。伝説のミュージシャン原マスミの名曲にインスパイアされた作品で、西伊豆の海辺の町が舞台になっている。掲載から10年以上の月日を経て、2015年に待望の映画化となった。

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予告動画

海のふたの主な出演者

まり(菊池亜希子)、はじめ(三根梓)、オサム(小林ユウキチ)、まりのお母さん(天衣織女)、まりのお父さん(鈴木慶一)

海のふたのネタバレあらすじ

【起】- 海のふたのあらすじ1

東京で舞台美術の仕事をしていたまりは、西伊豆の島に帰郷しました。仕事に違和感を覚えたまりは、自分が誇れることはかき氷を嫌いにならなかったことだと自負し、この町でかき氷屋を始めることに決めたのです。まりが戻って早々、酒屋の配達中だった幼馴染のオサムに会ってその想いを告げると、寂れた町での開業にオサムは「馬鹿じゃないの」と一言。
まりは物件を決め、舞台美術で培った技術で内装も一人で手掛け、海が見えるとっておきの店を造りました。
開店直前にして、母の友人の娘はじめをしばらく家で預かることになります。はじめは最愛の祖母を亡くしたうえ、親戚は相続でもめており、家を売却するか否かの最中にいました。はじめは顔にやけどの跡もあり、心に傷を負った少女です。言葉数も少なく、まりの家族ともぎこちないやりとりが続きました。
翌朝はじめが急に泣き出したかと思うと、すぐに泣き止みます。困り顔のまりに、はじめは「発作みたいなもの。竜巻みたいにやってきて去った後はスッキリする」とあっさり…。 この映画を無料で観る

【承】- 海のふたのあらすじ2

二人は少しずつ会話を重ね、海岸に出掛けました。はじめは『海のふた』という曲を口ずさみ、初耳だったまりは興味を示します。はじめはまりに心を開き始め、お店の手伝いをすることになりました。
まりのかき氷のシロップは、サトウキビから作った糖みつ、島名産のみかんを使ったみかん水という彼女がこだわり抜いたもの。さらにエスプレッソを加えた3品のみのメニューでいざ開店しました。しかし田舎の町では予想通り、お客さんは来ません。そこではじめは一人目の客を申し出て、糖みつを食べると、そのおいしさを知ります。やがて小さな女の子が店にやってきますが、「赤いのがいい」と泣きじゃくっていちごのかき氷を諦めていきました。
海に入ったことのないはじめは、海が怖いと言います。火も怖いのかとまりが尋ねると、幼い頃に火事に遭った際は痛さも熱さも感じなかったと答えました。火事の時に祖母が守ってくれたからです。はじめの顔のやけどは、その時のものでした。

【転】- 海のふたのあらすじ3

まりの両親が店に来ます。母までもが「いちごがいい」と駄々をこねましたが、まりのかき氷には絶賛でした。
はじめは生まれて初めてサンゴの欠片を見ました。昔はたくさんいたんだとまりが呟くと、はじめは「これは骨なんだ、悲しい」と嘆きます。
配達中のオサムに会ったまりは、はじめを紹介します。勘の鋭いはじめは、オサムがまりの元彼だったとすぐに気付きました。互いの恋の話になり、はじめは今はアフリカにいる家庭教師と付き合っていることを告白します。貧しい子供たちのために働きたいとの彼の言葉を聞いたとき、だから私のことを好きになったのだと真っ先に思ったと話すはじめに、まりは返す言葉がありませんでした。そして海に入る練習をしたはじめは、知恵熱を出します。
小さな町だから、まりはオサムに度々遭遇します。最近の町の衰退を嘆き、いい思い出ばかり話すまりに、「急に寂れた訳ではない」とオサムは苛立ちました。この時のまりには彼の気持ちが解せませんでした。

【結】- 海のふたのあらすじ4

翌日の夜オサムは、花火を持ってまりの店に来ましたが、花火の途中で早々に帰ってしまいまいました。
勘が働いたはじめは、オサムがさよならを言いに来たのだと感じ、二人がオサムの家に向かうと、酒屋の経営が苦しくなった一家は夜逃げを決めていたのです。まりが必死で抵抗しても、オサムを止めることはできませんでした。
明け方、埠頭で泣くまりにはじめは、まりが描いているイラストをぬいぐるみにして売りたいと言い出します。その言葉で不思議とまりは落ち着きました。
はじめに家の売却が決まった連絡が来ます。まりとの別れを意味するものでした。一人で海に入ったはじめはクラゲに刺され発熱しますが、海にありがとうと伝えられました。そして、海にふたをしめるとはこういうことなのだろうと感じたのです。そしてはじめはアフリカ行きを決意し、島を旅立ちました。
まりはいちごのかき氷を始め、子供も来店するようになりました。店のカウンターには、はじめが作ってくれたぬいぐるみが鎮座しています。

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