「白河夜船」のネタバレあらすじ結末

白河夜船の紹介: 親友の死や不倫の行く末に悩む女性が眠ることで現実逃避するも、精神的に再生していく姿を描いた物語。過去と現実を織り交ぜながら、静穏な映像が綴られる。写真家でもある若木信吾3作目の監督作品。原作者であるよしもとばななが映像化された作品を絶賛し、安藤サクラと井浦新の共演も話題となった。

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白河夜船の主な出演者

寺子(安藤サクラ)、岩永 (井浦新)、しおり (谷村美月)、少女(紅甘)、しおりの元恋人 (高橋義明)

白河夜船のネタバレあらすじ

【起】- 白河夜船のあらすじ1

寺子には親友と恋人がいます。
冬の季節に出会った寺子の恋人岩永には、妻がいました。あまり妻の事を口にしない岩永ですが、妻が1年程前に事故に遭ってから植物状態であることは寺子に打ち明けていました。だからこそ、寺子と会うことができるのだと。
寺子をなるべく働かせずに、ひっそりと一人で部屋にいさせることを岩永は好んでいました。そのために彼は寺子に毎月20万円を振り込み、彼女はそのお金で生活をしています。
岩永からの電話で二人は約束を交わし、橋の上で待ち合わせするのがお決まりでした。

寺子の親友のしおりはいつも笑っていて、とても気のいい女性です。しおりが大学生の頃まで、今の寺子の部屋で一緒に暮らしており、寺子は毎日が楽しくて仕方がありませんでした。寺子にとってしおりは、人生の重みがずっしりと来るとき、それを半分にしてくれる存在なのです。

【承】- 白河夜船のあらすじ2

しおりは大学卒業後、添い寝屋として働いていました。体の関係を持つ訳ではなく、客の隣でただ添い寝するという仕事の話を、寺子はよくしおりから聞いていました。
しおりは寺子と岩永には仲良しでいてほしいと願っています。但し、寺子を自分のものだと思うと立場が不利になる岩永を、真っ暗闇の中にいて「無」の人間なのだと、しおりは感じていました。
ある時しおりは睡眠薬を大量に飲んで自ら命を落としました。仕事用の天蓋付きの豪華なベッドではなく、自分の部屋のシングルベッドで、独り…。親友の突然の死に衝撃を受けた寺子は、しおりが自殺した理由もわからず、また岩永との関係にも不安が払拭できず、とにかく眠るようになりました。仕事もせず部屋でひたすらに眠っては、岩永からの着信で目を覚ますのです。そんな生活が日々流れていきました。

【転】- 白河夜船のあらすじ3

寺子が深く眠っていたある日、岩永からの電話が鳴っても目が覚めませんでした。何度目かのコールで起きた寺子は、今まで彼の着信で目覚めなかったことは一度もなかったのに…と自分に苛立ちます。寺子の情緒は不安定でした。
その夜いつものように岩永と情事を重ねた寺子は、奥さんが私を知ったら怒るのかと岩永に呟きます。「怒らないよ。そんな人じゃない。」と穏やかに岩永は返しました。
そのまま眠りについた寺子は、しおりの夢を見ました。楽しかった夢から目が覚め、悲しい気持ちになった寺子は泣きだします。岩永は取り乱す寺子を、来週は花火大会へ行こうと慰めました。寺子は、“影のようにその人の隣に眠っていると、影を吸い取るように心を写しとってしまう”というしおりの言葉を思い出しました。そして岩永の隣にいる自分が、その意味を理解し始めたことで、心労が増していったのです。
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【結】- 白河夜船のあらすじ4

部屋に戻った寺子は岩永の妻の呪いを感じ、地団駄を踏んでも落ち着かず、再び逃げるように眠りにつきました。
鬱屈とした寺子は、しおりとよく出かけた公園に行きベンチでも微睡みます。すると見知らぬ少女が声をかけてきました。寺子を案じたその少女は、「今すぐ駅に行きなさい。求人雑誌を買って、短期間でいいからアルバイトをしなさい。あなたが私のせいで疲れているような気がして、ごめんなさい。」と言いました。初めは唖然とする寺子でしたが、それが岩永の妻の幻だと気付きます。
少女の言葉で覚醒した寺子は、朝7時に目覚ましをかけバイトへ出かけました。そして貰った給料袋を見ては、笑みが止まりません。元気をとり戻していく寺子を受話器越しに感じた岩永は、どこか淋しげでした。
寺子と岩永は花火大会に行きました。ちょっとだけでも見えればいいと寺子が言うので、ビルとビルの間から見える欠けた花火を二人は観ていました。

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