「私たちのハァハァ」のネタバレあらすじ結末

私たちのハァハァの紹介:北九州市の女子高生4人組。高校最後の夏休みに自転車で1000キロ離れた東京を目指すことに…。青春真っ只中のロードムービー。
今作に出演そして音楽も担当した人気バンド・クリープハイプと度々タッグを組んで作品を製作してきた松居大悟監督のオリジナルストーリー。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015にて大作を抑えて2冠達成、第7回TAMA映画賞最優秀監督賞を受賞するなど、国際映画祭にも出品された。

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予告動画

私たちのハァハァの主な出演者

一ノ瀬(井上苑子)、さっつん(大関れいか)、チエ(真山朔)、文子(三浦透子)、クリープハイプ(クリープハイプ)、三奈子(中村映里子)、ササキ(池松壮亮)

私たちのハァハァのネタバレあらすじ

【起】- 私たちのハァハァのあらすじ1

北九州市の高校に通う一ノ瀬、チエ、さっつん、文子の仲良し4人組。彼女たちは人気ロックバンド・クリープハイプ(通称:クリープ)の大ファンで、福岡のライブに参加したばかり。純粋な彼女たちは、出待ちをした際メンバーから「東京にも来てください」と声を掛けられたことを真に受け、東京へ必ず行くと意気込んでいました。
ある夜、一之瀬が親と喧嘩し、バイトも辞めて家出を決行しようとします。これをきっかけに4人は渋谷のライブ会場へ自転車で向かおうと団結しました。集まった4人は、東京まで自転車で楽勝で行けるというネットの情報を鵜呑みにし、上京を決意します。セーラー服のスカーフを学校へ投げ飛ばして誓いを立て、制服姿のまま自転車で北九州市を出発します。高校最後の夏休みの夜のことでした。

途中で雨が降ってきても4人は合羽を着て、自転車を進めました。やがて関門トンネルの入り口までやってくると、「どこまで行く気?」とチエが言い出します。彼女は本気で東京まで行くとは思っていなかったのです。しかし他の3人の意思が固かったのでチエは根負けし、再び4人で自転車を漕ぎ続け、本州・山口に突入しました。見知らぬ場所で夜明けを迎えた4人は、海岸で遊んだあとTシャツに着替えて、東へと向かい走り出しました。 この映画を無料で観る

【承】- 私たちのハァハァのあらすじ2

広島に突入した4人は、クリープもライブしたことがあるライブハウスを訪ねます。クリープが来たというその事実だけで、胸躍る4人なのでした。
夜はライブハウスの近くで野宿することにしますが、特にクリープに心酔している文子は3日後にまたメンバーに会えると思って胸が高まり、恋人のいるさっつんは彼に電話したりと、誰もなかなか寝付くことができません。気持ちはもう北九州には帰らないという一之瀬は、卒業後に上京すると決めていました。音楽活動している彼女は、眠れない仲間たちに背負ってきたギターでクリープの曲を聴かせ、広島の夜が更けいきます。4人はチエを中心に自分たちの行動を逐一ツイッターにアップしていました。予想よりも彼女たちの状況は拡散しているとはまだ気付いていませんでした。
翌朝気合を入れて出発した4人ですが、徐々に体力が奪われていきます。力尽きた4人は結局ヒッチハイクで自転車ごと軽トラに乗せてもらい、次の車に乗せて貰った時には既に自転車は手放していました。

岡山に着き、今度は神戸まで乗せてくれる車を探しますが、夜も遅く雨も降って来たために簡単には見つかりません。4人はたまたま車を停めた青年・ササキに話しかけ、無理を言って彼の軽自動車に乗せてもらいます。ササキのカーステレオでは他のバンドの曲が流れていて、浮気はできないからクリープをかけてほしいと乞う程に文子はクリープに傾倒していました。
明け方サービスエリアで休憩すると、さっつんは外で彼に電話をかけていて、喫煙所でササキと2人きりになりました。4人の行動は危ないので気を付けろとササキに指摘されると、「大丈夫っす」と軽く流すさっつんは彼にキスされました。経験済みのさっつんは抵抗もせず、他の子にはするなと忠告します。その様子を一ノ瀬と文子が寝ている車内から、動画を撮影していたチエが怪訝な顔で見ていました。その後神戸に到着し、ササキと別れます。

