「紙屋悦子の青春」のネタバレあらすじ結末

ヒューマンドラマ

紙屋悦子の青春の紹介:2006年公開の日本映画。『父と暮せば』などの名匠、黒木和雄の遺作となった人間ドラマ。敗色濃厚な第2次大戦末期を背景に、男女3人の出会いと痛切な別れの物語を情感豊かに描き出す。

予告動画

紙屋悦子の青春の主な出演者

紙屋悦子(原田知世)、永与少尉(永瀬正敏)、明石少尉(松岡俊介)、紙屋ふさ(本上まなみ)、紙屋安忠(小林薫)、渋谷(和田周)、配達人(門田一雄)、看護師(西山麻矢)

紙屋悦子の青春のネタバレあらすじ

【起】- 紙屋悦子の青春のあらすじ1

昭和20年。第二次世界大戦末期の日本は、敗戦の色合いが濃く、国民の暮らしは質素でつつましやかなものでした。
紙屋悦子は、鹿児島米ノ津町で兄・安忠と妻・ふさとともに3人で暮らしています。ふさは悦子と親友だった女性で、兄・安忠のところへ嫁入りしてきました。悦子はまだ結婚していません。
3月30日。
兄・安忠が悦子に見合い話を持ち込みました。
悦子は口には出しませんが、兄・安忠の後輩にあたる、海軍航空隊の明石少尉のことが好きでした。
しかし今回持ち込まれた縁談相手は明石少尉の親友・永与少尉で、明石少尉の口添えがありました。それを知って悦子は少なからずショックを受けます。

【承】- 紙屋悦子の青春のあらすじ2

本当は明石も悦子のことが好きでした。しかし明石は航空隊に所属し、いつ出撃するか分からない身です。
悦子を未亡人にさせたくないと考えた明石は、自分よりは戦死する可能性の低い、整備工の永与に悦子を託したいと考えたのでした。
しかし明石のそんな思いを悦子は知りません。
縁談は翌日3月31日です。しかも兄・安忠が悦子に縁談の話をした直後、郵便が届き、特殊技工の安忠は熊本の工場へ徴用されることが決まりました。妻・ふさも同行します。
迎えた縁談当日、悦子はひとりで自宅で見合いをすることになりました。
明石と永与が13時に訪問しますが、紙屋宅は無人で、2人は家に上がって待ちます。

【転】- 紙屋悦子の青春のあらすじ3

永与は以前会った際、悦子にひとめぼれしていました。それを知る明石は、永与に会話が続くよう「趣味を訊け」「(悦子は)女学校を出ているから読書や映画のことを話題にしろ」とアドバイスします。
悦子が戻ってきました。縁談の時間を15時からと聞いていた悦子は、裏で畑作業をしていました。
悦子の登場であがってしまった永与は、気の利いた会話ができません。また明石の目論みも外れ、悦子は女学校は出ていますが、読書や映画に興味を持たない女性でした。
会話が途切れてしまうのを、庭の桜の木を話題にして必死で明石がフォローします。
その明石も便所に立つ振りをして席を立って帰り、永与と悦子を2人きりにします。

【結】- 紙屋悦子の青春のあらすじ4

2人はおはぎの話や永与の故郷・長崎の魚の話題で打ち解けました…。
特攻隊に志願した明石が出征前夜、挨拶に来ます。最後の別れに、悦子は涙を流しました。
数日後、永与が明石の戦死を知らせに来ます。手紙を受け取りつつ封を切らずに握りしめて泣く悦子は、これ以上別れを経験したくないと思います。
勤務地が変わると告げる永与に対し、永与を好ましく感じるようになった悦子は「迎えに来てください」と告げました。それは縁談に応じるという意味でした。
…現在。
永与と悦子は結婚をし、ずっと連れ添っています。
病気で入院する永与を見舞いに来た悦子は、2人で屋上にあがり、空を見ながらとりとめのない話をするのでした。

みんなの感想

映画の感想を投稿する

映画「紙屋悦子の青春」の商品はこちら