「道(La Strada)」のネタバレあらすじ結末

道の紹介:イタリア映画の代表作と呼ばれる、フェデリコ・フェリーニ監督の不朽の名作。旅芸人ザンパノと金で買われた女ジェルソミーナの物語。1956年のアカデミー賞外国語賞受賞。フィギュアスケートの高橋大輔選手がバンクーバー五輪のフリーの演技で今映画の楽曲を使用し、銅メダルに輝いた。

道(La Strada)の主な出演者

ザンパノ(アンソニー・クイン)、ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)、イル・マット(リチャード・ベースハート)

道(La Strada)のネタバレあらすじ

【起】- 道(La Strada)のあらすじ1

イタリアの旅芸人のザンパノは、古びたオート三輪で各地を回っています。芸の助手を得るため、貧しい家庭に暮らすジェルソミーナをはした金で買おうとしていました。
ジェルソミーナの姉ローズもかつてザンパノに買われていきましたが、亡くなってしまい遺体もどこにあるか分からない状態です。ジェルソミーナは軽く知的障害があり、仕事には就けず、母は口減らしをしたいと思っています。ジェルソミーナは悩みましたが、家族のためにザンパノと共に旅回りすることを決めました。
いざ二人での生活が始まりましたが、ザンパノの口調はいつも荒く、ジェルソミーナはまるで奴隷のような扱いを受けていました。
なかなか芸を覚えられず、料理も出来ないジェルソミーナ…。それでも純粋な彼女は横暴なザンパノにも従順で、少しずつ芸を身に付けていきました。

【承】- 道(La Strada)のあらすじ2

ザンパノの勝手さは収まることを知らず、旅先で気に入った女性を見かければ、ジェルソミーナを放り出し、夜の帳に消えていくこともありました。
誰とでも寝るのかというジェルソミーナの問いかけにも、悪びれることもなく威張り散らします。そんなザンパノに呆れながらも、ジェルソミーナは芸を演じることの楽しさを知り、ラッパを吹きたいと願います。しかしザンパノは頑なにラッパの指導を拒み続けました。
いよいよザンパノに嫌気がさしたジェルソミーナは、彼の元から逃げ出します。彷徨った先で見かけたのは、行進する楽隊や宗教行列、綱渡り芸など、故郷しか知らなかったジェルソミーナにはとても新鮮で、目を奪われました。
しかし楽しい時間はあっという間で、ザンパノに見つかってしまい、無理矢理オート三輪に連れ戻されました。

【転】- 道(La Strada)のあらすじ3

その後合流したサーカス団の一員に、ジェルソミーナが見とれた綱渡りのイル・マットがいました。彼女は喜びますが、彼とザンパノは旧知の間柄で、且つ犬猿の仲でした。
ジェルソミーナはイル・マットの弾くバイオリンの音色に魅かれますが、ザンパノは徹底的に嫌がります。その様子を見た座長やイル・マットは、芸は肥やしだと言いザンパノの留守中にジェルソミーナにラッパを教えました。
しかしこの事に激怒したザンパノは、イル・マットと揉みあいになり、二人は警察に連行されてしまいます。呆れた一座は、二人を置いて団を移動させることを決め、ジェルソミーナを誘いました。
迷うジェルソミーナの元へ先に釈放されたイル・マットがやってきます。そしてジェルソミーナに、「お前だって役に立つ。あの男と一緒にいられるのはお前しかいない」と励ました。その言葉でジェルソミーナはザンパノと生きていくことを決意し、人生に活路を見出したのです。

【結】- 道(La Strada)のあらすじ4

再び旅を始めたザンパノとジェルソミーナは、移動の途中で車を修理中のイル・マットに遭遇します。
ザンパノは仕返しばかりとイル・マットを殴ったところ、打ち所が悪く彼は死んでしまいました。ザンパノはイル・マットの亡骸を自動車事故に見立て逃げました。
ショックを受けたジェルソミーナは徐々に気が狂い始め、譫言を呟き泣き続けます。ザンパノは自分の手に負えなくなったジェルソミーナをラッパと共に、極寒の野外に置き去りしました。
それから数年後。ザンパノは、訪れた町で聴き馴染みのある旋律を耳にします。それはジェルソミーナがラッパで奏でていたメロディでした。ザンパノはその曲を歌っていた女性に訪ねると、ジェルソミーナを海で助けたが、精神を病んだまま数年前に亡くなったと聞かされます。
ザンパノはジェルソミーナの存在の大きさや己の罪の重さに苛まれ、彼女が助けられたという夜の海で啼泣しました。

みんなの感想

  • トリプルアクセル君さんの感想

    さっきフィギュアの試合みて思った。
    明るい感じで滑ってるけど、映画自体は悲しい話なんですよね。道化師の場面は明るいけど、、、
    映画は白黒で色わからないから、スケートの衣装見て、ジェルソミーナがこんな格好してたのかと思えておもしろいです。
    確かにこの映画の曲きくと高橋大輔のメダル思い出して泣けてくる。

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