【転】- 私たちのハァハァのあらすじ3

4人は渋谷のライブチケットを買うため、三奈子という女性と会います。4人から東京へ行く金がないと聞いた三奈子は、自身が働くキャバクラに彼女たちを連れて行きました。年をごまかしバイトすることになりますが、選ばれたのは美人な一ノ瀬とチエだけでした。選ばれなかった2人はふてくされます。貰ったバイト代でクラブへ行った4人は、DJの三奈子がかけたクリープの曲で盛りあがりました。その夜は三奈子の部屋に泊めて貰い、4人で一つのベッドで寝ました。

次の日三奈子の部屋を出ますが、夜行バスの資金もないためバイトを探します。しかし簡単に見つかるはずもありません。4人は再び車に乗せてもらうよう土下座姿をツイッターにアップしました。彼女たちに焦りと疲れが出始め、互いを責め合うようになります。
ツイッターにキャバクラで働いた情報なども載せていたため、知らない間に悪口が拡散していました。更にチエがクリープのボーカル・尾崎のアカウントに“助けて”とリツイートしたことが判明します。尾崎に迷惑がかかると怒った文子は、尾崎のアカウントをフォローしていること自体がマナー違反だと呆れました。興奮してみんなに当り散らす文子に、クリープは遠い存在であることを理解しているのかとチエは嗜め、更にもともとクリープのファンでもなかったと激白しました。怒りが収まらない文子は独りで行くと言って去ってしまいます。
みんなをまとめてきた一ノ瀬は、渋谷のライブのために辞めたバイト先から、給料が振込まれていることを申し出ました。文子も呼び戻し、一ノ瀬の資金で4人は東京駅行の高速バスに乗込みます。
静かな車内で騒げない4人は、SNSを使って会話を始めます。いよいよクリープに会えるのかと思うと気持ちが高揚し“ハァハァ”とメッセージを打ちあいました。しかし財布には、東京駅から渋谷駅までの電車賃さえ残っていないという事実に気付きます…。

【結】- 私たちのハァハァのあらすじ4

9時間乗車し、バスは東京駅へ到着します。急ぐ4人は渋谷へ向かって走り出しますが、開演には間に合わない時間になっていました。ライブに途中から入れないという文子は、みんなで行ってきてと落胆します。そんな文子を置いていくこともできないので、4人はトボトボと東京の街を歩きました。

ライブの終演間際に会場へ着いた4人は、慌てて中へ入ります。ホールの場所も分からずひたすらに突っ走ると、間違えて舞台袖に辿り着いてしまいます。これまで健全なファンとして異様なくらいマナーにうるさかった文子ですが、メンバーを目の前にすると興奮が抑えられず思わず舞台に乗込んでしまいます。あとの3人も続き会場は騒然となり、4人は警備スタッフに締めだされました。
力が抜けてロビーで座り込んでいた4人の前に、ライブに来ていた三奈子が現れます。トラブルの言い訳する4人に三奈子は「ショックだった。若いもんね…。」と呆れたように言い放ち、半券を回収して去りました。

夜が更けてもチエはカメラを回していました。これを切ったら終わりになる気がして…と。4人の中で一番親がゆるいというさっつんが家へ電話しお金を振込むよう頼むと、既に他の3人の親にも彼女たちの行動が知られていました。その夜はそのまま渋谷で野宿します。
翌日お金が振り込まれると、反省の様子の文子は鈍行で帰ると謙虚な態度です。一方の一ノ瀬は東京に数日残ると話しました。
4人は再びセーラー服に着替え、渋谷の街を走り出します。スクランブル交差点まで駆け抜けると、交差点の真ん中で笑い合いました。

みんなの感想

ライターの感想

黄色く甲高い声、「ヤバイ」の連呼。青春が遥か彼方にある自分には、世代の差を感じるばかり(笑)。“ハァハァ”も自転車を漕ぐ呼吸のことかと思ったら、ネット用語だったとは。初めて知りました。
生活はスマホ中心に動いているし、聴く音楽も違うけれども、若さ故の無謀さやほとばしる情熱はいつの時代も変わらない!そう思わせてくれました。青春の思い出が蘇るようです。

様々なアングルから撮影していたり、手ブレ満載のハンディカメラの映像も多用されていました。それらは4人の珍道中ぶりを助長させる演出なのだと思います。新鮮でした。しかし観終わったあとに軽い眩暈が…。三半規管が弱い方はご注意ください。

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