「百円の恋」のネタバレあらすじ結末

百円の恋の紹介:引きこもりの女性とボクサー生命が終わった男性。二人の挫折と再生を描いた骨太な人間ドラマで、恋の物語。
脚本賞「松田優作賞」の第一回グランプリ作品『百円の恋』を映画化。第88回アカデミー外国語映画賞の日本代表に選ばれた他、第39回日本アカデミー賞では安藤サクラが最優秀主演女優賞、新井浩文が優秀助演男優賞を受賞するなど、多数の賞を獲得した。

予告動画

百円の恋の主な出演者

斎藤一子(安藤サクラ)、狩野祐二(新井浩文)、斎藤孝夫(伊藤洋三郎)、斎藤二三子(早織)、斎藤佳子(稲川実代子)、野間明(坂田聡)、佐田和弘(沖田裕樹)、岡野淳〈店長〉(宇野祥平)

百円の恋のネタバレあらすじ

【起】- 百円の恋のあらすじ1

32歳の一子は働かず、実家でだらしない生活をしています。母が営む弁当屋を手伝うこともなく、妹の二三子が出戻ってからは、甥とボクシングゲームに明け暮れていました。母は娘に甘く父も頼りないため、一子は堕落し続け、見た目も精神も荒んでいました。
一子はいつも夜中に出掛ける百円コンビニの帰り道、ボクシングジムで懸命に練習する狩野を見かけ妙に気になり、それ以来ジムの前をよく通るようになりました。
ある朝、一子は仲の悪い二三子と激しくやり合います。堪忍袋の尾が切れた母に出て行けと言われた一子は、貰った軍資金で一人暮らしをすることになりました。
一子は通っていた百円コンビニで深夜帯のバイトを始めます。しかしその店は、バツイチ・セクハラ男の店員野間、廃棄弁当を漁りにくる元店員の敏子、職員を見下した本部社員の佐田など、問題のある人間ばかりでした。
ある日狩野が買い物に来ます。彼はいつもバナナだけ買うので、店ではバナナマンと呼ばれていました。狩野がバナナを置いて行ったため、一子がジムへ届けると、突然狩野にデートに誘われます。

【承】- 百円の恋のあらすじ2

一子は自分なりにお洒落をしてデートに出かけました。何故自分を誘ったのか一子が問うと、狩野の返事は「断られなさそうだったから」…。狩野は全く愛想もなく、デートは盛り上がりませんでした。
店では店長が鬱病で退職したうえに、野間にしつこくされながらも一子はバイトを続けていました。しばらくして狩野が久しぶりに来店し、代金の代わりに自分の引退試合のチケットを置いていきました。そのとき一緒に勤務していた野間と共に、一子は試合を観戦しに行きます。狩野は試合に負けてしまったものの、一子はボクシングの迫力や、試合後に互いを称え合う姿に魅力を感じました。
試合後に3人は食事に行きました。一子が席を外した際、彼女が自分に惚れていると野間が嘘をつき、それを信じた狩野は一人帰ってしまいます。
残された一子は、野間に強引にホテルに連れ込まれます。初めてだと告白し必死で抵抗する一子ですが、強姦されました。
その後出勤すると、野間が店の金を盗んでいたことが判明します。端から逃げるつもりでいたのでした。

【転】- 百円の恋のあらすじ3

激しくショックを受けた一子ですが、気を取り直し、ボクシングを始めます。プロテストを受けたいと望む一子ですが、受験資格は32歳が期限です。ジムの会長は一子の声に耳を貸しませんでした。
狩野が再び来店し、レジで嘔吐します。佐田は外のゴミ捨て場に雨の中狩野を放置しました。仕事明けの一子が、風邪を引いた狩野を自分の部屋で看病すると、今度は一子が狩野から風邪が伝染り、仕事から帰ると同時に倒れこみます。狩野は帰らずにまだ部屋にいました。次は彼が看病をし、二人は初めて関係を持ちました。
二人の恋は少しずつ進展していきましたが、狩野は豆腐の移動販売の仕事を見つけると、同僚の女性に気移りし、一子の部屋を出て行きました。
捨てられた空しさも手伝い、一子はどんどんボクシングが上達していきます。会長に反対されるも、プロテストを受験すると一発合格し、試合も決まります。初めて夢中になれるものを見つけたのです。一方仕事では、佐田の態度に腹を立て彼を殴り、店を去りました。

【結】- 百円の恋のあらすじ4

母が骨折したため、一子は実家の弁当屋を手伝うことになり、偶然来店した狩野と再会します。彼女に振られ仕事も変えた狩野に一子は、試合を見に来てほしいと伝えました。
一子は猛練習を積み、ハサミで髪をバッサリと切り、試合を迎えます。一子は自分が百円程度の女と感じ、選んだ入場曲は、百円コンビニのテーマソングでした。
強敵相手に一子のパンチはなかなか入らず、何度もダウンを取られるも、立ち上がります。一子はようやく得意の左を決めますが、パンチを返されリングに倒れました。一子の脳裏に辛かった日々が走馬灯のように流れ、意識を失いかけますが、応援に来た狩野や二三子の声で目を覚まします。しかし結果はKO負けでした。一子はふら付きながら、対戦相手と憧れの抱擁をしました。
一子が会場を出ると狩野が待っていました。勝ちたかったと泣きじゃくる一子に、いつもは連れない狩野が、「飯でも食いに行くか」と優しく彼女の手を引きました。

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